【21-02】

『内債は短期で貯蓄銀行へ収納。外債返済に充て穴埋に公債』


・そのうち債券書替えの時期がやってくる。
・だが、これとても利率を下げることはできても、債務をなくしてしまうわけではない。
・それだけではなく、債権者の同意がなくては書替えはできない。
・書替えにあたっては、同意しない人々には金を返済すると公告する。
・もしも誰も彼もが、書替えは嫌だ、金を返せと言ったら、支払い不能に陥ることは火を見るよりも明らかであり、政府は自ら墓穴を掘ったことになる。
・幸いにも非ユダヤ人政府の臣民は経済のことはとんと事情にうといから、金を新しい事業に投資して危険を冒すよりは利が薄くなる方がまだましだと思って同意する。
・かくして臣民は数百万という政府の債務を穴埋めすることに協力してやる。 
・今日では、非ユダヤ人といえども外債でこんな芝居を打つことは、ごまかしが利かないことが判ってきた。
・ユダヤ人が全額払戻しを請求し得ることが判ったからである。
・このようにして明らかな破産倒産状態が生じ、人民の利益と支配者のそれとは一片も共通する所がないことが明々白々となった。 
・今お話したこと、これからお話することには格別の留意を払っていただきたい。
・現在では内債はいわゆる短期公債、すなわち、多かれ少なかれ期間の短いものに整理されているという点である。
・これらの借金は貯蓄銀行に収納され資金として確保される。
・政府はこの資金を外債の利子支払いに当て雲霧消散させてしまい、その穴埋めに同額の公債を当てているのである。 
・非ユダヤ人の国庫からの資金漏出をとりあえず穴埋めしているのは、実にこれらの短期国債なのである。 
Comments