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Research Interests
液体の統計力学理論を中心に，電子状態理論や分子動力学などを組み合わせて溶液内での分子および分子集合体（生体分子など）の構造や機能に関する研究を行っています。
特に，大きく分けて次の3つの課題に取り組んでいます。
１．溶液内分子の電子状態理論の構築
２．生体内素過程の一つである分子認識を扱うための理論構築とその応用
３．これらを統合した溶液内生体分子の電子状態理論の構築
これら三つの研究を基に、溶液内、生体内過程の理解に向けた統合的理論体系の構築をめざしています。
また、それらの理論を数値計算するためのプログラムパッケージの開発、それに伴う効率的・高速なアルゴリズムの開発も行っています。
最近の研究成果 [くわしく]
新規積分方程式理論（XMOZ理論, sp-3D-RISM理論）の開発と応用
FMO/3D-RISMの変分的定式化と高効率ハイブリッド計算手法の開発
溶液内化学反応における電解質の効果の解析
3D-RISMとストリング法による物質輸送の最安定自由エネルギー経路探索手法の開発とイオンチャネルへの応用
超臨界水の密度揺らぎの分子論的描像の解明
Key words
Theoretical Chemistry, Electronic Structure Theory, Physical Chemistry,
Biochemistry and Biophysics, Statistical Mechanics, Quantum Mechanics
High performance computing
A Motto
"Keep casting" (By Norio Tanabe)
Contact Information
〒464-8601
愛知県名古屋市千種区
名古屋大学大学院情報学研究科複雑系科学専攻物質情報論講座
Tel: 052-789-4234
Mail: noriwo(at)nagoya-u.jp
Graduate School of Informatics, Nagoya University
Furo-cho, Chikusa-ward, Nagoya 464-8601 Japan
Tel: +81(Japan)-52-789-4234
E-Mail:noriwo(at)nagoya-u.jp