スーパーの「かき」の産地しらべ
2017年4月2日21時更新:2576店舗4429データ(協力者数323名)
「データ」=店舗・産地(マーカーの数)です。
鍋やフライの食材として親しまれている「かき(牡蠣)」。日本では主に養殖されたマガキが流通しています。かきの産地は広島県や宮城県が有名ですが、実際には波のおだやかな内湾を利用して、日本の津々浦々の沿岸で生産されています。各地で生産されたかきは、どこへ流通しているのでしょうか。皆さんに協力をお願いして調べてみたいと思います。
【追記 2017/04/02】調査は終了しました。たくさんの方のご協力、どうもありがとうございました。
調査方法
1.スーパーに行く。
2.かきを見つけたら産地県をチェック。
3.「#カキ調査」をつけて<調査日><スーパー名><産地県>をツイート。
対象は「生がき」です。むき身・殻付き・加熱用・生食用いずれもOKです。冷凍品、加工品(蒸しがき、フライ、缶詰、燻製など)、及び飲食店メニューは対象外です。
価格情報や商品写真は不要です。
「播磨灘産」と称するかきには兵庫県産と岡山県産があります。県名をチェックしてください。採取海域や生産海域を見れば、たいてい県名が書かれています。
報告はメール<setofish[at]icloud.com>でも受け付けています。メールの場合は承諾されない限り報告者のお名前は公開しません。
スーパー以外のお店、例えばデパート、商店街の魚屋さん、道の駅、漁港の朝市などでもOKです。
調査は2017年2月末までです(3月末までとしていましたが、変更しました)。※調査は終了しました。ご協力ありがとうございました。
調査結果
ツイートを一つずつ拾って入力し、とりまとめたデータはこのウェブサイトのマップで順次公開していきます。
2017年夏に大阪市立自然史博物館で瀬戸内海の自然誌をテーマとした特別展を開催します。その特別展でも、この結果を展示する予定です。
マップの補足
マップのタイトルの左のボタンを押すと、操作タブが現れます。産地県別にプロットを表示/非表示できます。
広島県はレイヤーが2つに分かれていますが、これはGoogleマイマップのレイヤー当たりマーカー数制限(上限2000個)を回避するためです。レイヤーは報告順に機械的に分割したもので、特に意味はありません。
マップでの産地表記は県名のみですが、ご報告頂いた詳細産地はバックデータで保持しています。
店舗名はマスクして経緯度で表記しています。
同じスーパーの情報が複数回報告された場合、同一産地県のプロットは新しい報告が上になり、古い報告は下に重なっています。
お寄せ頂いた報告ツイートは公開情報として扱いますが、マップ上で報告者名(ツイートの場合はTwitterアカウント名)をマスクしたい方はお知らせください。対応します。
調査主宰・問い合わせ
大阪市立自然史博物館 石田 惣(@soishida)
e-mail: <sukumiringo[at]icloud.com>(報告データ・問合せ受信用)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
tel: 06-6697-6221 / fax: 06-6697-6225
この調査はJSPS科研費(JP24240113「自然史系博物館等の広域連携による『瀬戸内海の自然探求』事業の実践と連携効果の実証」)により実施しています。