1. 概略


通常、リレーショナルデータベースを使ったWebシステムを構築する場合には、Java環境であればStruts, Windows環境であればASP.NETなどを使用してインプリメンテーションされている。一方、最近ではインタープリターを使って簡便にWebデータベースシステムを構築するための方法としてRubyOnRailが使用されてきている。
しかしながら、これらのアプローチでは、Webシステム構築のために、SQL言語の他に、JavaやVB、あるいはRubyなどを言語を使いこなすスキルが必要となっている。

本アプローチでは、プログラム言語というべきものとしては、SQL以外には、開発言語を必要としないWebデータベース構築システムを模索する。Webシステムの開発者は、SQL以外に開発言語を使用せず、Web画面の表示パラメータを指定するだけで所望のWebデータベースシステムを構築できるようにするのが本プロジェクトの目標である。Webデータベースシステム構築のもう一つのアプローチであることから、YAWDBA(Yet Another Wed DataBase Approch)と言う。

本アプローチでは、従来の手続き言語を使用しないことから、従来の方法に比べ自由度が低くなるが、この方法で、実用上必要な機能がどこまで実現できるかがキーとなる。

   システム開発の方法  利点     欠点
 従来のアプローチ      データベース構造決定し、JavaやVBなどを通じて、データベース内の値を取り出し、こららの値をWeb画面上に配置する部分をJSPタグやVBのWebエディターを用いて行う。データベースの値を元に、複雑な処理の記述が可能。  データベースによる値やその他パラメータによってより複雑な処理を実現することが可能。  プログラミングが必要となり、開発には、スキルが必要。
 本開発のアプローチ  データベースの構造を決定し、SQLでデータベースを参照方法を記載する。得られたテーブルをWeb画面上に表示させるが、取得したテーブルをどのようにWeb画面に表示させるかルール構文を使って指示する。 プログラム開発のスキルが無い人でも、Webシステムの構築が可能。 データ値により、警告のメッセージを表示しなりするなどの細かい制御が不可能。

YAWDBAの開発メモについては、「小心者のプログラマー」ブログ(http://shoushin.blogspot.com/)をご覧ください。


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