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2006 Nagoya Castle 

名古屋城記

名古屋開府400年「名古屋城宵まつり」
平成18年8月12日から20日まで9日間開催

車窓などから眺めることはしょっちゅうでも、なかなか訪れる機会はなく、さりげなく『近くて遠い場所』である名古屋城へ、ン十年ぶりに行きました。

 

夕方、地下鉄の市役所駅から徒歩数分で名古屋城の東門に到着。しかし、入場口は長蛇の列。いったん入り口まで行き、チケットを購入し、再び列の最後尾へ並び直す。ちょうど夕陽が強烈に射していて、うんざりするほど暑い。そして、列がノロノロと進む。ちなみに、まだその位置からでは、天守閣は見えない。

やがて、ようやく園内に入れる。ゲートを抜けると、団扇とチラシがもらえる。そのまま二の丸を本丸へと歩いていく。右手では全長50メートルの「巨大金魚すくい」の水槽が続いている。日陰に入ると涼しさを僅かに感じるけれど、やはり暑い。そのまま進むと、広いビアガーデンや縁日や、櫓が組まれた盆踊りのエリアに出るけれど、その手前で右手へ折れ、本丸へ向かう。とりあえず目的地は天守閣。

門をくぐると、甲冑姿の武士が数人いて、石垣の下にテントが張られ、そこで鎧の試着と撮影会が行われている。子供が武士に扮して写真に収まっているが、大人はとにかく暑いので殆ど立ち止まらずに通過。そして、ふと石垣の角を曲がると、いきなり視界が開けて天守閣がドーンと出現する。思わず「おお、城だ。すげえ」と感動し、写真を撮る。

かつて本丸御殿があったスペースの向こうに天守閣が聳えて見えるこの場所は、たぶん絶好の記念写真スポット。大勢の人が写真を撮っていた。

本丸広場の隅にはステージが組まれていて、イベントが行われている。まだ時間が早いからか、それほど椅子は埋まっていない。ステージ上で誰かが喋っていたけれど、暑いし、通過して天守閣へ。

天守閣へは、そのまま入れる。料金を二重取りされることはない。まず、石の階段を上がって小天守に入り、そこを通過して石垣と塀に囲まれた通路を進んで大天守へ。大天守は一階から五階までが展示スペースで、六階が展望室となっている。ちなみに、小天守からはいったところは地階で、一階に「本丸御殿3Dシアター」がある。
(注・ふだんは夕方以降に天守閣へ入ることはできない)

天守閣内は空調が効いていて涼しく、エレベーターもあって五階まで通じている。なので、いったん五階まで一気に上がり、あとは階段で六階の展望室へ。
六階は、それほど広くはない。真ん中に土産物を売る売店があり、その周囲を回る。もっとも、展望室といってもベランダみたいな回廊があって外へ出られるわけではなく、小さな窓がいくつかあって景色が眺められるだけ。それでも、結構高いし、ぐるりと360度、一周できるので見晴らしは良い。

 

 

 

 

 

名古屋駅方面。タワーズなどが見える。

 

 

 

 

 

栄方面。テレビ塔が見える。 

他にも、ほぼ真東にはナゴヤドームなども見えた。そして、売店は金鯱グッズのオンパレード。なかには「二万円」という強気なプライスカードを掲げた大きな金シャチの置物もあった。せっかく来たので記念に何か買おうかとも思ったけれど(今度いつ来るかわからないし)、さすがにやめる。ほんとうの観光客なら金シャチや名古屋城のグッズを記念に買っても良いかもしれないけれど(小さいモノなら200円台とかからある)、一応地元民だし……。

展望室を後にすると、五階から下へ順番に階段を下りて展示スペースを見ていく。六階以外は窓一つなく、完全に外は見えない。なので多少の圧迫感を感じるものの、下の階へ進むうちにだんだん広く、天井も高くなっていくので、それほど窮屈な感じはしない。展示物は、五階が実物大の金鯱など、四階が刀とか甲冑とか、三階が城下町や城内の部屋の再現、で、たぶん二階がメインで、文化財レベルのいろいろなものが展示されている。まあ館内は、30分程度で一巡できるかと。

そして一階に「本丸御殿3Dシアター」がある。これは、城の誕生から戦争による焼失、再現に至る現在までの四百年の歴史を立体映像で辿るミニ・シアターで、30分に一回上映されていた。上映時間は約10分。おそらく、このシアターは名古屋城の目玉的な施設なので、どうせ行ったなら観たほうがお得。追加料金はナシだし。

上映が終わり、シアターから出てくると、次の回を待っている人が溢れていた。たぶん、全員が次の回で観ることは不可能っぽい。というか、天守閣の夜間公開を目当てに来場している人が多いのか、そろそろ日が暮れかけて、明らかに混雑し始めている。3Dを観てから天守閣を出たのだけれど、どんどん人が入ってきていた。

城から出ると、外はもう宵闇。天守閣がライトアップされていて、いい感じ。盆踊りの会場からにぎやかな音楽が聞こえている。本丸広場のステージでは、演歌歌手のトークが行われ、盛況だった。広場全体に人が多い。来たときよりも、断然増えている。

人波に合流しつつ本丸広場を後にして、盆踊り会場の方へ向かう。そちらへ近づくにつれて人が増え、大混雑となる。キリンのビアガーデンが広い。遥か前方に、踊りの櫓が見える。食べ物の店はどこも長蛇の列ができていて、串焼きなどの良い匂いが辺りに充満していて激しくそそられたけれど、そうそうに断念し、帰途につく。

 

自分がふだん暮らしている街の観光地へ行く機会というのは案外ないので、結構新鮮でした。まるでどこか別の土地の観光地を訪れているような、ちょっとしたツーリスト気分。

関連リンク

名古屋城公式ホームページ
http://www.nagoyajo.naka.nagoya.jp/

名古屋開府400年 名古屋城宵まつり
http://nagoyajo41.com/

 

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