【12-11】

『逆に見える論でユダヤ敵対者は反対論を真説と思い込む』  


・最前列に位置するのは、政府機関紙の性格をもった新聞であろう。
・この種の新聞は、常にユダヤ人の利益を擁護するが、それゆえに比較的影響は弱い。 
・第二列に位置するのは、半官半民の刊行物で、その役割は生ぬるい無関心層及び中立の者をユダヤ人の方へ惹き寄せることにある。 
・第三列に位置するのは、見た目には全くユダヤ人の反対者として設立されたもので、少なくともその紙上では、まさにユダヤ人とは逆の立場に立つように見える論説を掲載するであろう。
・そこでユダヤ人の本当の敵対者は、この疑似反対論を真説と思い込み、自分の手の内のカードを見せてしまう。 
・ユダヤ人の新聞は全て様々な違った主張を持っている。もちろん、憲法が存続する間での話だが、ある新聞は貴族政治的であり、他のものは共和主義的又は革命的、さらには無政府主義擁護的なものまでも持っている。
・インドのヴィシュヌ神の像のように、これら諸新聞は百本の手を持っていて、その一本一本の手が世論の各層に影響を与える。
・然るべき扇動期に入り脈拍が早くなると、これらの手はユダヤ人の目的に沿って世論を導くことになる。
・熱に浮かされた患者は理性の判断力を失い、暗示にかかり易くなる。
・自分たちの陣營の新聞の意見を述べていると思い込んでいる阿呆どもは、誰ぞ知らん、
・ユダヤ人の意見やユダヤ人が望んでいる見解をオウム返しに唱えているだけなのである。
・自分の党派の意見に従っていると虚しくも信じつつ、実際にはユダヤ人が彼らに広げている旗に従っているだけのことなのである。 
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