日フィン妖怪会議 プロジェクト報告

uomalais-japanilainen yokai-projekti suomeksi täällä!

Sanmagumo ja yokai-projekti on mukana Tokyo International Manga Festivalissa 15.11.2015 (löytyy Comitia 114:sta) sekä Yokai Oroshigashissa 22.11.2015!!



○企画概要○ 
日フィン妖怪会議(Yokai-projekti)とは

イラストや漫画を用いて、日本とフィンランドの文化妖怪を紹介しあうことにより、日フィンの妖怪文化や漫画・コミック文化の国際的な交流を図るプロジェクトです。

参加したイベント

201532829日「コミケットSP6 OTAKU SUMMIT」(千葉・幕張メッセ)

201532829日「Tampere kuplii」(フィンランド タンペレ市)

同日に両国で連動した参加型ブースを出展し、妖怪イラストの展示や画集漫画・グッズなどを頒布

201566日「Desucon」(フィンランド ラハティ市)画集と漫画・グッズなどの頒布

2015年11月15日「海外マンガフェスタ」(東京・ビッグサイト)

日フィン合同活動やフィンランド妖怪の紹介と、画集と漫画・グッズなどの頒布

2015年11月22日「妖怪卸河岸5」(東京・東京文具共和会館)画集と漫画・グッズなどの頒布

プロジェクト参加者

作家さんフィン合計28人にご参加いただきました。

ご参加いただいた作家さんはコチラ

その他、イベントでは1000人を超える沢山の方々が当スペースへ来てくださいました!

ありがとうございました!



 ○企画目的○

当プロジェクトは、下記の目的で企画しました。

日フィン両国の漫画イベントに参加し、国際的なプログラムとして遂行する

日フィン作家の共作による、オリジナルの書籍発行

日フィンの妖怪を通じた国際交流

フィン漫画・イラスト文化の交流

日本の妖怪をフィンランドに紹介

フィンランドの妖怪を日本に紹介

海外向けのコンテンツ制作・発信のノウハウ蓄積


 ○芬日妖怪図録○

日本とフィンランドの妖怪を2ヶ国語解説

日本において口承だけでなく、さまざまな文学・娯楽作品に登場する不思議な超自然的な存在や現象「妖怪」と、

古来より森に住んでいたフィンランド人たちの伝承や、民族叙事詩カレワラで語り継がれた存在「ハルティヤ(妖怪)」。

日本とフィンランドそれぞれに伝わる怪奇な存在達を、日フィン2ヶ国語で両国に紹介しました。

相互に相手国の妖怪を作画

画集の作画は、フィンランドの妖怪は日本人作家が、日本妖怪はフィンランド人作家が担当しました

日本においてフィンランド人の描いた妖怪は、日本人が周知する妖怪像とは異なる斬新さや、フィンランド人から見た日本の印象を垣間見ることができ好評でした。

フィンランドおいて日本人が描いた妖怪は、ち密に描きこまれた世界観や、日本的な技法や表現が織り込まれながらフィンランド人の思い描くフィンランド妖怪像と合致すると好評でした。

補足ですが、フィンランド妖怪の容姿が描かれた文献や資料は少ないため、日本人作家には容姿についての文字情報から想像して描いてもらいました。

※クリックでサンプル拡大
表紙イラストはフィンランドの漫画家クリスティアン・フイトラ氏を起用

2006フィンランドで初めて日本の妖怪をテーマにした漫画「onikudaki」を出版したフイトラ氏を、日フィン妖怪文化の懸け橋としての象徴として表紙イラストに起用しました。

日本で初のフィンランド妖怪を紹介する本に

2015年以前の日本において、フィンランド妖怪を集めて紹介する日本語の書籍は確認されておらず、恐らく日本で初めてのフィンランド妖怪達を紹介する本となりました。


 ○芬日妖怪漫画○ 

日フィン合同妖怪漫画本

日フィン合同で制作したオリジナルの妖怪漫画集。日フィンから集まった1~11ページの作品17本収録。

フィンランドの妖怪をテーマにしたコメディやシリアスなストーリー漫画、日本妖怪の由来を解説したギャグ漫画、日フィン妖怪が共演するものまで様々な作品が出来上がりました。

