little by little 

VEPTR COM JAPAN 

先天性側弯症.特発性側弯症&側わん症考察〜


〜 先天性側弯症治療手術 〜 VEPTRの国内導入を願って

<整体と医学のはざまを追加> 

  < 更新日 2008年11月25日 >      HPの名前をVEPTR COM JAPAN_としました 

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VEPTR とは

ブログ「step by step 先天性側弯症治療手術 VEPTRの国内導入を願って」とリンクしています。ブログの説明をさらに補完拡充していく為にHPを立ち上げました。 2007年2月現在、VEPTRは国内未認可状態です。側弯症を治療するVEPTRを日本の患者さんが使用できる日をめざして、VEPTR情報を発信していきます。

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 VEPTR ....ベプター と呼ばれています.....について説明してみますね。
ちょっと専門用語が多いかもしれませんが、でも、私はできるだけ医学の専門性を維持して、正確な情報を皆さんに提供したいと思いますので、我慢して下さい。医学に関する情報の発信は、興味本位ではなく、真摯に、科学性を持ち、そして倫理と、患者の立場にたったものでなければならないと思っています。            

 VEPTRは、生後6ヶ月以上の骨格が未成熟な乳幼児・児童における胸郭不全症候群 (Thoracic Insufficiency Syndrome:TIS)を適応とします。胸郭不全症候群とは、脊椎、肋骨、胸骨から構成される胸郭が正常な呼吸や肺の成長を支持てきない病態と定義づけられ、遺伝性疾患であるジュヌ症候群や先天性側弯症等、さまざまな疾患名で診断がなされていますが、TIS患者に共通するのは、胸郭を含む脊椎の強度の変形または肋骨癒合がみられ、そのために内部にある肺の成長を阻害している、もしくは将来的に阻害する可能性がある状態です。TIS患者において胸郭変形の進行を止めることができない場合は、やがて呼吸困難が生じ、放置すればその生命維持を人工呼吸器に依存することとなり、最終的には死亡に至ります。すなわち、TISは肺呼吸という生命維持に直結する機能を阻害する病態であるといえます。
現状においては、TIS患者に対して呼吸困難や呼吸障害がおきたときに人工呼吸器等の補助呼吸が行われていますが、これは当然のことですが根治療法ではなく対症療法にすぎません。日本で行われている積極療法としては、外科的治療法として側弯症用インストゥルメンテーションで変形した脊椎の矯正固定術があります。でも、この脊椎固定術では変形の進行をとどめるために脊椎自体を骨癒合するという処置をするため、成長期にある患者においてはやはり一時的な処置でしかありえません。
VEPTRは、変形した胸郭に対し体軸方向に取り付けることによって、胸郭を伸長または拡張させ、内部にある肺が成長および機能できる状態にする機器ですが、最大の特徴は、患者の成長に合わせて機器の延長が可能であることです。TIS患者専用に開発されたVEPTRは、個々の患者の解剖学的条件に応じてその形状を組み合わせることができることはもちろん、固定術とは異なり脊椎自体を骨癒合させることなく、胸郭と脊椎の変形を矯正することが可能です。また、一度埋植した本品は、ごくわずかな皮切のみで成長に応じて延長させることが可能ですので、その侵襲性は低く、患者にかかる負担は小さくなります。

 VEPTRの最大の使用価値は、これまで根治療法の存在しなかった致死的な胸郭不全症候群に対して、生命に直結する肺呼吸障害というリスクを低減させ、その生命維持を可能とする治療方法を提供できるという点です。また、胸郭の変形を矯正することで患者のQOLを改善し、障害を持ちながらもその児なりによりよい人生を得られるチャンスを提供できることもその使用価値のひとつです。