ワークショップ 

W5:

ウイルスと宿主の共進化のダイナミクス

Dynamics of virus and host coevolution



日時場所
2014年 8月22日(金)  9:15〜11:15 , E会場(市民会館2階)

企画者
中川草(東海大)
鈴木善幸(名古屋市立大)

趣旨
近年シーケンス技術の向上に伴い様々な生物・ウイルスのゲノム配列が解読されてきた。その結果、宿主となる生物のゲノム配列の中にはウイルスの感染を防御するために変化してきた部分のみならず、ウイルスが宿主のゲノムに内在化し(内在性ウイルス、一部はレトロトランスポゾン)、その配列が宿主内で必須の機能を獲得することなど、様々な進化パターンが存在することが明らかになってきた。本ワークショップではウイルスと宿主の進化に関係する最新の研究結果を演者の方々からご報告いただき、その知見をふまえて参加者と議論していきたい。

予定演者
W5-1. 9:15-9:35
「胎盤と胚発生における内在性レトロウイルスの役割」
○宮沢孝幸(京大・ウイルス研)

W5-2. 9:35-9:55
「RNAを介した遺伝子の重複と進化に関わるレトロトランスポゾン」
大島一彦(長浜バイオ大学・バイオサイエンス学部)

W5-3. 9:55-10:15
「レトロウイルス様配列による哺乳類皮膚表皮角質層機能の進化」
○松井毅(理研IMS)

W5-4. 10:15-10:35
「レンチウイルスと宿主の進化的軍拡競争の分子メカニズム」
○佐藤佳1、竹内(柴田)潤子1、小林朋子1、吉川禄助1、山田英里1、中野雄介1,2、任鳳蓉3、田中博3、小柳義夫1(1京大・ウイルス研、2熊大・院医、3東京医科歯科大)

W5-5. 10:35-10:55
「内在性ボルナ病ウイルス様エレメントと宿主の進化」
小林由紀(日大・獣医)

W5-6. 10:55-11:05
「Packaging mechanisms in viruses with segmented genomes」
鈴木善幸(名市大・院自然科学)

W5-7. 11:05-11:15
「哺乳類のゲノムに内在化したウイルス由来の配列データベース」
○中川草(東海大・医学部)


ワークショップ一覧
W1 シーラカンス研究の最前線
W2 適応進化の視点から高次の生態学的動態を再考する
W3 顕生代の再定義と再評価
W4 進化学研究の多面的なアプローチ
W5 ウイルスと宿主の共進化のダイナミクス
W6 初期地球での生命誕生プロセスの綱渡り
W7 新しい研究法による突然変異メカニズムの解明
W8 コドンの誕生と進化
W9 進化の駆動因としての極限環境適応 ― その生体基盤を探る
W10 現生人類起源論
 
W21 ポスドクの現状とキャリア支援