パエンタ語

パエンタ語(paenta)とはリパライン語族リパライン語派ヴェフィス諸語の言語。paentaとは「母なる」という意味。

目次

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    音節構造:CCVCC
    母音:e, i, a, y, î[ɨ], ô[œ], ê[ə] / ia, ae 
    子音:l, rr[ʀ], s, z, k, g, D[ð], T[θ], w, ss[ʃ], zz[ʒ], kk[q], v, t, d, p, n, m, f, x[x], h, r, y[j] / kw, kʃ, ɡʒ, ks, nt, nd, pt, kt, st, tr, zn, dr, sm, sn, xm, dm, hr, fn
    長短の区別あり
    口蓋化:j[ʲ]
    アクセント:高低アクセント、スウェーデン語的語アクセント(flickaみたいなの)がある。
    疑問符はアクセント位置にẻ, ỉ, ả, ỷ, ỉ̂, ổ, ểを変更。
    感嘆符は最後の子音にセディーユをつける。

    母音調和(クラスⅠ:e, i, y, î[ɨ] / クラスⅡ:a, ô[œ], ê[ə] - 1e/a, 2i/ô, 3y/a

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    ・形態論
    母音交代
    語根変化
    補充形(他の異形態と音韻的な共通性のないもの)
    母音語幹+語尾
    多少の不規則性
    音節構造で品詞が決まる

    ・動詞
    語幹-(クラスⅠ:y/クラスⅡ:v)-法-時制・相/人称変化-態-(品詞語尾)

    e 直説法……直説
    a 想定法……可能、仮定、敬語命令
    i 意志法……要求、義務、意志
    y 可視法……様態、推論、伝聞
    ê 命令法……命令

    時制一致と相対時制……時制は主節の時間に基づく、時制はこれに一致する。相の重要性。
    時制:未来 - 非未来
    相:継続 - 非継続
    主語省略……人称変化がある。

      未来継続未来非継続  非未来継続 非未来非継続
     1 nt tt t tr
     2 nd dd d dr
     3 xm ss s hr
     4 dm zz z rr


    e 能動態……主体視点を表す。
    a 自発態……自発的であることを表す。他動詞の場合主語・目的語はいずれも対格を取る。
    i 充当態……動詞がもう一つの目的語を取り「してあげる」「何かによってする」を表す。
    y 交互態……「お互いに~しあう」を表す。
    ê 逆転態……主格と対格が入れ替わる。対格が焦点主格みたいになる。

    動詞 -s
    動形容詞 -n
    動副詞 -m

    êlgapittym お互いに話したいことがあって

    否定呼応……動詞クラスによって否定詞を使い分ける。
    クラスⅠ:nav
    クラスⅡ:navê

    アラインメント……動詞クラスによって中立型、能格型、三立型、対格型、斜格型に分かれる
    S:自動詞の主語 A:他動詞の主語 P:他動詞の目的語
    中立型……S=A=P=語幹
    能格型……S=P=能格、A=他格
    三立型……S=能格、A=主語、P=他格
    対格型……S=P=対格、A=主格
    斜格型……A=P=対格、S=主格

    êlgap-e(話す)は三立型
    Êlgapittym, êma alaz êdaz êlgapetrys.
    我々はお互いに話したいことがあって、全てこれを話しあった。

    pêrmîdda-ve(認める)は対格型
    êlgapin-may kêyas pêrmîddavadda.
    我々の言語を奴らは自ずと認めるだろう。

    ・代名詞
      単数 複数
     1 êm- may-
     2 êk- kêy-
     3 ka- kos-
     4(全) al- lêy-
     物称 êd- dey-
     疑問 fêm- fêy-


    ・名詞
    格変化(語幹、能格、主格、他格、対格、被修飾格(ある名詞が取ると副詞句の働きをする)、接置格)
    数(単数、双数、多数(5~10くらい)、複数)
    名詞性(=子音終わり、=母音終わり、=?)

      能格 主格 他格 対格 接置格
     単数 (1)s(3) (1)s(3) (1)y i/y/e (1)zz
     双数 (2)ss(2)(ê) (2)s(2) (2)y i/y/e (2)zz
     多数 (3)s(1)z(ê) (3)z(1)z(ê) (3)y i/y/e (3)zz
     複数 (1)z(3) (1z)zz(êt)(2) (1)ye i/y/e (1)zz
    被修飾格 -n/nt 修飾語は語幹で後置する, -で修飾関係を表記上は表す。

     êlgap(言語) 能格 主格 他格 対格 接置格
     単数 êlgapas êlgapas êlgapay êlgapi êlgapazz
     双数 êlgapôss êlgapôs ôy êlgapi êlgapôzz
     多数 êlgapasz êlgapaz êlgapay êlgapi êlgapazz
     複数 êlgapaz êlgapaz êlgapaye êlgapi êlgapazz

    ・形容詞
    名詞性一致
      基本語尾 主格系 対格系 属格・接置格
     男 -(1)/(2)/(3)
     動形容詞は(3)
     +s +y +n
     女 -n
     動形容詞は(2)
     -s -i -a
     中 -m
     動形容詞は(2)
     〃 〃 〃

    sjesenna(感謝の, m1): êlgapi sjesennaay

    そのまま名詞っぽく使うこともある。

    êlgapêdrê sjesennaay,
    お前は感謝の言葉を言え。

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    ・統語論
    主述語順:SOV, SVO, VSO, OVS, OSV
    修飾語順:NA, NG
    その他:疑問詞前置

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    例文
    アリスは土手で姉のそばに座っていましたが、何もすることがなかったので、次第に疲れだしました。

    一、二度、彼女は姉が読んでいる本をのぞいて見たけれども、その本には絵も会話もありませんでした。 

    「じゃ、この本には何の使い道があるっていうの?」とアリスは思いました。
    "mel, êd-sêkêlgapazz in puêsaz molêvyhris?" alisas pêrmîdehra.

    「絵も会話もないなんて」 
    "sêhêlaye, lugapaye nêviyeses."
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