日本ボーイスカウト連盟加入者(スカウト)の減少が恐ろしい勢いで進行しています。
連盟がけっしてグラフ化しない、加盟員(指導者)、スカウトの人数の推移をグラフにしてみればはっきりわかります。
敢えてグラフはHPに載せない方針なのですが、朝日新聞の記事に簡単なグラフがありました。
今の減少スピードのままだと、だいたい2030年にはスカウト人数が0になってしまうというのがわかると思います。
私の分析では数字だけの予測では2026年にスカウトは0になります。
でも、それはあくまでグラフ上の話で、もっと前の段階で組織解散の時がくるはずです。
私の予測では2017年ごろに、加盟員とスカウトの人数割合が逆転してしまう、子供より大人のほうが多い状態になります。
そうなってしまうと大人の事情ですが団運営が赤字状態となり、他の団との合併ができない団が次々に倒れていくでしょう。
つまりそのターニングポイントから崩壊が更に加速すると予測します。加速が始まって気付いた時はときすでに遅しでしょう。
今はまだ、子供のほうがかろうじて多いために、団は赤字だ赤字だといいながら解散せずにいられるだけです。
また、最小構成人数が確保できない団に対しては、連盟から合併を検討させる方針が出ている県もあります。

減少が始まった1985年以降の人数のデータは、こちらの資料(ストップ ザ BS崩壊!)で分析されていますが、
なぜかグラフにはなっていません。一目瞭然を避けたのか?
それとも見える化することを思いつかなかったのか?どちらにしても、隠蔽体質、無知、ということになりますが。

また、最近の推移データ(p26参照)とグラフは文部省が公開していますが、予想通り、日本連盟が作成する資料(p7参照)には、
この一目瞭然のグラフはでてきません。
グラフの代わりに青年100人当たりのボーイスカウト会員数という指数を突然、定義し、かなり微妙な0.6~0.8 の数値に置き換えています。
少子化で全体のパイが縮小傾向にあることを考慮する必要があるとでもいいだけな指数ですが、
文部省の資料によれば、ピーク時(S51)の青年人口と比較するとパイの大きさは7割程度に縮小しただけです。
それに対し、h23のボーイスカウト数はピーク時(S58)の36%となっています。減少のスピードがまるで違います。
ボーイスカウトが激減している事実は明らかなんですが、隠蔽しようとしているとしか考えられません。
日本連盟、県連盟の資料を見ると、スカウト減少は少子化が第一の原因であるかのような記述が多く、閉口してしまいます。
極めつけは、H25事業計画に掲載されているスカウト数の目標値が現実(グラフ)をまったく無視している値ばかりで、笑えます。
30年間猛烈に減少している状況に対して、単年で増加に転じる目標を立てるんだそうですよ。
こんな意味のない数値や理想(妄想)ばかりで議論をしている連盟が、問題を改善できるとは到底思えません。
文部省も、よくもまぁこんないい加減な団体に多額の補助金を出してますよね。
あと数年で崩壊する団体に多額の補助金を出すなんて、税金の無駄です。

連盟は今後もいいかげんな滅茶苦茶なスカウト増加目標を立てていくでしょうが、雪崩れ式に団が崩壊していくときが来るはずです。
実は資金の話なら連盟がせっせと貯め込んでいる10億を正しく活用すればいいんですけどね。
そんな考えはおじさんたちはまったくないでしょう。連盟の金は、一体誰のためのもの?













Comments