証券アナリスト試験対策のzip

証券アナリスト試験対策のzipは

(公)日本証券アナリスト協会証券アナリスト試験を10年担当した後、個人で始めたクラスルーム方式の教室(予備校)です(>>プロフィール)。試験の出題分野をzipファイルのように圧縮したコンパクトな証券アナリスト試験対策教室という意味で、「zip」という名前にしました。講師は私1人です。堅苦しくない教室ですので気軽にお申し込みください。

証券アナリスト試験の全体のプロセスを担当した結論は、受験者から見て分かる講座・教室が是非必要だということでしたが、既存の組織では実現不可能だったので、zipの教室という形で提供することにしました。

(2018年11月17日)2019年春開催の2次レベル教室の日程が決まりました。3月16日、23日、4月6日、13日および20日の5回(いずれも土曜日で、開催時間は午前9時半~午後4時半)です。会場は、池袋駅東口の横断報道を渡った正面です。

(2018年9月23日)「証券アナリスト合格最短テキスト」の2019年版が10月上旬に店頭に並ぶ見通しです。今年は、1次レベル財務分析以外のテキストを変更しました。特に、1次レベル経済と2次レベル下巻では、データ・図表の更新とそれに伴う本文の変更を加えてあります。

(2018年7月15日)zipの1次レベルの教室の開催は2019年春から休止します(2018年春開催分のポケット講座形式のみの提供になります。)。2次レベルの教室は従来どおり開催する予定です。

zipの教室の特徴

zipの証券アナリスト試験1次レベルでは、3科目の共通部分を活用します。1次レベルの共通部分を最初に「金融技術の基礎」として取り上げてから、ミクロ経済学→ポートフォリオ理論→CAPM・株価モデルに展開し、財務分析とマクロ経済学という順です。数学・統計学は必要最小限に止めます。

証券アナリスト試験2次レベル証券分析とポートフォリオ・マネジメントは、ポートフォリオ理論と統計学の基礎(正規分布・回帰分析)から展開する方式です。この科目の多くの分野が実は同じアイデアの応用なので、全体の見通しが格段に良くなります(具体的には、平均分散アプローチの目的関数の適用です。ポートフォリオでは共分散の項が主役になります。)。コーポレート・ファイナンスは証券分析の延長と位置付けます。

全体のイメージは、>>zipのマップでご覧ください。目次は各レベルのページにリンクがあります。詳しくは、>>証券アナリスト試験の総合学習ガイダンス(pdf) も御覧ください[長文ですがzipの無料ガイダンスを兼ねています]。

分かってしまえば小さい1次レベルと2次レベルとの間の距離

証券アナリスト試験(の教材・講座)が分かり難い結果として、①1次レベルでは内容をスキップして直接問題に取りかかる方法が中心になる一方で、②2次レベルではそうは行かないが、かといって明確な糸口も紹介されないというのが、証券アナリスト試験1次レベルと2次レベルの実情になっています。

2次レベルは応用問題中心です。そして、応用問題に対応するには、「基本的な事柄の端的(直観的)な理解と重要な計算式の正確な暗記」が必要です。そんなことは常識だと言われそうですが、それこそが難しいところです。

zipの教室は、1次レベルの最初から証券アナリスト試験の出題分野の端的な理解と正確な暗記を基本に(理論的な正確さという点では妥協しないで)設計しました。2次レベルまで通して滑らかに提供することを目指しています(もっとも、2次レベルのページで述べるように、証券分析とポートフォリオマネジメントの2次レベルには仮説検定・回帰分析という大きな山があります。)。

証券分析とポートフォリオマネジメントの「基本」

「分かりやすくて短時間な証券アナリスト試験対策講座」を設計することは、自分が分からなかった経験を整理し直すプロセスでもありました。

分かりにくい理由 主要科目である証券分析を例にzipの成り立ちをご紹介します。証券分析は、「証券にはリスクがあり、リスクとは標準偏差である」で始まって数式がずらずら並んでおり、出題科目の中で一番分かりにくいと思います。何か謎めいた、特別な世界のようないかめしさです。

