須佐

 幕末・明治維新と日本の近代化を支えた須佐

須佐之男命の伝説に始まる須佐は、地質の宝庫ともいわれています。約 1650 万年前、日本列島が定着して最初に堆積した須佐層群や、それを貫こうとした溶岩帯(高山斑れい岩)の作用を受けた高山や須佐ホルンフェルス。また、阿武火山群のイラオ火山から流れ出た溶岩流でできた、畳ヶ淵や猿屋の滝など、自然の造形美が地域内に多数あります。
歴史的には、関ヶ原の戦い以降、萩藩を幕末まで支えた永代家老・益田氏の本領地であった須佐は、碁盤の目状の町割りに、今も益田館をはじめ笠松神社、育英館跡、松崎八幡宮、大薀寺などの史跡があり、当時の様子を物語っています。
また、明治以降の近代日本の経済・産業の発展に尽力した、久原房之助や手塚猛昌どの偉人のゆかりの地でもあります。
これら、先人たちが今日まで残した貴重な自然・歴史・文化遺産を、須佐のおたからとして推薦します。