現在進行中の研究

スズメの減少要因の解明

近年、スズメが減少しているといわれています。スズメが減るということは我々の身の回りの環境が変化していることでもあります。また、身近な生き物がいなくなってしまうと、自然に対する意識も希薄なってしまいがちです。そこで、なぜスズメが減少しているのか明らかにしようとしています。 スズメについてよくされる質問についてこちらで答えています。
なお、この研究は、2010年4月から2012年3月まで三井物産環境基金より研究助成をうけ、スズメプロジェクトという研究チームを組んで研究していました。

カッコウの托卵進化

カッコウとその宿主の関係は、非常に巧妙です。特に近年、熱帯のカッコウ研究から、温帯のカッコウでは知られていなかったようなさまざまな発見がなされています。立教大学・九州大学のメンバーとともに、その進化のなぞを解明しようとしています。私が担当しているのは、数理モデルによって、カッコウ側・宿主側のいつくかの行動の進化条件を解明することです。

都市の鳥類多様性における神社と寺の役割

人口の増加にともなって都市の拡大は避けられない問題となっています。となると、都市においても生物の多様性をなるべく維持できる状況を作ることが求められています。それは生物のためにもですが、われわれが、都市において気持ちの良い空間を得るためでもあります。日本の都市の生物多様性は、城、神社、寺の3つに維持されているといっても過言ではありません。それらがどういった役割をしているのか調査中です。この調査は、科学研究費補助金 若手研究 (B)により進めています。


もっとも身近な鳥類であるスズメを研究しています。



町の中といえど、神社には大木が神木として残っており、
鳥の大事な棲息地になっています。