2018年08月の礼拝のメッセージ
★わたしたちの教会では、
聖書は、「新共同訳聖書」、
讃美歌は、第一週は、讃美歌Ⅰ。第二週以降は讃美歌21を使用。
聖書・讃美歌は、教会で用意しております。
キリスト教学校では、
夏休みの間に教会の礼拝に出席することが
宿題になっている学校も多いことでしょう。
成瀬が丘教会は、キリスト教学校の生徒、学生の皆さんの
出席を歓迎します。
*8月5日
マタイによる福音書6章25~34節
説教「あなたのために思い悩む神」
わたしたちは思い悩むこと、
思いわずらうことがいろいろあります。
人間関係で悩み、進路や就職のことで思いわずらい、
生きる意味がわからずに苦しみます。
教会は、悩む魂をいたわり、慰めることを大切にしてきました。
教会の務めであるとさえ考えてきました。
ところが聖書の中には、
「魂のために配慮するな」という言葉が出てきます。
イエス・キリストがお語りになった言葉です。
イエスさまはなぜこのようにお語りになったのでしょうか。
そこに、悩みの多い人生を生きるための秘訣が隠されています。
*8月12日
ヨハネによる福音書2章1~11節
説教「水の人生、ぶどう酒の人生」
ユダヤ人は結婚のお祝いを盛大に行うことになっていました。
お祝いを成功させるのに欠かせないのはぶどう酒です。
何がなくても、ぶどう酒だけはたっぷり用意しておくことになっていました。
ところが、よりによってそのぶどう酒が足りなくなってしまったのです!
そのお祝いには、イエスさまも招かれて加わっていました。
イエスさまは水をぶどう酒に変えて、
大失敗になるところだったお祝いを助けてくださいました。
小さな出来事です。
けれどもここに、イエスさまがどなたで、
何をなさる方なのかを示す手がかりがあります。
イエスさまは味気のない水の人生を、
薫り高いぶどう酒の人生に変えてくださる方なのです。
*8月19日
ヨハネによる福音書5章1~18節
説教「いのちの中に起き上がれ」
今月は、生きることを考え続けてきています。
生きることは、時にとてもつらいことです。
今回の聖書に登場するのは、38年も病気で苦しみ続けてきた人です。
しかも、周りにいるだれも彼を助けようとしませんでした。
イエスさまは彼に近づき、語りかけ、立ち上がらせます。
病気をいやすだけではなくて、生きることを支えます。
そこに、わたしたちのいのちに対する神の心が現れています。
*8月26日
イザヤ書53章11~12節
ホセア書6章1~2節
コリントの信徒への手紙一、15章3~10節
説教「平和の原点」
※説教者:土橋敏良 牧師(桜美林学園キリスト教センター長、学園チャプレン)
特別な説教者として土橋敏良(どばし・としよし)先生をお迎えします。
町田市には桜美林学園があります。
幼稚園、中学校、高等学校、大学、そして大学院まで。
桜美林学園はキリスト教学校ですが、
外国からの宣教団体(ミッション・ボード)が建てた学校
(いわゆるミッションスクール)ではありません。
日本人である清水安三先生が大きな幻をもって創立した学校です。
この桜美林学園全体のチャプレンである土橋先生においでいただきます。
8月は特別に平和を覚え、平和を願い求める時でもあります。
「平和を実現する人々は、幸いである」とイエスさまは言ってくださいました。
しかし、わたしたちは平和を作り出すことができません。
平和を願いながらも、争い、憎み、自分勝手になり、人を傷つけてしまいます。
わたしたちの中には平和がありません。
平和には源があります。土台があります。原点があります。
それは、神ご自身です。
神が与えてくださる新しい命です。
復活です。
復活の命によって、平和の国が始まります。