フリスト・ワイセンベルク

概要

フリスト・ワイセンベルク(Hristo Weissenberg)は、エルネタリア公国の文学・学術者。ヒューマン。セーチェーニ書庫の職員で、写字生(写字や書記を職とする人間のこと)。
レネ・ラカトーシュの残した文献の研究(レネ研究)を行っており、写本の翻訳や研究に基づく独自の考察論などを出版している。









生い立ちと家族

エルネタリア北西部に位置する商業都市スカルア、その一大商家ワイセンベルク家の跡取り息子である。本人は文学者の道を貫くつもりで居るが、いずれは商会の管理も行わなくてはならないと考えている。
妻であるエルジェーベトは幼馴染であり、また同様に商家生まれの学術者である。

性格

温厚な性格。文学者らしく、荒事は苦手である。
何事も真正面からまっすぐに言葉で伝えるため、時に妻であるエルジェをはじめ女性らを知らず知らずの内に赤面させていることが多い。
本人には自覚が無く至って真面目なつもりでいるが、他者からすれば彼はいわゆる「歯の浮くような台詞」を何の前触れも無く言い出すので、対応に苦慮するのだという。
基本的には真摯で生真面目な青年である。

好きな食べ物はカツレツで、よく職場近くの眠り竜亭で昼食を摂っている。
ただし、午後になってセーチェーニ書庫へ戻ってきた途端に厄介な仕事が舞い込んでくるケースが多く、胃を痛めている。
真面目な性格ゆえか神経性の胃炎は彼の癖になってしまっており、困りごとがある度に彼は胃を抱えてうずくまるのが常である。

文学者としての功績

フリストの文学者としての功績は、「レネの個人的な手記に記された暗号を解読した」ことである。
レネが日常持ち歩きメモを取っている手帳は、大陸のどの国の言葉とも似つかぬものであり、学術者の間では解読は困難だと思われていた。
しかし、フリストは研究を続ける中で手帳の中にある規則性を見出し、レネが手帳に記す文字が彼独自の換字式暗号であること、またその筆記順が通常文章を記す進行方向とは全く違う流れを持っていることなどを突き止めた。

その後手帳の解読に成功したフリストは、その内容がエルネタリア公国の旅の記録であったことを知り、レネが出版した「依公国踏游記」にちなんだ外典としてその詳細を書物として出版した。外典は瞬く間に噂となり、それまで風当たりの強かったフリストによる「レネ研究」は突如として賞賛の光を浴びることとなる。

主な著作

  • 依公国踏游記 外典(翻訳と考察)
  • 黒竜王と勇者ヤノーシュ(現代語訳)
  • レネ・ラカトーシュ ~その数奇な足跡をたどる~
  • ジャンルーヴァ紀行
  • エルネタリア公国 民話集
  • プラトゥリ・セ・プラニナータ

関連項目

レネ・ラカトーシュ
学術者
ライオネス3世世代

登場作品

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