Personal Computer

Alto
maker : XEROX PARC
announced year : 1973
http://sansyudo.exblog.jp/16948009/
http://applembp.blogspot.com/2009/03/xerox-alto-mac-os-x-leopard-os.html
http://www.vintagecomputer.net/browse_thread.cfm?id=370


世界で最初のパーソナルコンピュータ試作機。
専門技術者ではなく、個人が情報ツールとして使用することを想定して作られ、約1500台が研究機関などに配布された。
ビットマップディスプレイ、マウスを標準装備し、イーサネットを生みだした。
またOS的存在のSmalltalkでは、マルチウィンドウ、メニュー操作(選択→命令という手順)、アイコンパレット、WISWYGエディタ、コピー&ペースト、マルチスタイルフォントなど現在につながる機能を多く完成させた。



Apple IIc
maker : Apple
announced year : 1988
http://www.mactechlab.jp/oldmac/11966.html
http://www.bear-project.net/blog/tag/apple/


Apple IIのコンパクトバージョン。デザインはFrog Design。モニタ回りが特に洗練されている。
Apple IIはバラバラな部品の組み立てキットではなく、CPU、メモリ、画像+音声出力、外部記憶、キーボード、プログラム言語などをパッケージにした、世界初の個人向けに完成された「パーソナルコンピュータ」だった。
また回路図を公表し、拡張機器を作る多くのサードパーティを生みだした。



iMac (Bondi Blue)
maker : Apple
announced year : 1998
http://harryallen.info/?p=1349
http://www.theregister.co.uk/2010/11/29/bondi_blue_imac/page2.html


初代iMac。普段使わない、見ないはずの背面を美しくデザインした。
特別な機能を追加するのではなく、むしろ古いもの(シリアル、パラレル、SCSI等の拡張ポートやフロッピードライブ)を全て捨てた。
代わりに採用したのが、赤外線と当時まだ普及していなかった、つなぐも外すも自由なUSBだった。
それまで無骨な長方形で配線が多く、いかにも「難しそう」だったパソコンを、「自分にも使えそう」と思わせるものへと変革し、見た目や操作性、簡便性を重視してこなかったIT業界の思想を一変させた。
現在、PCの多くがUSBとワイヤレス(無線LAN、Bluetooth等)を主要な接続手段としているが、その流れを作ったマシン。


Kindle 3 "Kindle Keyboard"
maker : Amazon.com
announced year : 2010
http://www.slashgear.com/kindle-3-becomes-kindle-keyboard-28183657/
http://www.ebookreaders-australia.com/


電子ブックリーダー。後のKindle FireはAndroidで8時間しか動作しないが、こちらはLinuxで1ヶ月動作する。
Fireとの間にKindle 4やKindle Touchがあるがキーボードレスとなったため、その後も「Kindle Keyboard」の名称で併売が続けられた。
ハード性能は高くないが、月額費用なしで世界中どこでも3G回線が利用できる。


MacBook Air
maker : Apple
announced year : 2008
http://www.techuelx.com/apple-to-release-macbook-air-15-in-year-20112012-rumor.html
http://pennyauc-get.com/2011/03/apple-macbook-air.html


高性能のCPU、高解像度ディスプレイ、フルサイズキーボードを搭載しつつ当時最軽量・最薄のノートPCを実現した。
ワイヤレスが基本で、端子は当初USB1つしかなかった。また内部へのアクセスはほぼ不可能。
しかし片手で液晶を押し上げても本体が浮き上がらない設計や、マルチタッチトラックパッド、裏面まで美しいアルミニウムユニボディなど、ユーザーが何をメリット・デメリットと感じるかが明確であり、その好みで満足度がまるで変わる。



Macintosh 128K
maker : Apple
announced year : 1984
http://systemfolder.wordpress.com/2009/11/25/mac-128k-2003/
http://www.macsimply.de/category/allgemein/page/6/


1984年4月発売の初代コンパクトMac。
それまで会社・機関といった組織でしか使えなかったコンピュータを、真の意味でパーソナルなものにした最初の革命的モデル。
内部にアクセスできないクローズドな設計やGUIの導入、フロッピースロットにまで及ぶ面取りなど、全てが「個人にとって使いやすいもの」へ収斂している。
前モデルとなるLisaの失敗(高機能で高価なマシン)が、このシンプルでコンパクトなデザインに大きく影響したのだろう。


Magic Mouse
maker : Apple
announced year : 2009
http://www.macs4u.com/products/Magic-Mouse.html
http://zitseng.com/archives/2478


Bluetooth接続のレーザーマウス。なめらかな上面部全体がボタンであり、同時にマルチタッチセンサーにもなっている。
マウス上面で指をすべらせることでスクロールやスワイプができ、手首の運動量が劇的に少なくなった。
そのため「手で握る」というより「手を置く」ようにして使う。



MoGo Card Mouse
maker : MoMA Store
announced year : 2007
http://blog.so-net.ne.jp/hidenori_wedding/2007-11-19
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0927/hot447.htm


カード式マウス。移動時は最近使われなくなったカードスロットに収納しておける(これが同時に充電になっている)。
使用する時は背面のバネを起こして斜めにする。



Newton eMate 300
maker : Apple
announced year : 1997
http://myapplenewton.blogspot.com/2009/11/emate-faces-off-with-alphasmart.html
http://computers.popcorn.cx/apple/newton/emate/


クラムシェルiBookのおそらく原型となった教育機関向けのモデル。
キーボードだけでなく、ペン入力でも操作できる(NewtonOS 2.1)。満充電で28時間使用できた。
葉脈を思わせるリブの入った肉厚なプラスチック筐体は、子供に安心して使わせることのできる頑丈さを備えている。



