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fdb コマンドの一覧

bt (bt)

すべてのスタックフレームのバックトレースをプリントします。

break (b)

指定された行または関数にブレークポイントを設定します。
例 :
  break 87
現在のファイルの 87 行目にブレークポイントを設定します。
  break myapp.mxml:56
"myapp.mxml" の 56 行目にブレークポイントを設定します。
  break #3:29
ファイル番号 3 の 29 行目にブレークポイントを設定します。
  break doThis
現在のファイルの関数 doThis() にブレークポイントを設定します。
  break myapp.mxml:doThat
ファイル "myapp.mxml" の関数 doThat() にブレークポイントを設定します。
  break #3:doOther
ファイル番号 3 の関数 doOther() にブレークポイントを設定します。
  break
現在のスタックフレームの現在の実行アドレスにブレークポイントを
設定します。これは、スタックフレームへの戻りで停止する
有効な方法です。
ファイル名と番号を表示するには、'info sources' または 'info files' を実行します。
関数名を表示するには、'info functions' を実行します。
省略されたファイル名と関数名は、明確であれば使用できます。
行番号が指定されている場合は、その行のコードの先頭で停止します。
関数が指定されている場合は、その関数のコードの先頭で停止します。
ブレークポイントの詳細な制御については、'commands' と 'condition' を参照してください。

cf (cf)

現在のファイルの名前と番号を表示するか、現在のファイルを変更します。
例 :
  cf
現在のファイルの名前と番号を表示します。
  cf myapp.mxml
現在のファイルを "myapp.mxml" に変更します。
  cf #29
現在のファイルをファイル番号 29 に変更します。
ファイル名と番号を表示するには、'info sources' または 'info files' を実行します。
省略されたファイル名は、明確であれば使用できます。
'list' を使用してファイルを一覧表示した場合も、そのファイルが現在のファイルになります。   

clear (cl)

指定された行または関数のブレークポイントをクリアします。
例 :
  clear 87
現在のファイルの 87 行目のブレークポイントをクリアします。
  clear myapp.mxml:56
"myapp.mxml" の 56 行目のブレークポイントをクリアします。
  clear #3:29
ファイル番号 3 の 29 行目のブレークポイントをクリアします。
  clear doThis
現在のファイルの関数 doThis() のブレークポイントをクリアします。
  clear myapp.mxml:doThat
ファイル "myapp.mxml" の関数 doThat() のブレークポイントをクリアします。
  clear #3:doOther
ファイル番号 3 の関数 doOther() のブレークポイントをクリアします。
  clear
現在のファイルの現在の行にあるブレークポイントをクリアします。
ファイル名と番号を表示するには、'info sources' または 'info files' を実行します。
関数名を表示するには、'info functions' を実行します。
省略されたファイル名と関数名は、明確であれば使用できます。
行番号が指定されている場合は、その行のすべてのブレークポイントがクリアされます。
関数が指定されている場合は、関数の先頭のブレークポイントがクリアされます。  

condition (cond)

ブレークポイントに対する条件式を適用または削除します。
COND が true の場合にのみブレークポイント番号 N で停止するように指定します。
シンタックスは 'condition N COND' です。
N は整数で、COND はブレークポイント N に達したときに評価される式です。

continue (c)

ブレークポイントで停止した後に実行を続行します。
このコマンドは引数を取りません。

commands (com)

ブレークポイントに達したときに実行するコマンドを設定します。
ブレークポイント番号は、'commands' の後に引数として指定します。
引数がない場合は、最後に設定されるブレークポイントがターゲットのブレークポイントになります。
コマンド自体は次の行から始まります。
コマンドの末尾を示すために、"end" が含まれる行を入力します。
"silent" を最初の行として指定し、ブレークポイントをサイレントにします。これにより、ブレークポイントに達しても、コマンドでプリントされるものを除き、出力はプリントされません。
例 :
  (fdb) commands
ブレークポイント 1 に達した場合に実行するコマンドを各行に 1 つずつ入力します。
コマンドは 'end' という行で終了します。
  >w
  >end   

delete (d)

ブレークポイントまたは auto-display 式を削除します。
例 :
  delete
すべてのブレークポイントを削除します。
  delete 2 5
ブレークポイント番号 2 および 5 を削除します。
ブレークポイント番号を表示するには、'info breakpoints' を実行します。

directory (dir)

