「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート北杜市民の会」のフェイスブックでの発信内容について沿線住民の会へお問い合わせがありましたが、当会はフェイスブックでの情報発信は行っていません。「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート北杜市民の会」は別団体ですので、お知らせします。

11/17~18 道路全国連の第44回全国交流集会が開催される

2018/11/27 16:04 に oodando yatsugatake が投稿


 

全国で道路問題に取り組んでいる住民団体が参加してその活動の報告と交流を行う全国交流集会が、11月17、18日の両日、東京・国分寺の東京経済大学を会場として開催されました。今回は30団体が参加し、沿線住民の会からは4名が参加しました。

 

11/17 現地見学では、建設計画が進められている東京外環道路の東名ジャンクション、中央ジャンクションなどを視察し、大深度で影響が出ないと説明していたトンネル掘削工事により、実際には野川にガス・地下水が噴出している現状を確認しました。国、東京都の工事の説明は全く信用できないことに、参加者は怒りを新たにしました。午後4時からは全体会が開かれ、首都圏をはじめ多くの道路問題に取り組んでいる団体から報告がありました。


11/18 午前の全体会では道路全国連の橋本事務局長が「旧来型公共事業からの転換を」として、基調報告を行いました。

引き続き東京経済大学名誉教授の礒野弥生氏が「道路整備事業における住民参加を考える」をテーマに記念講演を行いました。礒野氏は、日本の公共事業では制度として形だけの「参加」、「対話」はあるが現実には住民が参加することが極めて難しいこと、行政の裁量権が非常に大きいことを指摘し、実質的な参加手続きを明記した法律の制定が必要であると訴えました。

 午後は参加者は4つの分科会に分かれてそれぞれの活動報告、意見交換を行い、各地の取り組みとその経験を共に確認し合いました。

 その後全体会が開催され、各分科会からの報告と集会宣言が採択されました。また、道路全国連の運動に長年尽力されてきた2名に特別表彰状が贈られ、その功績が称えられました。

11/16中部横断道の問題を国会で質問・追及!

2018/11/22 3:16 に oodando yatsugatake が投稿


 

11月16日衆議院の国土交通委員会が開催され、宮本岳志衆議院議員(日本共産党)が中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の長野側の住民説明会に関し、国交省に対して質問・追及を行いました。

中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の長野側では、今年の7月11日にこれまでの3キロルート帯を1キロ幅に絞ったルート帯が発表されました。国交省長野国道事務所がこれについて行った11月1日と15日の住民説明会では、山梨側住民は排除されしかも長野側住民も一部しか参加できず、非公開で開催されました。この問題について

 

○宮本議員:(山梨側と長野側とでは)同じ説明会なのに、なぜ参加対象を山梨県    側と長野県側とで異なるものにしているのか

○池田道路局長:長野県内の住民への十分な質問時間の確保の観点から、対象を長野県内の住民とした

 ―-中略―

○宮本議員:理由にならない会場の都合などを口実にして、住民説明会の参加者対象を制限・限定しようとするから、かえって地域住民から建設反対の意見を締め出そうとしているのではないかという批判が出るわけだ。

 

と厳しく指摘しました。国交省の説明は回答になっておらず、国が進める公共事業としては全く不公平で透明性に欠けるものです。中部横断自動車道 (長坂~八千穂)建設計画は、多くの住民に犠牲を強いることになり、自然・生活環境、景観にも重大な影響を与えるものです。それ故、計画の遂行に当たっては、関係住民への丁寧な説明と合意の形成が必要であることは国交省も認めるところです。しかし、中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の建設計画では、ルート帯案について合理的な説明がなされなかっただけでなく、住民がそのルート帯案の決定に参加できないという致命的な欠陥が露呈されました。国交省は高速道路建設に当たっては地域の理解と協力がが大事だと言いながら実際は住民の意見は一切無視し、ルート帯を国交省が独自に決め、それを住民へ押し付けるだけといった旧態依然の高速道路建設のやり方を踏襲しているに過ぎないことが明白となったのです。

国交省が提唱している「計画段階評価のガイドライン」の趣旨は、あくまで住民の参加と合意による建設計画の遂行のはずです。そのことから外れた中部横断自動車道 (長坂~八千穂)建設計画は、ただちに見直す必要があります。


