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IBM and Linden Lab Interoperability Announcement

Original Title : IBM and Linden Lab Interoperability Announcement
Original Posted : Tuesday, July 8th, 2008 at 12:01 AM by: Hamilton Linden


Second Life、さらにはバーチャルワールド界全般について記念すべき日となりました。IBMとLinden Labは、2社合同のリサーチチームによって、別バーチャルワールド間での転送の初の成功例として、Second LifeのPreview GridとOpenSimサーバ間でのアバターのTeleportに成功したことをお知らせします。これは異なるバーチャルワールド間を行き来するという、2007年9月にArchitecture Working Groupを結成して我々が進めてきたことの重要な第一歩です。まだまだ行程は緒についたばかりであり、興奮の真っ只中ではありますが、この成功によって我々が進めてきたことの意義を確かめ-かつ、これから何をすべきか-を明らかにするべきであると考えます。

問:IBMとLinden Labは何を成し遂げたのですか?

IBMとLinden LabからなるリサーチチームはSecond Life Preview GridとOpenSimサーバ間でのアバターのTeleportに成功しました。

問:何が特別なのですか?

一つのバーチャルワールドから別のバーチャルワールドへの移動に成功した初めての例であり、バーチャルワールド業界全体に関わりのある出来事なのです。名前が示すとおりこのプロジェクトが利用しているOpen Grid Protocolはバーチャルワールド間の相互利用を可能にします。この体験によって、Second Lifeが他のバーチャルワールドへというだけでなく、(Second Life以外の)バーチャルワールド間での接続も可能になる技術への第一歩なのです。Open Grid Protocolを利用した相互利用では、現在のweb機構のように、バーチャルワールドからバーチャルワールドへ気軽に移動することができるのです。

問:実験の記録Videoはありますか?

下記のURLに用意いたしました。

Across the Metaverse (MP4)

Across the Metaverse (MP4/高画質版)

[補足] YouTube版

問:その他のバーチャルワールドからも独自調査目的で参加できますか?

7月よりLinden LabはOpen Grid Public Betaとして、Open Grid Protocolに準拠したSecond Life の Preview Gridを用意する予定です。Open Grid Public Betaの第1段階は、OpenSimサーバとSecond Lifeとの相互利用を試したい開発者向けのものとなるでしょう。IBMはOpenSimソースをOpen Grid Protocolに準拠させるためのコミュニティ形成に貢献してくれることになります。加えて、Open Grid バージョンのSecond LifeビュワーもLinden Labでは準備しています。相互利用試験に関する情報は http://wiki.secondlife.com/wiki/Open_Grid_Public_Beta を参照してください。

問:Architecture Working Group (AWG)とは何ですか?

AWGはバーチャルワールド間の相互利用を可能にするためのOpen Grid Protocolを定義・開発する公開フォーラムです。AWGについての情報は http://wiki.secondlife.com/wiki/Architecture_Working_Group を参照してください。

問:Second Life Preview Gridとは何ですか?

Second Life Preview Gridとは、一般のresidentsがプレイするMain Gridとは完全に切り離された、実験用のGridです。Preview Gridでの操作がMain Gridに影響を及ぼすことはありません。

問:Preview Gridへログインすることは可能ですか?

はい、できます。http://secondlife.com/support/downloads.php からダウンロードできるPreview Grid用のクライアントをインストールすることで可能です。ただし、OpenSimからPreview GridへのテレポートはResidentsにはまだ可能になっていないことに注意してください。

問:今現在、一般のSLユーザがOpenSImサーバへTeleportすることはできますか?

できません。この実験は厳重に管理された状態で行われています。一般SLユーザは今現在はOpenSimもしくはその他バーチャルワールドへのTeleportはできません。

問:assetデータ(skinやobjectなど)はSL=OpenSim間で転送されたものがありますか?

この実験ではassetデータの転送は行われておらず、アバタそのものの転送だけが行われました。

問:Second LifeからOpenSimへTeleportした場合、アバタは両ワールドで同じ外見になりましたか?

いいえ。この実験では服飾やアタッチメントなどの転送は行われていません。したがってすべてのアバタはデフォルトの"ruthe"です。

問:Second LifeとOpenSim間でassetデータの転送は可能ですか?

Open Grid Protocolではできません。ログインとテレポートのみが可能です。

問:Second LifeのresidentsがOpenSimや他バーチャルワールドにテレポートすることができるようになるのはいつ頃ですか?

まだわかりません。最終目標に到達するまでにはまだまだ実験すべき段階がいくつも残っているからです。

問:一連の実験でLinden Labが最終目標とするものは何ですか?

Linden Labではバーチャルワールド界の可能性を広げるために相互利用が必須であると考えます。さらに、相互利用は、Residentの体験を高め、新しい技術は拡張と安定をもたらすでしょう。

問:(あるバーチャルワールドの)データが他のバーチャルワールドへ複製されてしまうことを防ぐのにLinden Labはどう対処しますか?

この問いへの対処はLinden Labが最も注意を払う点です。Linden Labは(Open Grid Protocolを)、Second Lifeのコミュニティが直面するであろうニーズに則したものに設計する予定です。バーチャルワールド間での行き来ができるようになる時には、Second Lifeの資産とクリエイターの権利を守るためにさらなる配慮を行うことを、ここに強調しておきます。Linden LabがSL内での創造物を他の世界に持ち出して、違法に使用することを推奨するように設計されたシステムは望んでいません。我々は知的財産はSLでの最も重要な要素であることは理解していますし、Second Lifeを独創的、革新的、ダイナミックなものにしているこの特色を保護することは完全に保証します。

上記以外での質問や疑問などございましたら、Zero LindenのOffice Hourにお気軽に参加ください。また直接影響がある開発者の方は、ぜひ 今月から始まる Open Grid Public Beta にご注目ください。

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