NeXT Computer System "the cube"
maker : NeXT
announced year : 1988
http://wine-and-roses.blog.so-net.ne.jp/2010-01-28
http://www.peekpoke.hr/en/museum/next-cube/

マットブラックのマグネシウム合金による、正方形の美しいフォルム。
モニタ、プリンタ、キーボード等の周辺機器もデザインが統一されており、配線も最小限に抑えている。
またリムーバブルなオプティカルストレージやDSPほか、当時の最新技術(Objective-C、Machカーネル、Display Postscript等)を導入した。
後のMacOS X以降Appleのハード・ソフトデザインの礎となった作品。



PowerBook Duo 230
maker : Apple Computer
announced year : 1992
http://www.kida-dent.com/blog/?p=505
http://www.sleuthsayers.org/2011/10/apple-today.html


たたんでDuoDockに入れるとデスクトップMacintoshとなる。
DuoDockは標準でFDD内蔵し、FPUやHDD、NuBusグラフィックスカードを追加できた。


PowerBook "G3 Pismo"
maker : Apple
announced year : 2000
http://www.flickriver.com/photos/tags/p8/interesting/
http://www.flickr.com/photos/damianward/5103005118/


PowerBook G3 Seriesの最終モデル。公式名称はG3などを省いた「PowerBook」。
曲線を使った筐体は、開いた時に実際より薄く見える効果がある。また閉じている時には、中央に埋め込まれた硬質ラバーの質感と相まって手に馴染む感覚を生みだす。
プラスチック部分にはガラス繊維が織り込まれており、強度も高い。



PowerMac G4 (Mirrored Drive Doors)
maker : Apple
announced year : 2002
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Apple_PowerMac_G4_M8570_MDD_front.jpg
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Apple_PowerMac_G4_M8570_MDD_sideopen.jpg


丸みをおびたデザインで四隅にハンドルがついている。側面を簡単に展開できるので、ロジックボードにすぐアクセスできる。
Appleは基本的に製品内部を触られることを嫌がる傾向があるが、プロ用デスクトップPCに関しては逆に一貫して他社よりも内部に触りやすく作られている。



PowerMac G4 Cube
maker : Apple
announced year : 2000
http://www.macguide.ru/birth-of-apple-design/
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/g4cube.html


一辺約20cmの立方体の筐体をもつコンピュータ。下部は透明なポリカーボネートのみで、宙に浮いているような印象を与える。
冷却ファンがなく、機械熱の上昇気流を利用した廃熱機構をもつため動作が静か。
本体を逆さにしてハンドルを引くと内部が全て引き出されるため、メンテナンスも容易になっている。


Pomera DM-100
maker : King Jim
announced year : 2011
http://www.bestgear.jp/pbarticle/1597.html
http://pdweb.jp/review/newpro_1111.shtml


ポメラ第二世代。Bluetooth接続でiOSの外部キーボードにもなる。
「半分に折れるキーボード」というギミックをやめて横長になってしまったが、その分薄くなり、キーボードの剛性が増した。


ScanSnap S1500
maker : FUJITSU
announced year : 2009
http://www.businesscomputingworld.co.uk/fujitsu-scansnap-s1500/
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/20238/


印刷物を電子化する「自炊」用として定番。紙資料を表裏連続スキャンし、OCR処理した上でPDF化できる。
読み込んだデータはローカル以外にクラウド(Evernote)保存にも対応している。
また読み取りエラーが起こると、最後から2枚前までの原稿を表示して再開箇所を選択するシステムになっており、非常に合理的。


Scope Node
maker : Elecom
announced year : 2009
http://www2.elecom.co.jp/products/M-SN1ULBK.html
http://www.blessthisstuff.com/stuff/technology/computers/elecom-scope-node-mouse/
http://www.ds-cube.com/c_wp/archives/283


3ボタンレーザーマウス。
造形は、2002年に発表された士郎正宗デザイン「M-MAPP1SM」の後継機種といえる。
レーザーセンサーが右手親指付近に配置されており、「ペンを持つ感覚」を再現している。


Studio Display 17'' CRT
maker : Apple
announced year : 2000
http://sumally.com/Apple-17%22-Studio-Display-CRT-(ADC)/p/112500
http://www.mac-paradise.com/htmls/1100000040156-11.html


フルフラットのダイヤモンドトロンCRT。
1998年に発表されたiMacの系譜にあるデザインだが、よりシャープな印象が強い。
PowerMac G4とはADC接続によりビデオ信号、USB、電力供給が1本のケーブルでまかなえる。
電源ボタンでMac本体の同時起動とスリープモードのオン・オフ操作が可能。
透明のボディの中に見える、真空管を思わせるアナクロなメカニズムが美しい。



VAIO type P
maker : SONY
announced year : 2009
http://www.techhuman.com/2009/05/review-sony-does-paris-hilton-not-literally/
http://gigazine.net/news/20090120_vaio_type_p_hd_movie/


封筒ほどのサイズにおさまったコンパクトなノートPC。閉じるとフラットになるため、カバンからの出し入れが容易。
キーボードは小さいがアイソレーションになっていて打ちやすい。
それまでのミニノートのどれとも似ていない独特の形状でありながら、スタイリッシュに作られている。


X68000 XVI
maker : SHARP
announced year : 1991
http://www.duensser.com/pc_x68000.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000501/x68000.htm


マンハッタンシェイプと呼ばれるツインタワー構造になっており、隙間からポップアップハンドルを出せる。
当時としては最高レベルの性能(MC68000・16MHz、実装最大メモリ12MB)を誇り、またOS(Human68k)はハードを直接叩くようなプログラムを走らせることができた。
多くのプログラムや、さらには拡張機器までもがユーザーから発信された。
そのためX68000を「本来的なパーソナルコンピューティングを実現した最後のマシン」と呼ぶ人も数多い。

Comments