長野側1キロルート帯説明会 会場から異論が続出! 正当性を欠く説明会の中止と計画段階評価のやり直しを求めます

2018/11/11 16:11 に oodando yatsugatake が投稿   [ 2018/11/11 16:33 に更新しました ]


111日、中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の長野側1キロルート帯の説明会が南牧村で開催されました。会場では参加者から「農業に懸念」「ルートの具体的な中身が決まっていないのはおかしい」など、計画の進め方に対する異論が続出しました。

沿線住民の会では今回の説明会に関して、


①山梨側の説明会ではすべての住民の自由な参加と公開を認めたが、今回の長野側の説明会では一部住民の参加のみを認め、非公開で著しく公平性を欠いたものである。

②この間、国交省に対して中部横断自動車道 (長坂~八千穂)建設計画と計画段階評価について様々な問題を指摘し、その回答を求めてきたがいまだに放置されたままである。そのことを無視して今回の説明会を開催することは全く正当性がない。

③長野側では計画段階評価が行われていない。長野国道事務所は複数ルート案の提示もなく1キロルート帯を決定したが、その決定は合理性、客観性を欠くもので説明会の説明事項の内容そのものに疑義がある。

などの点から、国交省に対して説明会の開催中止を申し入れました。しかし国交省はそれを無視して説明会を開催しました。

 

野辺山で行われた説明会には長野国道事務所から森浩樹副所長、清水巧中部横断道推進室長の出席のもと、100人以上の住民が参加して長野国道事務所の説明を聞きました。しかしその説明に対して参加者から多くの質問や疑義が出されたため説明会は紛糾し、予定時間を1時間余り延長して質疑応答が行われることになりました。参加者からは中部横断自動車道の早期開通を求める意見もありましたが、1キロルート帯の決定に対する疑義や農地への影響を懸念する声が多数出されました。そして、今後ルートやその構造を決定するためにも継続的に説明会を開催してほしいという意見には、多くの拍手と賛同が寄せられたとのことです。

 

今回の説明会で異論が続出したことは、当然の成り行きです。長野側ではこれまで当初の3キロルート帯のままで国交省による住民説明会は一切開催されず、1キロルート帯案が発表される段階でも山梨側と同様に計画段階評価に基づく複数ルート案が住民に提示されることはなく、当該住民にはルート案の比較検討の機会が与えられませんでした。従って、国交省が決定した1キロルート帯は計画段階評価における合理性、客観性、透明性などが担保されておらず住民にとって到底納得できるものではないことは明らかです。

また、沿線住民の会の開示請求によりその決定に至るまでの経過を示す文書および決定に際しての決裁文書も存在しないことが判明しました。このように国交省が示したルート帯について妥当性があるのかを知る行政文書が存在しないということでは、国民は納得のできる判断ができません。

国交省には、計画段階評価のガイドラインの手順と大きくかけ離れた長野側1キロルート帯の説明会を即刻中止し計画段階評価をやり直すよう要求します






国交省、山梨側住民を排除して11月1・15日長野側1キロ帯の説明会を強行

2018/10/23 19:24 に oodando yatsugatake が投稿


 

国交省長野国道事務所は、ホームページで11月1日から中部横断自動車道 (長坂~八千穂)長野県区間のルート帯及びICの概略位置の説明会を開催することを発表しました。


しかしこの説明会の開催については、大きな問題があります。それは

①国が開催する説明会であるにもかかわらず、対象を南牧村と小海町・佐久穂町の住民と別荘所有者に限定している。  

②説明会は国民に非公開で、密室で行われる。

③傍聴も認めない。

ということです。


長野県側では、沿線自治体の北相木村、南相木村、川上村の住人は説明会の対象から除外されています。そして、山梨側の沿線住民も対象とされていません。国交省は一体誰に対してどのように1キロルート帯の説明を行うというのでしょうか。関係沿線住民だけでなく、国民全体に対しての説明責任を放棄しているとしか言えません。建設計画によって生活権が直接侵害される山梨側北杜市の住民や別荘所有者等への説明責任をしっかりと果たすことは、国の義務でもあります。

 

