ループレヒトへの鎮魂

作者不詳


大地は働かせ、光は見分け、風は知り、闇は明かし、
花は産み、人は耐え、山は待ちわび、死は請い願う

親愛なる友よ、いま我らを別つもの
深遠たる面の、いま欠片を集めん

嗚呼、我が涙は地を突き刺して
嗚呼、我が心は天に尽き果てん

海は映し、月は佇み、雨は結び、日は注ぎ、
石は語り、木は記し、原は隠し、生は乞い願う

親愛なる友よ、いま我らを穿つもの
深淵たる底の、いま呼び声を聞かん

親愛なる友、ループレヒトに捧げる

其は輝かしき光、地に在りては我らが灯火
天に在りては日となって、幸福たる年月を照らす

金の髪、絹のごとし 白き肌、陶器のごとし
青玉の瞳、夜のごとし その心、光に満ちる

親愛なる友、ループレヒトに捧げる

其は穏やかなる朝に生まれ、季節がすべてを祝福していた
春は生まれを、夏は美しさを、秋は瞳を、冬は肌を

其は穏やかなる夜に去りて、季節がすべてを悲歎していた
春は枯れ、夏は霞み、秋は閉ざし、冬は冷たさを

親愛なる友、ループレヒトに捧げる

嗚呼、其は既に天へ昇りし星となりて
嗚呼、我は終に地へ平伏す躯となりて

嗚呼、この悲しみ 何処へも往けぬ
嗚呼、この悲しみ 此処へ囚われた

親愛なる友、ループレヒトに捧げる

其は輝かしき光、地に在りては我らが灯火
天に在りては日となって、幸福たる年月を照らす

我は光に沿いて、ただただ灯火を守る者なり
我は光に沿いて、ただただ片影を作る者なり

親愛なる友、ループレヒトに捧げる

親愛なる友よ、いま我らを別つもの
深遠たる面の、いま欠片を集めん

親愛なる友よ、いま我らを穿つもの
深淵たる底の、いま呼び声を聞かん

輝ける乙女ループレヒト、其に永遠の安らぎが与えられんことを


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