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Radiation monitoring map in Japan April 29-July 24 (google map)

上記マップはご自由にブログ等に転載していただいて結構です。Radioisotope.orgからの引用を明記してください。線量率と緯度経度データのダウンロードはご自由にして頂いて結構ですが、他のデータベースに転用する際はRadioisotope.orgからの引用を明記してください。(KMLファイルは最初の1000点しか呼び出せないようです)

4月末に各地の放射線量測定を始めてから3ヶ月経ちました。当時ネット上で指摘されていた東京都東部と千葉の東葛地域が汚染されていることを、自分の目で確認しました。次にそれが正しいものかを検証する為に、汚染されていないと思われる地域(東海、関西)の線量率を測定して、原発事故前のデータと比較しながら、広範囲の線量マップをつくり考察してきました。radioisotope.orgの当初の目的は(1)首都圏の高線量区域の特定と(2)それをネットを通して市民に知らせようとしたことでした。原発事故後に同一人物が同一条件で広範囲にわたる放射線量率マップをつくり、首都圏の現状を検証した例は他には見当たりません。たぶん。

その間、5月中旬頃から首都圏放射能ホットスポット区域の住人達が行政に働きかけ、各自治体は独自に放射線量調査を開始し、それぞれのホームページで測定値を公表してきました。各自治体により使用機材が異なることや測定器使用に慣れないこと等から、行政区の境界線が放射線量率測定値が大きく変わる境目になる例もみられましたが、首都圏から東北にわたる広範囲な線量状況が明らかになってきました。これは@nnistarさんまとめの地図を見れば一目瞭然です。6月〜7月は週刊誌等多くのメディアに放射能汚染の件が取り上げられました。

インターネットを通してこの情報が世界に発信されたことは画期的であり、これは過去の原発事故とは大きく異なることです。今年2月に中東で起こった革命はインターネットによる情報伝達に牽引されましたが、今回の日本の原発事故の汚染状況も、インターネットを通して情報を得た市民が行政を動かし実態が明らかになった例として、インターネット史上特筆すべき事項です。今後は航空機による調査が進み、東日本の放射能汚染状況が明らかになることでしょう。更には@nnistarさんのマップと航空機調査のマップで特定された汚染区域での詳細な地表踏査と除染作業が進む事になると思います。

ということで、いつまでも線量測定に時間とカネをつぎ込むわけにはいかないし、東日本の汚染状況も明らかになってきたので、radioisotope.orgは一旦休止し、マップの更新も、3ヶ月分のデータということで、ここで一区切りつけます。マップはそのまま残してデータをとれるようにします(kmlファイルは最初の1000点しか出ません)。今後も引き続き測定作業は続け、時間あればウェブサイトを再構築しようと思います。

福島第一原発からの放射性物質流出は5ヶ月近く経つ現在も続いており、土壌のみならず農産物や家畜の汚染が次々と明らかになっています。子供達の健康への影響は未知数です。諸外国の、日本を見る目は、大きく変わったことでしょう。今後の日本がどうなるか、わかりません。今後は10年単位で長期にわたる地表のモニタリングや、農産物のモニタリングが必要になってくることと思います。これからも引き続きツィッターを通して情報発信を続けていこうと思います。(7月28日)

ご意見等は作者までメールください radioisotopeweb@gmail.com