沿線住民の会ではこの間、国交省に対して長野側では国交省による長野側に関連する住民説明会が行われず、複数ルート案が提示されず比較評価の機会もないなど計画段階評価が一切行われていない事を幾度も明らかにしてきました。そして今回の長野側1キロルート帯に関しては、その決定される経緯が不透明であり、ルート帯の決定に至る合理的な理由が不明確であることを指摘し、その原因が長野側で計画段階評価に基づく複数案の提示と比較評価の機会が一切なかったことにあることを問題視してきました。しかし国交省はこの指摘を無視して、あくまでも中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の建設計画を進めるために今回の説明会を強行開催しようとしています。そのために、高速道路の建設計画の見直しを求めている山梨側の沿線住民の会をはじめとする多くの住民や別荘所有者などの意見を封じ、説明会の場で異議が出ないように「穏便」に開催する目的で、説明会対象者から私たち山梨側北杜市の住民などの排除を画策しているのです。国民を無視した、国交省のこのような暴挙は、民主主義をないがしろにするもので、決して許されるものではありません。

国交省には、国民の多額の税金を使って行う公共事業であるということを再度自覚し、国民に開かれた公平・公正な説明会を開催するよう強く求めます。

10/10 ニュース38号を発行しました

2018/10/16 2:48 に oodando yatsugatake が投稿


 

 今号では、この間の大規模災害に際し高速道路がどのような影響受けたのか、「命の道」の役割を果たすことができたかなどについて問う文章を掲載しました。北海道の大地震による災害では、高速道路が寸断され住民が避難時に使えないことと同時に一般道路の重要性が浮かび上がりました。中部横断自動車道 (長坂~八千穂)でも、それらの教訓を生かした計画への見直しが必要であると指摘しています。


 また、中部横断自動車道 (長坂~八千穂)に関して、2013年沿線住民の会がはじめて国交省関東地方整備局の担当官と面談した際、担当官から「地域の課題が解決されれば高速道路はいらない」との発言があったことから、再度「地域の課題」について検証しました。国交省の指摘する「地域の課題」は長野県側の課題で、山梨県側では課題ではないこと再度検証することで、山梨県側ではそもそも高速道路建設の必要性がないことを国交省の資料に基づいて明らかにしています。このことはこれまで度々国交省にも指摘しています。

是非お読みください。

 

9.29「道路とリニア」講演会に参加を!

2018/09/13 3:54 に oodando yatsugatake が投稿   [ 2018/09/13 15:28 に更新しました ]


これからの日本は、人口が減り続け少子高齢化社会を迎えることは避けられず、各方面においてそのための様々な対策を取る必要性が指摘されています。自動車の保有台数も減って、交通量も減少することが明らかとなっています。それにもかかわらず、国交省は未だに新しい道路を造り続けていますが、これは現在の社会的課題に応えるものととは言えません。新しい道路を造るよりも、その費用を耐用年数を迎える既存の道路の老朽化・災害対策、維持管理や国民のための福祉関係等の予算に振り分け有効活用することこそが時代の要請に合ったやり方でしょう。

 

沿線住民の会では、9月28日に山梨新環状道路北部区間反対連絡協議会と共催で「道路とリニア」の講演会と現地報告を開催します。道路の在り方や、建設が進められているリニア新幹線について再度検討し考える場を持ちたいと考えていますので、多くの皆さんの参加を訴えます。

 

「道路とリニア-地域住民のためになる交通を-」講演会と現地報告


 日  時 9月29日(土)午後1時30分~

 場  所 甲府市総合市民会館大会議室

 第一部 講演「道路とリニアー地域住民のためになる交通を」 

       上岡直見氏(環境経済研究所)

 第二部 現地報告

       ○新山梨環状道路北部区間反対連絡協議会

       ○中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会

       ○リニア中央新幹線



8/10 ニュース37号を発行しました

2018/08/27 18:59 に oodando yatsugatake が投稿


 

今号には、7月11日に開催された長野の第2回計画調整会議で発表された長野側1キロ帯の問題点を指摘しています。長野側では関係住民に複数ルート案が示されることなく、長野国道事務所と長野県、関係自治体の密室協議でそれまでの3キロ帯から1キロ幅ルート帯への絞り込みが行われました。これに関する記事を掲載しました。

このことは、長野側でも計画段階評価が行われなかったことを事実として示しているものです。今後も、山梨県側と同様に、計画段階評価が行われなかったことの問題点を追及していく必要があります。


また、北杜市図書館で北杜市議会議員の活動報告がいったん掲示中止になるという事態が起こったことに関し、この問題を検討する北杜市図書館協議会の傍聴報告も掲載しました。図書館の本来の役割をはっきりさせることで、この問題に対応していく方針が確認されたことは前進で、「沿線住民の会ニュース」北杜市の掲示拒否問題への取り組みがきちんと教訓とされています。

中部横断道 国交省が審議資料の改ざんを放置し、長野側1キロ帯案を発表!

