フォトダイナミズム・シングルピクセルイメージング合同ワークショップ


「乱れ」にはじまるイメージング



日時 2019年 1月23日(水)10:00 ~ 16:15

場所 宇都宮大学陽東キャンパス
    オプティクス教育研究センター棟4F コラボレーションルーム
    〒321-8585 栃木県宇都宮市陽東7-1-2
    (陽東キャンパス 18の建物です)


主催 日本光学会フォトダイナミズム研究グループ(代表幹事:高見 英樹)
    日本光学会情報フォトニクス研究グループ
    シングルピクセルイメージングワーキンググループ(代表:仁田 功一)
    自然科学研究機構分野融合型共同研究事業
    「光の乱れの理解とその克服についての異分野融合研究」 (代表:山本 裕紹)



開催趣旨

大気や生きた細胞を通過した光は複雑に乱れ、得られる像が劣化します。この光の乱れを補正することで天体や生きた細胞深部の高解像度イメージングが可能となり、また光の乱れから大気や生きた細胞の高次情報を引き出すこともできます。こうした、光が通過する媒質における揺らぎとそこを通過した光の乱れを「フォトダイナミズム」と定義し、これらを研究するフォトダイナミズム研究グループが日本光学会に立ち上がりました。その一方で、近年、単一の画素から被写体の2次元、3次元情報を復帰する「シングルピクセルイメージング」の研究が活発化しています。シングルピクセルイメージングにおいては、あえて乱した複数パターンの光を用いることで、1画素から複雑な情報を得ることができます。国内におけるシングルピクセルイメージング研究をさらに発展させるために、2019年1月、日本光学会情報フォトニクス研究グループ内に、シングルピクセルイメージングワーキンググループが立ち上がります。私たちは、フォトダイナミズムにおける光の乱れと、乱した光を単一画素で検出するシングルピクセルイメージングには共通点があり、共同研究により相乗的に研究が進められるのではないかと考えるに至りました。本ワークショップでは、上記の「乱れ」にはじまるイメージング、そして最新のイメージング研究をすすめてこられた研究者にざっくばらんな講演をお願いしました。十分にディスカッションの時間を設けることで、現実世界に頻出する光や媒質などの「乱れ」から高次の情報を得る研究に加え、量子計測や電波干渉計イメージング、精密生体計測などについて新しい共同研究を開拓していけたらと考えております。フォトダイナミズム、シングルピクセルイメージング、そして「乱れ」がかかわるイメージング科学全般に興味があるみなさまのご参加をお待ちしております。



プログラム

1月23日(水)

9
:30~10:00    受付

10:0010:03      高見 英樹(国立天文台)

はじめに
& フォトダイナミズム研究グループ、
自然科学研究機構分野融合型共同研究事業について

10:03
10:05      仁田 功一(神戸大学)

シングルピクセルイメージング
ワーキンググループについて


10:05
10:25      早野 裕(国立天文台)

天文補償光学の現状と今後の展望


10:25
10:55      宮村 典秀(明星大学)

小型衛星によるリモートセンシングの展望

10:55
11:25      仁田 功一(神戸大学)

単一画素計測とディジタル画像再構成による

高精細イメージング


11:25
11:45     
鈴木 裕之(東京工業大学)
シングルピクセルイメージングへの期待

お昼休憩 60


12:4513:15      水谷 康弘(大阪大学)
弱い相互作用の新しい測定法とその応用

13:15
13:
45      池田 思朗(統計数理研究所)
電波干渉計イメージング


13:45
14:15      竹内 繁樹(京都大学)

光子を用いた量子計測とその展望


休憩 
10

14:25
14:55      西村 智(自治医科大学)

生体をよりよく見るための光学と工学

14:55
15:25      松田 厚志(情報通信研究機構)

蛍光顕微鏡による超精密な生物構造計測

15:25
15:45      服部 雅之(国立天文台)

生物細胞による光の乱れと補償光学による補正の実験


15:45
16:15      山本 裕紹(宇都宮大学)

総合討論
& おわりに