副院長「藤田あつし」の公園めぐりについて
公園?
公園というとどんなものを想像しますか?
ブランコ、砂場、ぞうさんすべり台....いろんな公園があるでしょうが、僕の「公園」はちょっと違います。
みんな楽しめるところ、安らげるところ、しばし現実の喧騒を忘れられるところ
緑があって、静かで、でも遊び心があって、ぱっと見なんだか分からないモニュメントがある。そんなところです。
学生時代にふと見つけた小さな公園との出会いが、僕の趣味に「公園めぐり」を加えました。
子供たちが水の広場で遊び、その背景に緑と山と青空が広がる。決して広くないんです。しかしそこには完璧なバランスがあって都会の色も音も消えてしまうのです。
あら、これを書いているときに、調べ直したら、なんと「第1回さっぽろ景観総選挙(2014.1.26)」で堂々の1位!
当然です!でもあの小さな公園は隠れ家だからいいんだよなぁ...でも嬉しいことです。
もう一カ所。
知っている人は知っている。知らない人は覚えてね。イサム・ノグチの遺作となった公園。
もはや公園というよりもテーマパーク。遊園地じゃないよ。スケールに圧倒される。札幌芸術の森野外美術館でダニ・カラヴァンの「隠された庭への道」に足を踏み入れたときに感じた一体感に近い、いやそれ以上に、そのスケールの大きさ故か、やっぱりイサム・ノグチの感性の大きさ故か、自己が宇宙みたいに膨らんだような圧倒的な感動を体験する。それは山登りでてっぺんに立ったときにも似ているかもしれない。
まあこのスケールはパソコンでは体験できないので行くべし。
札幌にはそんなところがいっぱいありました。札幌駅のなかにも地下にも...ずいぶんと札幌を探しまわりましたよ。
皆さんも札幌へ旅行した際には、是非お立ち寄りください。人が全くいないか、子供たちが遊んでるくらいがいちばんいいタイミングかな。
こんな公園を作ってみたいですね。大変そうですが....