佐々並

 萩往還の宿場町を中心に栄えた心のよりどころ、佐々並

佐々並は、平安時代から人里が存在し、近世には萩往還の宿場町・佐々並市を中心に栄え、周囲の自然とともに育まれた暮らしの営みが息づく美しい山里です。街道沿いには、旅の平安祈願や災厄の進入を拒む野の神、みち往還を舞台とした事件や出来事についての言い伝えが残っています。自然は、中国山地の西端という特徴があり、萩市の屋根を形作っており、険しくはありますが山紫水明で、巨木や滝などの見どころも多くあります。
江戸時代の厳しい生活の中でも、山林の恵みを享受する農林業と宿場という交流の地を併せ持ち、維新の動乱にも翻弄されながらも、生き続けてきた生活と周囲の自然が、佐々並地区のおたからです。