日本語版フィンランド語版を制作

基本的は日本では日本語版、フィンランドではフィンランド語版を求める人が多かったのですが、日本・フィンランドどもに10人に1人ぐらいの割合で両方ともお求めいただきました。

日本ではフィンランド語版と読み比べたいという方が、フィンランドでは日本語の勉強をしているので日本語版で読みたいという人が多かったです。


最年長参加者は72

妖怪の伝承がどのように語られたかの実例を紹介するため、主催者MAROの父親ひろしに、祖父から聞いた江戸~明治時代の妖怪話の執筆を依頼。

はじめは乗り気でなかったものの、地域に伝わる伝承を記録として残す行為に、老後の人生を豊かにする生きがいを見出して参加に至りました。

本書のマスコット妖怪「サルミ悪鬼

本企画の象徴してフィンランドの国民的なお菓子salmiakkiをモチーフにした、妖怪「サルミ悪鬼」を制作しました。(イラスト・デザインはProject.C.K様)

独創的な味で知られるこの飴は、フィンランドでは様々なお菓子や料理にも使われていることから、「世界中のお菓子をサルミアッキ味に変えてしまう」という恐ろしい能力を持った妖怪となりました。また、サルミアッキのデザインについて、製造元の一つであるハガノル社の承諾を得て、ロゴを使用させてもらいました。

フィンランドでのイベントでは、国民的なお菓子の擬人化にたくさんのフィンランド人が「すばらしい!」「かっこいい!」「カワイイ!」と称賛の声を上げていました。

日本のイベントでは、このフィンランドの国民的なお菓子の味を知ってもらうために本の付録として頒布。たくさんの方が異国の独創的な味に、思わずうなりを上げる事となりました


 ○芬日妖怪図録展示○ 

日妖怪図録に収録された作品の原画または出力印刷を、両国のイベント時に展示しました。両イベント共に、たくさんの道行く人が、展示の前で足を止めてくださいました。

Tampere kupliiでは、多くの漫画ファンが日フィン共同の企画を喜んで熱心に見てくださいました。特に、日本人作家さんの描いたフィンランド妖怪は、漫画的な表現・日本画的な表現・書道の筆を使って描かれたたりと日本らしさを感じるタッチが新鮮だと、注目を集めました。また、オウル市で開催される別の漫画イベントの主催者からは、その場で展示のオファーもいただきました。

コミケットSP6では、訪れる人たちに異国文化を感じていただけました。特にフィンランド人作家さんの描いた妖怪は、otakusummitというテーマに沿った内容のためか、たくさんの人が興味を持っていろいろと質問をいただきました。 


 ○芬日妖怪スケッチコーナー○

・Desucon(ラハティ市・2月14・15日)、Tampere kuplii(タンペレ市3月28日)、コミケットSP6(幕張3月28・29日)に当サークルスペースに訪れていただいた人たちに、妖怪のスケッチをお願いしました。

基本的にフィンランドでは日本の妖怪を、日本ではフィンランド妖怪をお題として、こちらで用意した簡単な文字情報のみでイメージして描いていただきました。

・フィンランドでは漫画などを通じて妖怪について知っている人も多く、正確に日本の妖怪の特徴を捉えて描かれる人もたくさんいました。一方で、日本人には考え付かないようなアレンジや、文化背景の違いを感じられる妖怪の変化も見られ、日本の妖怪ファンたちに大きく関心を集めていました。

・日本人が描いたスケッチは、表現の多様性や全体的なクオリティーの高さが衝撃的でした。プロ漫画家さんやイラストレーターさんも沢山ご参加いただき、あらためてコミケットの規模や漫画・イラストへの情熱を、フィンランドの方に感じていただいたようです。

•フィンランドで描いていただいたスケッチや、描いてくださった方の様子を、コミケット6の会場でファイルブックやパソコンモニター等に映して公開しました。

同様に日本で描いていただいたスケッチは、Tamperekupliiにて公開させていただきました。

•フィンランドで参加いただいた方に、日本のお菓子「ブラックサンダー」や児童向け玩具の「妖怪けむり」を記念品としてお渡ししました。

人気のお菓子や珍しいおもちゃのお土産に、たくさんの方が子供に戻ったかのように喜んでいただけたようです。また、」アトラクションとして楽しい」と、何度も何度も挑戦してくれる人も多かったようです。

