学会・研究会参加記

学会・研究会参加記


2014年11月15日 「ストーカー対策研究会議」参加記


 応用人間科学研究科院生 山崎瑞貴

  「ストーカー対策研究会議」は、近時のストーカー事件の深刻な被害に対し、ストーカー事案の特殊性、警察や保護観察官等の対応の不慣れさや困難さを鑑み、加害者への治療的アプローチ、被害者救済の在り方、警察をはじめとする刑事司法機関や民間の対応を含めた抜本的で総合的な対策が必要であるということから組織され、法律、心理、社会などの各分野から多角的、学際的な幅広い自由な議論を行い、何らかの提言を目指すという趣旨で行われている。
 今回は初回でもあり、前述のような会全体の方向性を確認した上で、芝多修一氏(逗子ストーカー事件遺族)による「ストーカー問題に対する総合的対策の必要性」、守山正氏(拓殖大学・犯罪予防論)による「イギリスのストーキング対策」の2本の講演とそれに付随した意見交換が行われるという内容であった。
 今後、芝多氏の講演の中で、指摘されたストーカー対策に関する4つの観点(警察によるストーカー対策、保護観察所によるストーカー対策、被害者等の支援・保護体制の構築、加害者臨床の必要性)に沿ってそれぞれの専門家や実務家を招いて講演を行い、それをもとに議論を深め、必要に応じて議論から出てきた観点についても取り上げていくという予定になっているとのことである。



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