2023年8月から9月にかけての情報です。動物検疫所や病院、航空会社における扱いについては最新の情報を直接確認して下さい。
日本に住む犬が、短期間海外に行って日本に再度入るためには、以下の手続きが必要です。なお、犬は外務省管轄の「出入国」ではなくて(パスポートない)、農水省管轄の「輸出」「輸入」扱いです。
何よりもまずマイクロチップ装着
狂犬病予防接種2回(30日以上の間をおいて2回)
抗体価検査(かかりつけ獣医から血液を検査施設に送付してもらいます)
出国空港の検疫所に輸出申請、帰国空港の検疫所に輸入届出(全てオンライン)
現地(海外)の獣医師のサイン、現地の政府機関の裏書(これが一番大事)
写真に写っている緑の紙は「輸出検疫済」のタグです(通常は、動物をケージに入れるので、ケージにつけるためのタグ)。HEARING DOGラベルは既製品をケープに縫い付けました。
補助犬は飛行機の客席に一緒に入ります。航空会社と事前に、どの座席がもっとも全員にとって良いか(パレート効率な座席!)を相談し、前に座席がない席の端にしていただきました。次郎さんの場合、室内では排泄したがらず、10時間排泄なしでした。なので搭乗直前と直後に排泄させます。次郎さんは、普段からトイレに行けない状況と判断すると水を飲まなくなるのですが、10時間は長いのでペット用ゼリーを時折あげました。
日本に到着してから滞りなく「輸入」するために、現地(アメリカ)の獣医師のサインと政府機関(USDA)の裏書が必要なので、動物病院に行ったところです。日本から予約していきました。犬の日本への渡航書類に慣れている獣医師を見つける必要があります。この書類に不備があると、犬は検疫所で係留となります(補助犬は係留とはならないですが、書類を整えるために再度現地に行く必要が出てきます)。
ロサンゼルス空港についてターミナルを出たところ(カオス)
ドラッグストアCVSの中です。けっこう普通にお店の中にペット犬(もしかしたらアラートドッグやエモーショナルドッグ)がいます。
アメリカの大きなペットショップpetcoの中にももちろんペット犬がいました。アラスカン・マラミュートに遭遇!
事前に伝えることなく、普通に犬連れでレンタカーできます。(日本では借りる際に、相談する必要があります。)
I-5(ハイウェイ)の途中のrest areaで休憩しているところ。日本の高速道路サービスエリアと同じようにドッグランがありますが、フリーダムな柵なしの野原です。
アップル!
アメリカの大きな空港では、たいていペット犬のためのトイレがあります。補助犬トイレではなくて、犬全般のトイレです。
この人工芝の上でピーです(ヒトは入りたくない)。ここのトイレはセキュリティエリア内ですが、囲いがある「屋外」でした。屋外での排泄を好む犬にはありがたいです。
他の乗客に迷惑をかけない意味でも、万事効率よく進めるためにも、一番最初に搭乗案内を受け、座席に落ち着きます。
アメリカはペットOK(有料が多い、補助犬はチャージされない)のホテルが多く、犬連れでも特に目立たず、またホテル内外に犬の排泄エリアを準備していることが多いです。
何のためにアメリカ出張したかと言えば、学会発表です(ヒトが)。学会発表中はテーブル下で寝ながら待機しています。
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