•日本で参加いただいたたくさんの方からも、「楽しく描けた」と、たくさんのありがたいお言葉をいただきました。ご参加いただいた記念に、フィンランドでしか手に入らないサルミアッキ味のポップキャンディを、感謝のしるしとしてお渡しさせていただきました。


⇒日本で描いていただいたフィンランド妖怪


⇒フィンランドで描いていただいた日本妖怪


 ○海外漫画フェスタ参加○ 

海外マンガフェスタでは、フィンランドに伝わる妖怪についてや、フィンランドで活動する漫画サークルとしての取り組み、『同人誌制作』を通じた日フィン交流活動を、パネルの展示と説明で紹介しました。


 ○プロジェクトの成果・効果○

プロジェクト目標は無事達成され、すべて予定通り遂行されました。
このプロジェクトにより、相互的な文化交流において下記の成果が上げられました。
フィン両国の漫画イベントに参加し、国際的なプログラムとして遂行する

  →滞りなく無事遂行。

フィン作家の共作による、オリジナルの書籍発行の実績

  →日妖怪図録』『日妖怪漫日本語版』『芬日妖怪漫フィンランド語版

日フィンの妖怪を通じた国際交流

  →制作した本や展示、スケッチなどのアトラクションなどを通じて、妖怪文化から読み取れる両国の価値観や文化の共通点や違いなどを、たくさんの参加者に感じていただけました。

日フィン漫画・イラスト文化の交流

  →イベントにおいてスケッチなどのアトラクションやブースでの直接的な会話などにより、両国の漫画・イラスト文化に興味のある人たちと交流し、相互に興味と理解を深めました。

日本の妖怪をフィンランドに紹介

  →芬日妖怪図録にて、フィンランドの妖怪14を紹介し、その殆どは日本で初めて紹介されたものとなった。

フィンランドの妖怪を日本に紹介

  →芬日妖怪図録にて、有名な妖怪の基本的な情報のみならず、背景の文化からくる日本人の妖怪への捉え方も含めてフィンランド語にて解説

海外向けのコンテンツ制作・発信のノウハウ蓄積

  →文化交流としてのイベントにおいて、どのような体験や情報が喜ばれるかの実例をたくさん作ることができました。

    また、文字・イラストによる情報の正確さや、翻訳時に生じる情報の欠落、文化背景説明を入れないと翻訳して本来の意味が伝わらない事例も多数発見され、制作時になるべく回避できるチェックと対応をしました。



(追加情報)
2015.11.15「海外マンガフェスタ」と2015.11.22「妖怪卸河岸5」にも参加しました!
沢山の方に来ていただきありがとうございました!!


○ひっそりと募集①(終了)

おかげさまで新しい参加者の方にも恵まれ、無事プロジェクトは終了しました。

ありがとうございました!!!


さんま雲次回プロジェクトは、2016年1月16~17日にフィンランドラハティ市で開催される「Desucon frostbite」にて2次創作4コマ同人誌を頒布する予定です。

今回のテーマは「料理」です。

もし冬コミが当選したら、こちらは翻訳して日本にも持って行きたいと思っています。

⇒冬コミスペースをいただきました!

31.12.2015木曜日 東地区“ピ”ブロック-07bです!フィンランドからの作家さんも行きますので宜しくお願いします!


今回のテーマは「料理」ということで、フィンランドの料理や食材をネタとして盛り込んだ2次創作かオリジナルの作品を、日フィンで集めて合同誌を制作する予定

実はまだ若干ページに余裕があるため日本から2ページほどの漫画でご参加いただける方を募集しております。

料理のネタ出しやフィンランド情報については、こちらからも協力させていただきます。


フィンランドの料理に興味のある方、参加してみたいという日本の方が見えましたら、sanmagumoあっとgmail.comまでメールをください。

改めて詳細を送らせていただきますので、ご連絡お待ちしております。