4月4日(月) 日本の仕事をサクサクと進める

Post date: 2016/04/16 0:21:05

日本の月曜日が終わり,多くのリクエストが来ていた.なので,本日は日本の仕事量が多い.アメリカでの仕事も含め,サクサクと進めていく.

フォトマスクの再設計

研究室内の他の人の研究のものであるが,フォトマスクの設計をお手伝いする.お手伝いといっても,自分がメインで設計を完了させる.

設計の変更だけだったので1, 2時間で済み,割とすぐに出来上がった.使っているソフトのKlayout Editorにも慣れてきた.

科研費の交付申請書と交付請求書を作成

科研費は内定がもらえたとして,実際に使えるようになるまでに,書類の提出も必要である.

早速,交付申請書と交付請求書を作成する.目的と計画や使途と金額を記入する.計画調書とはフォーマットや金額が違うし,少し時間が経っていることから,微調整を行う.

採択されたものの,改めて申請書の本体を見返すと「こうした方が見やすいか」とか,「この方法にこだわらなくてもいいか」と気づくこともある.5ヶ月近く寝かせていたわけだが,無意識的に自分の考えが進んだからであろう.

電子申請が終わり,PDFファイルができあがる.ただし原本の印刷と押印の必要もある.秘書の方に頼み,提出してくれるようにお願いする.アメリカだとすると,サインが必要になるだろうし,書類仕事は完全には電子化されていない.

学生実験の手順書を詳細に作成する

不在時の学生実験を自分以外の人にお願いすることになっているので,手順書を詳細に作成しておく.単なる学生実験とはいえ,慣れて無意識的に行っていることは,他の新しい人にとっては常識ではない.

直接引き継ぐ人に説明できるとよいが,それは難しいため,文章として書き出す.書く過程にて,多くの量の作業や判断を行っていることが明らかになる.文章の形にすると,改めて量が多く感じる.

作業や判断量が多いので,たとえ同じ内容の繰り返しだとしても,使うエネルギーは一定以下には減らないわけだ.その事実が出来上がった文章を見て理解できた.

学生の研究報告へのコメント

学生からの研究報告に返信する.自分の「必要な原理の理解」が進んでいたことから,しっかりとコメントしてあげられたかなと思う.

物理的に離れているからといって,今のご時世であれば電子的にやりとりして日本の研究は進められると感じる.

在外研究について

留学すれば,短期的にはマイナスになるかもしれない.一緒に実験はできないし,ディスカッションも難しくなる.その分,進捗(作業)のスピードは多少落ちるのはやむを得ない面もある.

そうではあるけれども,長期的にはプラスな面が多い.ここではプラスの面を2点挙げたい.

  1. 研究者や教育者としてのレベルが上げられれば,より重要かつ本質的な部分の提案ができる.すなわち数ある選択肢の中から,意味のある方向を選び,効率的に進められるようになる.方向付けという意味では大きく改善する.
  2. また留学するとこれまでの研究から距離を離し,別の視点から認識できる.なので認識のレベルでも,多面性が生まれる.変に特定手法にこだわらなくてもよくなったり,他にない新しい価値が見いだせるようになったりする.