2018/07/19 15:57 に oodando yatsugatake が投稿


 

7月11日、国交省長野国道事務所は長野県や沿線関係自治体の関係者に対し南牧村から八千穂高原ICまでの1キロルート帯案を示し、HPで公表しました。国交省は昨年9月に行われた第1回計画調整会議での考え方の説明と意見の集約を踏まえて行ったとしていますが、これは計画段階評価のプロセスから逸脱した旧態依然のやり方に他ならないことは明らかです。しかも開催時間は僅か30分たらずで、発表されたルート帯案は資料の改ざんを放置したままの審議資料、基礎資料を前提にして検討されたものです。

沿線住民の会では、国交省が長野側の3キロ帯の1キロ帯への絞り込みに際し、国交省が初期に提示した新ルート帯案の改ざんの放置などを速やかに訂正する事などを求め、山積する問題をそのままにして山梨側1キロ帯の固定化につながるような決定を行なわないよう要請してきました。しかし今回発表された長野側1キロ帯案は事実上山梨側の1キロ帯新ルート案を追認するものに他ならず、とても認めることはできません。国交省に対し厳重に抗議するものです。

またこの発表は、南牧村で山梨側新ルート帯案の変更を求めている住民の意向を無視したものであることも明らかです。

私たちはこれからも粘り強く、八ヶ岳南麓を横断する高速道路建設計画と山梨側新ルート帯案の見直しを求めていきます。



6月13日 第3回国会公共事業調査会(仮称)準備会で「オーフス条約」を学習

2018/06/21 17:52 に oodando yatsugatake が投稿   [ 2018/06/21 17:54 に更新しました ]


 

国会公共事業調査会(仮称)準備会の第3回目が、613日衆議院議員会館会議室で開催されました。国会議員をはじめ様々な住民団体が参加して、「オーフス条約と日本の環境民主主義」のテーマで学習と意見交換を行いました。

「オーフス条約」に関し、はじめに大久保規子氏(大阪大学大学院教授)から説明と問題提起がありました。オーフス条約には3本柱として


①情報へのアクセス権 

②意思決定への参加権 

③司法へのアクセス権


があり、日本の現状は非常に不十分な点が多く、オーフス条約へ未加盟であることによる問題点が指摘されました。更にドイツやインドの例を挙げ、様々な段階で住民参加が行われていること、日本の環境問題への取り組みは欧米諸国、アジア諸国に比べても遅れており、現状を早急に変えていく必要があることを訴えました。


意見交換では、日本では住民の計画への参加が保障されておらず、建設ありきで様々な事業が進められていることを厳しく指摘する意見や、基本的人権として「環境権」が保障されていないことへの指摘があり、これらを変えていくためには日本が「オーフス条約」に加盟する必要があること、またその働きかけが必要であることが確認されました。



 

 

6月10日、ニュース36号を発行しました

2018/06/18 16:02 に oodando yatsugatake が投稿


 

沿線住民の会の働きかけと関係諸団体、国会議員の皆さんの連携により、中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の問題は、建設計画を担当する国交省内の問題だけでなくいまや国会案件として国土交通委員会で取り上げられるようになりました。また、国会公共事業調査会(仮称)準備会が行った国交省ヒアリングでも、国交省大臣官房の担当者に対しこの問題に関して鋭い質問が浴びせられました。

国政への働きかけを今後も拡大・強化し、これまでの公共事業のあり方を問いながら中部横断自動車道 (長坂~八千穂)の建設計画の見直しを求めていくことが求められています。

今号のニュースでは、これら沿線住民の会の国政への働きかけや関東地方整備局への要請、地元の北杜市への要請等の報告を掲載しています。是非お読みください。


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