NO.219 反骨爺のつぶやき

2014/04/23 20:48 に 山根岩男 が投稿   [ 2014/09/09 0:11 に更新しました ]


 フクシマから3年が過ぎた。「一粒の麦」の昨年2月号でも指摘したが、3年たってもなにもかわらず、引き続き汚染物質は、空に海にタレ流しであり、あと何年、何10年続くのか、それともあと何100年か見当もつかない。
 ヘレン・カルディコット医師の広島での講演「未来を担う子どもたちの為に、今、私たちにできること」を聞いた。そのなかで、EUの今年3月の正確に計算された報告書によると、ストロンチウム90などを含まない、セシウムと放射性ヨウ素のみによる汚染地域は「東京の大都市圏を含む4300万人が住んでいる56、000(控えめに見ても34,000)平方キロメートルの地域は、1平方メートル当たり4キロベクレル以上、汚染されているだろう」という驚くべきものであった。その範囲は、東京以北から青森までのほぼ全域に及び、日本の国土のほぼ15%に達している。またその汚染度である1平方メートル当たり4キロベクトル以上というのは、チェルノブイリ事故の時の「徹底的な放射能監視が必要な地域」に該当する。
 ビデオ・レターで発言した小出裕章氏は、「何よりもやりたいことは、子どもを汚染地帯から政府・東電の責任でコミュニティごと避難させることであり、それができないなら、せめて夏休みの1か月間だけでも」と語り、原子力にかかわった者の一人として、事故前に原発を止めることができなかったことをお詫びしたいと結んだ。現時点で事態はここまで進んでおり、しかも日々事態は悪化し続けている。何年も、何10年も、何100年も。     
  むろん国民に謝罪すべきが小出氏ではないことは言うまでもないが、ここに放射能の怖さを知る人の真摯な思いが現れている。政府・東電は、小出氏の爪の垢でも煎じて飲むがよい。それでも彼らが免罪される日はけっして来ない。詳しくは,kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2659.htmlまで。
                                              常任理事 高村是懿
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