概要ライオネス・ストリグスキー・エネタル(Lioness Strigski Ainethur)は、初代エルネタリア公。腐敗しきったムスチェルルイ王家に対して反乱を起こし政権を掌握、新たにエルネタリアという国を興した。 戦において心臓を貫かれるという瀕死の重傷を負いながらも生還したことから、「心臓を二つ持っている」などと噂される。(実質、彼は心臓を二つ持っていたことが後に判明した) 獅子のたてがみに似た赤い髪、青い瞳の王者。「小竜公」のあだ名をもつ。
生い立ちと家族地方領主の貴族、ストリグスキー家の七番目の子として生まれた。 忌み子として扱われ幼少時代は孤独を余儀なくされるが、領地で偶然出会った旅人が彼の人生を変えるきっかけとなる。 旅人との出会いで母国への疑念を募らせ、将来を憂うようになったライオネスはその後、貴族としての立ち振る舞い、騎士としての強さ、そして支配者としての意志を身に着けるため奔走する。 後の妻となるリブシェとはこの頃に出会い、彼女はライオネスをよく支えた。 一人息子にアレクセイ、養子にレインドが居る。 性格合理的で冷酷。結果の為には手段を選ばない。 支配者としての素質を充分に備えており、内乱に怯える人民の平静を実に短い期間で取り戻すというカリスマ性も持つ。 執政にも長け、鎖国同然であった前王朝の流通経路を見直し、国内外の物流を促して諸外国との国交を正常化させたことからも後世の学術者によって評価されている。 反面、人情はほぼ無いと言っても過言ではなく、ムスチェルルイ王国への反乱の際は王族をすべて死刑に処すなど残忍な一面も持つ。 関連項目ストリグスキー家 絨毯革命 小竜公
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