1月7日(木)荷物配達トラブル

Post date: 2016/01/07 21:58:45

日本の郵便局でアメリカにEMSを送ると,アメリカではUSPSが取り扱い業者になる.

USPSはFedexよりも配送料が安くて,とてもよいと思う.品物よりも配送料が高くなると,それはそれで嫌な気分になるものだから.

一方で,配達に関しての信頼性は高くないという評判がある.それを裏付けるような話があった.

1個しかない不在通知

年末にEMSで日本からの2つ荷物が発送され,USPSの配達となった.部屋やアパート事務所に来た形跡は感じられないのだが,郵便受けに不在通知(Delivery Notice, Slip)が1通入っていた.

ただ入っていたのは2つの荷物のうち,1つ分だけだった.他1個の不在通知は届いていなかった.この時点では1個しか送ったと聞いていないので,とくに不思議には思わなかった.

不在通知が入っていたものは,昨年の12/30へ近くのUSPS Post Officeに受け取りにいった.これはすぐに問題なく受け取ることができた.受け取れたので,合格点である.

ところがあとで聞くと荷物は1個ではなくて2個だということだった.すると不在通知が入っていなかった荷物は,どこにあるか分からない.送り主に追跡番号を聞いて,荷物の場所を調べることにした.すると荷物はUSPSのどこかに保管されているようだった.

USPS Post Officeでの問い合わせ

再度,近くのUSPSに直接出向いて確認することにした.追跡番号を局員に教えた.Office内で自分の荷物を探してもらった.2回探してもらったが,見つからなかった.

この辺りの対応は,別に悪くないものであった.

最終的にはSupervisorに電話してくれと言われて,自宅に帰ることになった.

荷物を受取る

自宅に帰って電話をしていた.なぜかドアをノックする音があり,USPSの業者が荷物を持って現れた.

トラックかどこかに保管していたのだろうか.「どこかで見つけた」と言っていた.自分の問い合わせがきっかけになって,配達されたのは間違いない.

最終的に手に入ったからよかった.ただ不在通知がなかったので,荷物がそのまま消失する危険性もあった.このようなことは稀であって,1回で済めば有り難い.信頼性は簡単に改善できる気もするが,現実的にはできるのだろうか.

今回学んだ点

教訓としては,荷物の状況は受取人も常に把握しておかないといけない.なので日本とは違って,アメリカでは受取人へのサプライズプレゼントは難しいし,しない方が無難である.もし届いていないとしたら,早めのアクションが必要になるからである.

時間と労力を要したが,強制的に英語を勉強するという意味では,このようなトラブルはとてもよい教材である.トラブルからのリカバリーを学べるという意味でも有意義であった.

今回のトラブルは,同じトラブルが生じたときに,誰かの役に立つと思って情報を公開するものである.過去のUSPSの荷物は,すべて問題なく届いていたことも事実である.USPSもうまく利用できれば,何の問題もない.