骸骨騎士ノスフェラトゥ




概要

骸骨騎士ノスフェラトゥ(Nosferatu the Skull Knight)はシュヴァイスラント女王国出身の騎士。アンデッド。全長190cmほど。
白骨化した自分の姿を隠すため常に鎧兜を装着しており、またそれを外すことも稀である。
生前己を死に追いやった暗殺者への復讐を求めて、大陸全土をあてどなく彷徨う。





生態

ノスフェラトゥは、元を正せばごく普通の白骨死体である。
身体の強度も一般的な人間の骨格と変わることは無く、剣などによって攻撃を受けるとすぐに砕けてしまう。
しかしノスフェラトゥの原動力は彼自身が持つ怨念と魔力であるため、物理的な攻撃でダメージを与えたとしても、すぐにそれらを糧にして復活する。
長年敵対している暗殺集団リヴデューザでは「"棘(鎧の隙間を狙う騎士暗殺に特化した暗器)"を刺しても死なない騎士」として言い伝えられている。

死体であるため食事や呼吸などの生命維持は必要なく、また体力的な疲労も蓄積しない傾向にある。
とはいえ全く食事をしない訳ではなく、本人は生前の名残か時折ワインや甘味を求めることもある。
(肉体も消化器官も持っていないため、髑髏の口から摂取した飲食物はそのまま肋骨の下に漏れていってしまう)

性格

レネをして「厭世主義の騎士」と言わしめたほどに静かで内向的、沈んだ性格である。
あまり声を荒げることはなく、平時でも戦闘時であっても落ち着き払った淡々とした喋り口が特徴。
しかし、己の騎士としての誇りや正義を貶められると激昂する。
プライドは高いが、高慢というわけではない。

趣味は書物を読み耽ること。
また彼自身も詩人としての腕前があり、生前は何冊か詩集を出版していたようである。
表面上は淡々として堅い雰囲気の男だが、道中で見つけた花を愛でたり、美しい刺繍の洋服を見かけてつい店先で長い時間立ち止まってしまったりと、女性的な柔らかさも持つ人物である。

リヴデューザとの因縁

己が暗殺によって殺された経緯もあってか(レネによれば、それはノスフェラトゥの思い込みである可能性が高いという)、暗殺を生業とするギルド・リヴデューザとは長年抗争を繰り返す間柄である。
これはノスフェラトゥが未だ己を殺した暗殺者の正体を掴めず、手当たり次第に『暗殺者』を見つけては襲い掛かっているためである。その行動指針から、ノスフェラトゥの存在を知る国や組織などでは彼を『強盗騎士』として手配している者も居る。
リヴデューザの暗殺者たちとは何度も刃を交えており、ノスフェラトゥに殺された・傷を負わされたギルド員も少なくはない。逆に、アンデッドや魔力に対する装備を整えていた暗殺者との戦いでノスフェラトゥが撤退を余儀なくされた例も多い。
両者共に一歩も譲らず、また己の規律や信念を第一に行動しているため、和解は訪れないものと思われる。

レネとの関係

道中で頻繁に出会うこととなるレネとは旧知の仲である。レネの素性を知る数少ない人物の内の一人。
互いに長い時間と歴史の中を巡っていること、不死に近い状態であることなどからノスフェラトゥはレネに共感を抱くようになる。
そして初対面でこそ他人行儀であったが、その後邂逅を重ねる毎にノスフェラトゥのレネに対する感情は変化して来ており、最終的に騎士であった彼は仕える相手が己の存在意義として必要だったのか、レネを一方的に「主(あるじ)」と仰ぐようになった。
レネをその本来の名「レナトゥス」と日常的に呼ぶ、ただ一人の存在である。

関連項目

騎士
シュヴァイスラント女王国
暗殺
アンデッド
強盗騎士
空賊

登場作品

Comments