ソースファイルの検索パスにディレクトリを追加します。
fdb がソースファイルを検索するディレクトリの一覧を変更します。

例 :
   directory
一覧をデフォルトに戻します。デフォルトのディレクトリは、ソースファイルがオブジェクトコードにコンパイルされたディレクトリの後に現在の作業ディレクトリが続いたものです。

  directory C:\MySource        (Windows)
  directory /MySource          (Mac)

  directory C:\MySource        (Windows)
  directory /MySource          (Mac)
    指定されたディレクトリを、ソースを検索するディレクトリの一覧の先頭に追加します。たとえば、クラス
    mypackage.MyClass のソースを検索する場合、デバッガは
    "C:\MySource\mypackage\MyClass.as" と
    "C:\MySource\MyClass.as" の両方を検索します。

  ディレクトリ "C:\Dir1;C:\Dir2"    (Windows -- ';' をセパレータとして使用)
  ディレクトリ "/Dir1:/Dir2"        (Macinsoth -- ":" をセパレータとして使用)
    複数のディレクトリを、ソースを検索するディレクトリの一覧の先頭に追加します。

現在の一覧を表示するには、'show directories' を実行します。

disable (disab)

ブレークポイントまたは auto-display 式を無効にします。
例 :
  disable
  disable breakpoints
すべてのブレークポイントを無効にします。
  disable 2 5
  disable breakpoints 2 5
ブレークポイント番号 2 および 5 を無効にします。
  disable display
すべての auto-display 式を無効にします。
  disable display 1 3
auto-display 式の番号 1 および 3 を無効にします。
ブレークポイント番号を表示するには、'info breakpoints' を実行します。
auto-display 式の番号を表示するには、'info display' を実行します。


disassemble (disas)

ソース行または関数を逆アセンブルします。
(ActionScript 2 のみ。ActionScript 3 のデバッグ時はサポートされません)

ソースコードの指定された部分を逆アセンブルします。
デフォルトは、現在表示されている行です。
サポートされている引数は、list コマンドの場合と同じです。
例 :
  disassemble 87
現在のファイルの 87 行目を逆アセンブルします。
  disassemble 87 102
現在のファイルの 87 ~ 102 行目を逆アセンブルします。
  disassemble doThis
現在のファイルの関数 doThis() を逆アセンブルします。
前述の単純な行番号の使用に加えて、次のように別の方法で行を指定することもできます。
   myapp.mxml
"myapp.mxml" の 1 行目
   myapp.mxml:doThat
"myapp.mxml" の関数 doThat() の最初の行
   myapp.mxml:56
"myapp.mxml" の 56 行目
   #3
ファイル番号 3 の 1 行目
   #3:doOther
ファイル番号 3 の関数 doOther() の先頭の行
   #3:29
ファイル番号 3 の 29 行目   


display (disp)

auto-display 式の一覧に式を追加します。
例 :
  display employee.name
auto-display 式の一覧に 'employee.name' を追加します。
fdb が停止するたびに employee.name の値が表示されます。
このコマンドの引数は 'print' の引数と類似しています。
auto-display 式とその番号の一覧を表示するには、'info display' を実行します。   

enable (e)

ブレークポイントまたは auto-display 式を有効にします。
例 :
  enable
  enable breakpoints
すべてのブレークポイントを有効にします。
  enable 2 5
  enable breakpoints 2 5
ブレークポイント番号 2 および 5 を有効にします。
  enable display
すべての auto-display 式を有効にします。
  enable display 1 3
auto-display 式の番号 1 および 3 を有効にします。
ブレークポイント番号を表示するには、'info breakpoints' を実行します。
auto-display 式の番号を表示するには、'info display' を実行します。

file (fil)

アプリケーションを開始せずに、デバッグするアプリケーションを指定します。
例 :
  file http://www.mysite.com/myapp.mxml
デバッグする MXML アプリケーションを指定します。
  file myapp.swf
現在のディレクトリで、デバッグするローカル SWF ファイルを指定します。
この場合、"myapp.swd" (デバッグ情報が含まれるファイル) は現在のディレクトリにも存在していなければなりません。
このコマンドを実行しても、実際にはアプリケーションは起動しません。アプリケーションのデバッグを開始するには、引数を指定せずに 'run' コマンドを使用します。
'file <ターゲット>' の後に 'run' を使用するのではなく、単にデバッグするアプリケーションを 'run' の引数として指定することができます。
  run http://mysite.com/myapp.mxml
  run myapp.swf
fdb を起動するときに、デバッグするアプリケーションをコマンドライン引数として指定することもできます。
  fdb http://www.mysite.com/myapp.mxml
  fdb myapp.swf
この場合、'file' または 'run' を使用する必要はありません。
デバッグするアプリケーションを指定せずに 'run' を実行すると、fdb は接続するアプリケーションを待ちます。


finish (f)

現在の関数が返されるまで実行します。
このコマンドは引数を取りません。

handle (han)

