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ピーマン

概要

  • ピーマンの皮の細胞を観察し、核などの構造を観察する。
  • ピーマンの皮を観察し、葉緑体を確認する。
  • ピーマンの種の横断面を観察する。

材料

今日はピーマンを見てみようと思って、会社帰りにスーパーで買ってきました。48円。

ピーマンはとうがらしの一種で、大果甘味種。ビタミンCの含有量が多く、日本には明治期に入ってきました。

皮の観察

まずはカミソリの刃で皮の表面を薄く削り取って、試料を作ります。

ピーマンの皮の細胞は、なかなかコロコロとした形をしていますね。なんだかこういうのを見ていると、四色問題にハマって地図の塗り絵パズルを解いていたときのことを思い出します。
一つの細胞が接している他の細胞の数は、最小で4個、最大で8個、かな(中央やや右上の細長い長方形の細胞が、8コ接しています)。

無染色でも核は見えますが、やはりコントラストが低くて観察しにくいのでアセトカーミン(酢酸カーミン)で染色しました。


横断面の観察

今度はピーマンを輪切りにして、その断面に平行な面を取って観察資料にします。

写真の赤いワクで囲った部分を、カミソリの刃で削り取るイメージです。


画像の右側が実の外側、左側が実の内側になります。アセトカーミンで染色したため、核が細胞内に見えます。


皮の表面組織とその内側で、細胞の形・大きさが異なっていることが分かります。

皮と葉緑体

今度は染色をしない状態で観察します。

む、ピーマンの細胞を見ていると、細胞内に緑色の小さなつぶつぶがありました。葉緑体です。

ピーマンは葉だけでなく実にも葉緑体があり、実でも光合成をすることで知られています。



種の観察

ピーマンの種は、円盤状の薄っぺらい形をしています。この円盤を真っ二つに切り、その断面を薄く削り取って観察しました。

内部は緻密で、コルクのようになっています。外側に、フジツボのような台地様のトゲ(?)みたいな構造が見えますね。これはなんだろう。

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