利用してこそ「資源」!
人類が快適に生活するためには「原・材料」は不可欠です。地球環境の劣化と資源の枯渇の両問題に直面している今、生命力によって持続的・省エネルギー的・環境保全的に生産される生物資源を利用・廃棄・再生するシステムの確立が強く望まれています。言うまでもなく、その生物資源の主役は森林がもたらす恵みである「木質資源」です。そこで、木材の持つ強靱さや和やかさなど多用な材料機能を研究するだけでなく、樹木の成長にまでさかのぼり、形成層活動のしくみや形成された木部の組織構造、さらには最終用途に適した高品質の材を生産するために、遺伝や環境要因と木材性質を関連づけて科学しています。