syuppatsu
出 発 1995年製作
いよいよどこかへ行こうと思った
行き先がかすかに見える
いよいよどこかへ向かうときが来た
深い霧が晴れてきた
風向きも 方角も 頃合いもいいだろう
きっと何かを掴みとるだろう とにかく出発しよう
いよいよどこかへ行こうと思った
遅すぎることはないだろう
いよいよどこかへ旅立つときが来た
君に知らせて行こう
持ち合わせも 近道も 標識(しるべ)さえ無いけれど
きっと何かを見つけることだろう とにかく出発しよう
持ち合わせも 近道も 標識(しるべ)さえ無いけれど
きっと何かを見つけることだろう
とにかく出発しよう とにかく出発しよう
COLUMN~コラム
1995年5月にライブハウスでの活動をスタートさせた時は以前に作った曲を歌っていたのだが「人に聴かせるならもっと良い曲を作らなければ・・」と必死な思いでこの曲を作ったのを憶えている。定期的なライブも始まったばかりで新しいスタート!ということで自分を投影して自然にこんな曲ができたのであろう。明るいメジャー調のノリの良いストロークはこれからの「希望」を期待しているんだね。この頃はなりふりかまわず毎月作ったばかりの曲をすぐにステージで歌っていた・・・なので完成度はかなり低かったはず。すぐに歌わなくなった曲も数多いがこの「出発」はけっこうしぶとく残っている方だと思う。ライブで歌う機会はめっきり減ったが何か新しい事を始めるときには今でも思い出しては自宅で歌ったりしている・・・自分にとっての「初心に帰る」曲なのである。