失敗の処理方法を指定します。
Flash Player で fdb が失敗を処理する方法を指定します。
例 :
  handle recursion_limit stop
recursion_limit の失敗が発生した場合は、fdb でメッセージを表示し、
ブレークポイントに達した場合と同様に停止します。
  handle all print nostop
どのような種類の失敗が発生した場合でも、fdb でメッセージを表示しますが、停止しません。
最初の引数は、失敗の名前または 'all' です。
その他の引数は、その失敗に適用されるアクションです。
失敗の名前を表示するには、'info handle' を実行します。
アクションは、print / noprint および stop / nostop です。
'print' は、この失敗が発生したときにメッセージをプリントします。
'stop' は、この失敗が発生したときにデバッガを再度実行します。'print' を暗黙に示します。

help (h)

fdb コマンドに関するヘルプを表示します。

home (ho)

実行を中止する箇所にリストの場所を設定します。

info (i)

デバッグ中のプログラムに関する情報を表示する汎用コマンドです。
info サブコマンドのリスト :
info arguments (i a)    現在のスタックフレームの引数の変数です。
info breakpoints (i b)  ユーザーが設定可能なブレークポイントのステータスを表示します。
info display (i d)      auto-display 式のリストを表示します。
info files (i f)        デバッグ中のターゲットとファイルの名前を表示します。
info functions (i fu)   すべての関数名を表示します。
info handle (i h)       失敗の処理方法を表示します。
info locals (i l)       現在のスタックフレームのローカル変数です。
info sources (i so)     プログラムのソースファイルを表示します。
info stack (i s)        スタックのバックトレースです。
info swfs (i sw)        このセッションの swf のリストです。
info targets(i t)       デバッグ中のアプリケーションです。
info variables (i v)    すべてのグローバル変数と静的変数の名前を表示します。
詳細を確認するには、'help info' の後に info サブコマンド名を入力します。


kill (k)

デバッグ中のプログラムの実行を強制終了します。
このコマンドは引数を取りません。

list (l)

指定した関数または行を一覧表示します。
ソースファイルのコード行を一覧表示します。
例 :
  list
現在のファイルにおける前回一覧表示された行の後、または前後の 10 行をさらに一覧表示します。
  list -
現在のファイルにおける前回一覧表示された行の前の 10 行を一覧表示します。
  list 87
現在のファイルにおける 87 行目の前後の 10 行を一覧表示します。
  list 87 102
現在のファイルの 87 ~ 102 行目を一覧表示します。
前述の単純な行番号の使用に加えて、次の 7 つの方法で行を
指定することもできます。
  doThis
現在のファイルの関数 doThis() の最初の行
   myapp.mxml
"myapp.mxml" の 1 行目
   myapp.mxml:doThat
"myapp.mxml" の関数 doThat() の最初の行
   myapp.mxml:56
"myapp.mxml" の 56 行目
   #3
ファイル番号 3 の 1 行目
   #3:doOther
ファイル番号 3 の関数 doOther() の先頭の行
   #3:29
ファイル番号 3 の 29 行目
ファイル名と番号を表示するには、'info sources' または 'info files' を実行します。
関数名を表示するには、'info functions' を実行します。
省略されたファイル名と関数名は、明確であれば使用できます。
ファイルを一覧表示すると、そのファイルが現在のファイルになります ('cf' コマンドを参照)。

next (n)

プログラムを次の段階に進めます。
プログラムを次の段階に進めて、サブルーチン呼び出しを実行します。
   next
1 段階進めます。
  next 3
3 段階進めるか、別の理由によりプログラムが停止するまで進めます。
サブルーチン呼び出しが実行されない限り 'step' コマンドと同様です。実行される場合、呼び出しは 1 つの命令として処理されます。

print (p)

変数 EXP の値をプリントします。
変数または式の値をプリントします。
例 :
  print i
'i' の値をプリントします。
  print employee.name
'employee.name' の値をプリントします。
  print employee
'employee' オブジェクトの値をプリントします。
この結果、[オブジェクト 10378] のように表示されます。
  print employee.
'employee' オブジェクトのすべてのプロパティの値をプリントします。
  print *employee
'employee' オブジェクトのすべてのプロパティの値をプリントします。
接頭辞 * 演算子は、接尾辞 . 演算子に代わる接頭辞です。
  print #10378.
オブジェクト #10378 のすべてのプロパティの値をプリントします。
アクセス可能な変数は、選択したスタックフレームで定義された環境の変数と、スコープがグローバルまたはファイル全体であるすべての変数です。


pwd (pw)

作業ディレクトリをプリントします。
現在の作業ディレクトリをプリントします。
これは fdb が起動されたディレクトリです。fdb 内部では変更できません。
'run' や 'source' の引数は、このディレクトリを基準に指定できます。
このコマンドは引数を取りません。

quit (q)

fdb を終了します。
このコマンドは引数を取りません。

run (r)