この不可解さの原因は、ポートフォリオ理論(不確実性がない場面のミクロ経済学から始まって不確実性がある場合の期待効用理論へ進み、そこで何段階か単純化した後の結果です。)をいきなり説明し始めているところにあります。肝心な「前書き」と基本を省略してしまったのでは、分かりにくくなるのは当然です(確実な場合と不確実な場合を分けるという、経済学の説明の「お作法」からも外れています)。ミクロ経済学から証券分析を組み立てればずっと効果的になります。

証券分析のもう1つの骨格が、「一物一価」の考え方です。アロー証券の価格(状態価格)を通じて一物一価の法則を表現する説明方法によって、2次レベルまで通して基礎を省かずに効率的な証券アナリスト試験対策教室を作ることが可能になりました。

2次レベルも組み替えて 証券アナリスト2次レベルのテキストで取り上げられている各分野(資産クラス)のポートフォリオ運用戦略は、お互いにばらばらに見えますが、半分以上はは1次レベルの「平均分散アプローチ」の応用場面です。その点を省略しているのに加えて、試験では(実務に応用する手段である)統計学のテクニックを唐突に混ぜ込んだ出題をしているのですから、不必要に難しく見えるのも無理はありません。zipの2次レベルは、樹の幹が見えやすいように、「ポートフォリオ理論の基本」と「統計学の基礎」中心に組み替えてあります。

zipの教室の教材

教室の教材として、zipの書籍版「証券アナリスト合格最短テキスト」(株式会社ビジネス教育出版社)を使用しますので、書店で別途お求めください

1次レベルのテキストは3科目1冊ずつ(証券分析、経済、財務分析)(合計8,424円)です。

2次レベルのテキストは、「上・下巻」(上巻は証券分析とポートフォリオ・マネジメント、下巻は企業分析とコーポレートファイナンス・市場と経済の分析・職業倫理行為基準)の2冊(合計6,264円)です。

新訂 証券アナリストのためのファイナンス理論」と「証券アナリストのための数学・統計学入門」(いずれも株式会社ビジネス教育出版社刊)は、教室では使用しません。

zipのその他の特徴

短時間:

1次レベルは合計30時間、2次レベルは合計25時間です。別途、合格最短テキストの最新版を別途書店でご購入ください

貸会議室を活用:

毎回の開催には、都区内の貸会議室を利用ししています(2次レベルのみ)。

音声ファイルで何度でも復習できる:

毎回の授業(当日夜にその日の分をアップロードします。それまでは前年分(予習用)が保存されています。)を録音したMP3形式の音声ファイルのダウンロードURLをお知らせしますので、予習と復習に何度でも聞けます。

開催スケジュールなど:

◇1次レベル:休止中

◇2次レベル2019年試験対策:2019年3月~4月(予定)

2次レベル教室の受付開始は1月上旬です。前回開催分の音声で予習をしてから教室で理解を固める方法が有効ですので、早目のお申込みをお勧めします。

年間を通じて利用可能な音声ダウンロード・コース:ポケット講座

zipの教室の音声のダウンロードのみの証券アナリスト試験対策コースです(教室の受付期間中以外の時期のお申込みでは、ポケット講座の申込みの際に翌春の教室も予約しておき、それまでは前回春開催分の音声を予習に利用する選択もできます。教室への参加のための追加料金は不要です。日程と会場は教室の受付開始時にお知らせします。)。

お問合せ

お問い合わせにはこちらのフォームを送信してください。

プロフィール

氏名 佐野三郎(さの さぶろう)

フリーランス翻訳者。前日本証券アナリスト協会教育第三企画部長。証券会社のエコノミスト等を経て、1998年から10年間、証券アナリスト協会で経済学を中心に教育・試験プログラムの企画業務を担当。2009年に退職し、zipの教室を開始。

「新訂 証券アナリストのためのファイナンス理論」(2017年 ビジネス教育出版社)、「証券アナリストのための数学・統計学入門」(ビジネス教育出版社刊、2015年)、「証券アナリスト合格最短テキスト」シリーズ(2014年~ ビジネス教育出版社)、「現代ファイナンス分析-資産価格理論」(共訳。2007年 祝迫得夫監訳 社団法人日本証券アナリスト協会編 ときわ総合サービス)。

資格:

日本ファイナンス学会会員、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA(R))。

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