自閉症スペクトラム児ノンバーバル学習ツール NOCOA

NOn-verbal COmmunication for Autism


このウェブサイトについて

ノンバーバル情報•パラ言語情報(言語情報以外のもの)の理解度は、コミュニケーションあるいは社会性に影響を及ぼします。本ウェブサイトは、自閉症スペクトラム児の苦手としているノンバーバル情報、パラ言語情報の理解に関して学習することができるiPadアプリケーション「NOCOA(ノコア)」の説明ウェブサイトです。

体系的な学習

ノンバーバル情報支援インターフェースを開発する際の重要な点について、因子分析を行い、'表情','内容','相手'の3軸によって音声発話を分類しました。1つの発話を出力する際に、体系的に3軸をそれぞれを選択して出力することは、自閉症スペクトラム児がコミュニケーションを学ぶ上で非常に有益であるといえます (Golan, 2006)。また視覚情報をインターフェースに盛り込むことで、より使いやすいものとなっています。

NOCOAの使用方法


NOCOAには2種類のモードがあります。「聞いてみるモード(Listening mode)」と「テストモード(Test mode)」です。「聞いてみるモード」では、まずユーザーは発話内容を選択します。発話内容を選択すると画面が遷移し、次に相手を選びます。相手を選択すると、表情の画面に遷移し、最後にPlay画面が表示されます。再生画面ではこれまで選択したカテゴリのまとめが表示され、下部の再生ボタンを押すことにより、該当するカテゴリの発話がランダムで再生されるようになっています。

「クイズモード」とは、ユーザーがどの程度ノンバーバル情報を理解しているかを測るためのモードです。ユーザーに対してランダムに10問提示し、発話内容情報と音声情報のみが与えられた状況で、相手と表情を選んでいきます。

ぜひ一度NOCOAを使ってみてください。あなたのノンバーバル理解度がわかります。


参考文献

[1] Patricia A. Rao, Deborah C. Beidel, Michael J. Murray, Social Skills Interventions for Children with Asperger’s Syndrome or High-Functioning Autism: A Review and Recommendations,Journal of Autism and Developmental Disorders. 2008; 38(2): 353-61.

[2] Rie A.,Akira O., Iida A., Building a web based communication aid for autism person, IEIC, 2007.

[3] Hiroki, T., Hideki, K., Campbell, N., Laughter as a gesture accompanying speech - towards the creation of a tool for support of children on the autistic dimension, in Proc. GESPIN2011, Bielefeld, 2011.

[4] Golan Ofer. & Baron-Cohen Simon. 2006. Systemizing empathy: Teaching adults with Asperger syndrome or high-functioning autism to recognize complex emotions using interactive multimedia. Develop. Psychopathol. 18: 


ロゴの意味

ハートは心、歯車は動きを伝えるものを表しています。
ハートに歯車が組み合わさって、“心の動きを伝える”という意味です。

開発者

代表:田中 宏季

開発&デザイン:豊川 弘樹

仕様&設計:藤田 朋希


所属:奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

お問い合わせ: hiroki-tan[at]is.naist.jp (田中 宏季)

    [at]を@へ変えてください。