michinouekara

道の上から 2001年製作

走り出す いつもと同じ朝に

左へカーブ切れば坂は下りはじめる

かなえたい想いを心に取り込んで

こみ上げる 得体の知れない期待が

僕の胸はなぜかざわめき 穏やかな情熱が

いつもの何の変哲もない 道の上から

いつもの何の変哲もない 道の上から

やわらかい日差しが顔に降り注ぐ

混み合ったインターチェンジをくぐり抜け

ダメージなら忘れてしまうくらい 遠くへ

一日がこれからが楽しめそうな予感が

僕の胸はさらにざわめき すべてが満ち足りてく

いつもの何の変哲もない 道の上から

いつもの何の変哲もない 道の上から

僕の胸はさらにざわめき 穏やかな情熱が

いつもの何の変哲もない 道の上から

いつもの何の変哲もない 道の上から

COLUMN~コラム

2014年、あけましておめでとうございます。今年も「SONGS」よろしくお願いいたします。今回のご紹介は年始にふさわしい!?「道の上から」という曲です。

詞の内容からはちょっとわかりづらいかもしれませんが冬の朝の通勤風景を歌ったものです。十三年前のこの頃は仕事の関係でこれまでの苦境を乗り越えた感があり、良いこともあったのでしょう、充実して希望にあふれた気分だったのを憶えています。

毎朝の通勤路もついこの前まではしかめっ面して通っていたのがちょっとした心の持ちようでこんなにも気分よく見る景色がちがうかのように感じたので「これを歌にしよう!」と詞も曲もストレートに表現して、時間をかけずにすぐにできました。

非常に前向きでパワーのある曲なのでそれからはテンションが下がった時でも「あの時はこんな気持ちだった」とこの曲を思い出すことも多く、今でもたまにライブでも歌っています。ちょっとした事に左右されずに気持ちはいつも晴れやかでいたい、年の始めにあたってそう思うのでした。