スズメ――つかず・はなれず・二千年

2013年10月 岩波書店より

岩波科学ライブラリー

スズメ――つかず・はなれず・二千年


基本情報
ISBN: 978-4000296137
著者名: 三上 修
発売日: 2013-10-04
ページ数: 128
定価(本体+税): 1,575 円

著者による解説
前著「スズメの謎」では、主役はスズメでありながら、本筋は、「どうやって身近な謎を解決していくのか」、そして、「科学的に世界を見る楽しさ」でした。

今回は、本当にスズメが主役の話です。スズメがどんな鳥であり、我々日本人がスズメをどのように見てきたのか、を紹介しています。「岩波科学ライブラリー」でありながら、文系的な要素が多目の内容となっていますが、それは我々がスズメを見るときに、科学の視点だけでは不十分だということの表れだと思います。

スズメはあまりに身近なので、スズメを鳥の代名詞のように感じてしまって、鳥とはこういうものだと思いがちかもしれまん。が、スズメは、鳥のなかでも結構、変わりものです。スズメの正体を知っていただいて、普段スズメを見かける際に楽しんでもらえれば、うれしい限りです。

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岩波新刊案内(PDF) 以下はその該当部分


目次
目次
まえがき 
1 スズメの誕生
恐竜からスズメへ/スズメの進出――草原から都市へ/スズメの仲間――世界と日本
COFFEE BREAK スズメを探そう!
2 スズメの素顔
スズメクイズ!/変化するくちばしの色/のどの黒さは強さの証?/見分けられない雄と雌/スズメの1年/スズメの巣/スズメの子育て/スズメが食べるもの/スズメを食べる者/スズメの群れ/渡り鳥スズメ/秋の衣替え/何年生きる? 
3 人がいないと生きていけない?――奇妙な鳥,スズメ
人のそばが好き/人が嫌い/とてつもなく高密度/止め卵の謎/桜を食べる「文化」/電柱に巣くう
4 日本史の名脇役――微妙な距離で二千年
古事記に登場/万葉集にはみられず,枕草子にまた登場/おとぎ話にみられるスズメ/江戸っ子も愛したスズメ――飼育習慣と放生会/庶民の文化,俳句に息づくスズメ/デザインの中のスズメ/「雀の涙」「欣喜雀躍」――言葉の中のスズメ/あがめられるスズメ/食文化としてのスズメ――焼かれ食べられ/スズメの薬効/朝ちゅん――現代の文化の中にもみられるスズメ
5 農害鳥スズメ
明治以前の人たちのスズメ観/攻撃された投書/スズメによる農業被害の実態/スズメの来襲を防ぐ/スズメを捕まえる――ザルから地獄網まで/スズメを酒に酔わす!? 
6 スズメが減ってるって本当?――スズメ受難の時代
日本にスズメは何羽いる?/900万巣!/スズメ減少の記録/なぜ減ったのか/スズメの住宅難/全国展開!子雀ウォッチ/要因はまだまだあるかも? 
COFFEE BREAK 町中はもっとも危険な野外調査地?
7 人とスズメの未来
「ちゅんちゅん」が聞こえなくなる日?/スズメが減るとどうなるか/おわりに
あとがき
付録 スズメの巣を見つけてみよう!

紹介していただいたい新聞・雑誌など
2013年10月19日 日本農業新聞
2013年10月28日 読売新聞(朝刊)
2013年11月 私たちの自然 11-12月号
2013年11月 私たちの自然 11-12月号
2013年11月10日 日本農業新聞(書評欄)
2013年11月10日 しんぶん赤旗
2013年11月 BIRDER 12月号
2013年11月 理科教育ニュース第899号
Ċ
annai.pdf
(13600k)
Mikami Osamu,
2013/09/27 18:26
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