霞ヶ浦導水を考えよう
よい事ばかりで、那珂川水系の生態系に悪影響はないのでしょうか?

茨城県栃木県漁協共催の学術シンポジウムが開かれました。

 

霞ヶ浦導水事業は那珂川のアユと自然環境にどのような影響をおよぼすか?

 

                                茨城県会場

     と き:200896() 13:00-17:00

                 ところ:「コミュニティーセンター城里」

           

                     栃木県会場

                 と き:200897() 13:00-17:00

                 ところ:「ホテル花月」

 

共催:霞ヶ浦導水事業による那珂川の魚類・生態系影響評価委員会

     那珂川関係漁業協同組合協議会

   (茨城県)那珂川漁協・那珂川第一漁協・緒川漁協

   (栃木県)那珂川北部漁協・那珂川南部漁協

            ・茂木町漁協・那珂川中央漁協

     後援:栃木県漁業協同組合連合会 

     茨城県内水面漁業協同組合連合会

 

開催趣旨

 

  那珂川はアユの漁獲量が日本一の河川です。毎年、春には膨大な量の天然アユが川を遡上(そじょう)し、夏には上中流域で餌を食み、秋には子持ちアユとなって中下流域で産卵します。卵からふ化した仔魚たちは海に下り、冬を暖かな浅海域で生育しながら春を待つ。まさに、山・川・海の那珂川の自然環境が日本一のアユ資源を支えているといって過言ではありません。しかし、いま、この自然豊かな那珂川に霞ヶ浦導水事業にともなう取水口建設が計画され、漁業権をもつ関係漁協の同意もないまま、工事が強行されています。漁業権無視のこのような工事は日本全国でも例が無く、栃木・茨城両県すべての漁協が一致して工事差し止めを求めています。導水事業は総事業費1900億円、毎日129万トンもの那珂川の水を霞ヶ浦に、渇水期には毎日95万トンの水を霞ヶ浦から那珂川に送水しようとするものです。異なる自然生態系をもつ水系の水を大規模に移送する導水事業は、先ごろ国会で成立した生物多様性基本法の趣旨にも背くもので、那珂川水系の自然に様々な影響をおよぼすものと懸念されています。そこで、本シンポジウムでは導水事業が那珂川の自然環境とアユ、そして漁業にどのような影響を与えるのか?研究者らが学術的な見地から検討します。

 

 

 

 

 プログラム

 

挨拶                                                   13:00-13:10

  茨城会場

  挨拶   君島恭一(那珂川漁業協同組合長)

  栃木会場

        挨拶    遠藤鍈郎(栃木県那珂川漁業協同組合連合会長)

  来賓挨拶 いわむら・かずお(絵本作家)

石原政男(西大芦漁業協同組合長)

 

趣旨説明

時代の流れと霞ヶ浦導水事業の根本問題           13:10-13:30

              川崎 健(東北大学名誉教授)

 

一般報告

1.導水事業で霞ヶ浦は浄化されるのか?                 13:30-13:50

               高村義親(茨城大学名誉教授)

 

2.日本一の天然アユにおよぼす導水事業の影響 13:50-14:10

     高橋勇夫(たかはし河川生物調査事務所所長)

 

3.導水による流量低下が魚類・生態系に与える影響  14:10-14:30

               浜田篤信(元・茨城県内水面水産試験場長)

 

4.導水事業で損なわれる生物多様性 14:30-14:50

               丸山 隆(東京海洋大学助教)

 

休憩                                      14:50-15:10

 

総合討論                                                   15:10-17:00

                                  司会 にひら・あきら(日本科学者会議会員)

 

コメント:

    導水事業と那珂川の漁業権

  丸山幸司(弁護士・水戸翔法律事務所)

 

茨城会場栃木会場茨城会場栃木会場来場者の声

 

参考意見 河川水の減少が河口・浅海域の環境や生物に与える影響 にひら・あきら(日本科学者会議会員)

 

霞ヶ浦導水事業と桜川・千波湖の浄化問題 霞ヶ浦導水事業による魚類・生態系影響評価委員会事務局

水戸市、ひたちなか市、大洗町、茨城町の人たちが考えなければならない大切な視点か思います。千波湖がきれいになればいいやぐらいではすまされない問題のようです。茨城県の太平洋岸の近海漁業にまで影響が及ぶかもしれません。これからは消費者としての市民、漁協の人たちが一体になって考えなければならない広域の環境保全が必要と考えます。那珂川流域の里山の保全、水田の果たす役割、農業、林業も大きく那珂川の環境保全に寄与していること考えていきたいと思います。このサイトは並木@水戸(ひたちの自然観察会 代表)が将来も天然アユが食べられるよう日本のグルメを守るために作成しました。20080915

 

水戸から河川行政に「坂下門外の変を」!漁業者、消費者、農業者、研究者みんなで立ち上がりましょう。

 

漁協からのお願い

 

国土交通省は那珂川取水口の工事着工を漁協の反対を無視し、強行しました。これに対し、差止め訴訟を起こしました。那珂川漁協の趣旨にご賛同いただけるかたは下記の署名用紙をダウンロードして漁協までご郵送ください。

那珂川アユ裁判趣旨 漁業保証金は一切受け取りません。子々孫々にアユの取れる那珂川を残すための活動です。

裁判所への署名用紙 送付先漁協住所

那珂川漁協 茨城県東茨城郡城里町石塚1684-1 電話番号 029-288-3034

 

 

水戸市は賛成 本当にこれでよいのだろうか? 水戸市長の記者会見より