【20-13】

『国民数で通貨を増減し、王が一定に収支管理し特例許さぬ』


・一般的に言って、現在の通貨発行は国民一人当りの消費に相応していないので、労働者の需要を満たすことができない。
・通貨発行は人口増加に相応すべきであり、子供は生れたその瞬間から一人前の消費者であるとみなして計算しなければならないのである。
・通貨発行量の変更は世界中どこの国でも重大問題となっている。
・御存知のように、金本位制を採用した国々は危殆に瀕している。
・ユダヤ人が流通している金を出来る限り引き上げるものだから、通貨が需要を満たすことが出来なくなっている。 
・ユダヤ人は紙でも木でも構わないのだが、労働力の価値に見合う通貨を作らなければならない。
・ユダヤ人は国民の必要に応じて、つまり、人が生れれば通貨発行額を増加させ、死ねば減少させる。
・各官庁各地方(たとえばフランス行政部)の財政は、それぞれが運営管理する。
・国費の支払に遅延を来さないようにするためには、支払日と支払額とは王の命令で一定に定める必要がある。
・これにより、ある省の大臣だけが便宜を得て、他の部門は迷惑するというようなことが起こらないようにする。 
・収入予算と支出予算とは、両者が隔絶することがないようにいつでも比較対照できるようにする。

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