デバッグしたプログラムを起動します。
デバッグセッションを開始します。
例 :
  run http://www.mysite.com/myapp.mxml
指定された MXML アプリケーションを実行します。
  run myapp.swf
  run mydir\myapp.swf
  run c:\mydir\myapp.swf
ローカル SWF ファイル "myapp.swf" を実行します。このファイルは、現在のディレクトリを基準にして指定することも ('pwd' コマンドを参照)、絶対パスを使用して指定することもできます。この場合、"myapp.swd" (デバッグ情報が含まれるファイル) も "myapp.swf" と同じディレクトリに存在しなければなりません。
  run
以前に 'file' コマンドにより指定されたアプリケーションを実行します。
アプリケーションが指定されていない場合、fdb は接続するアプリケーションを待ち、接続するアプリケーションがない場合はタイムアウトします。
'run' は、ブラウザまたはスタンドアローンの Flash Player でアプリケーションを起動します。
アプリケーションが起動すると、直ちに fdb に割り込むので、ブレークポイントなどを設定できます。

Macintosh でサポートされている唯一のコマンド形式は、引数のない 'run' です。その後、Flash Player を手動で起動する必要があります。

set (se)

変数の値を設定します。
変数または簡易変数の値を設定します。
簡易変数は、fdb 内のみに存在する変数であり、プログラムの一部ではありません。
簡易変数には接頭辞 '$' が付きます。また、既存の変数と競合しない、$myVar などの任意の名前を付けることができます。
簡易変数は、fdb のさまざまな値を制御するためにも使用されます。 

次の簡易変数が fdb で使用されます。
$listsize – 'list' で表示するソース行の数。
$columnwrap - 出力が折り返す列番号。
$infostackshowthis - 0 の場合は、スタックバックトレースに 'this' が表示されません。
$invokegetters - 0 の場合、fdb は getter 関数を発行しません。
$bpnum - 最後に定義されたブレークポイント番号。

例 :
  set i = 3
変数 'i' を数値 3 に設定します。
  set employee.name = "Susan"
変数 'employee.name' を文字列 "Susan" に設定します。
  set $myVar = 20
簡易変数 '$myVar' を数値 20 に設定します。

source (so)

ファイルから fdb コマンドを読み取ります。
source mycommands.txt
source mydir\mycommands.txt
source c:\mydir\mycommands.txt
"mycommands.txt" を読み取り、このファイルの fdb コマンドを実行します。
コマンドが含まれるファイルは、現在のディレクトリを基準にして指定することも ('pwd' コマンドを参照)、絶対パスを使用して指定することもできます。
fdb を起動すると、このようにファイル ".fdbinit" が自動的に読み取られます。
現在のディレクトリでのみ ".fdbinit" が検索されます。つまり、さまざまなプロジェクトで複数の ".fdbinit" ファイルを設定できます。


step (s)

別のソース行に達するまで、プログラムを進めます。
例 :
  step
1 段階進めます。
  step 3
3 段階進めるか、別の理由によりプログラムが停止するまで進めます。

tutorial (t)

fdb の使用方法に関するチュートリアルを表示します。

undisplay (u)

auto-display 式を削除します。
例 :
undisplay
すべての auto-display 式を削除します。
undisplay 2 7
auto-display 式の番号 2 および 7 を削除します。
auto-display 式とその番号の一覧を表示するには、'info display' を実行します。


viewswf (v)

swf に基づいて、ファイルの一覧表示のフィルタを設定またはクリアします。
swf 名に基づいて、ファイルの一覧表示のフィルタ
('info files' および 'info sources') を設定またはクリアします。
パラメータを指定しない場合は、すべてのファイルが表示されます。同じファイルが 1 つ以上の swf に存在する場合は、
ファイルの最初のインスタンスだけが一覧に表示されます。
ファイルの他のインスタンスにアクセスするには、ファイルの番号 ('list #192' など) を使用するか、
パラメータ (次を参照) を指定してこのコマンドを使用し、特定の swf からファイルを表示します。
1 つのパラメータ、つまり 'info swfs' コマンドによって表示される swf 名を使用した場合は、指定された swf のファイルだけがファイルの一覧に表示されます。 
他の swf のファイルは表示されません。このコマンドは、ファイルをパラメータとして受け入れるコマンドにも影響を与えます ('break' など)。
例 :
  viewswf myApp.mxml.swf
"myApp.mxml.swf" のファイルのみが表示されます。
 viewswf
すべての swf のすべてのファイルが表示されます。

what (wh)

変数のコンテキストを表示します。

where (w)

bt と同じです。
スタックのバックトレースです。

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