会報2017年3月発行記事から

2017年3月発行会報の記事から

巻頭言

Talk to each other!!”

N. K

近年、七夕祭りの外国人案内の時に、「この近くにWi-Fiがありますか」、「どこで無料のWi-Fiに接続できますか」等々、Wi-Fiに関する問い合わせが多くなったと感じていませんか?同行者と人ごみの中で、はぐれた時の連絡手段として使うとか、あるいは、地図機能を使って目的地へ行くなどの必要性にはとても便利だと思います。しかし単にラインをチェックしたり、ネット上で他の旅行者の反応を知るために使うなら、せっかく自分自身で異国情緒や文化を感じるチャンスなのにそれを逃すことになり、残念ではないでしょうか。

最近、どこかで読んだ記事を鮮明に覚えています。イギリスのあるレストランの入り口に「No,We don’t have Wi-Fi, Talk to each other!」というフレーズが書かれているそうです。いかに、このレストランのオーナーがWi-Fiによって失われるものを惜しんでいるか、想像に難くありません。皆さんの身近にも、飲み会を開いた時、無言で携帯ばかりいじったりする方がいませんか。せっかく飲み会をとおして仲間と良い関係を築く機会を逃すのはもったいないことです。最近、多くの企業が社員を募集する時に、他の人とのコミュニケーション力を重んじると言われるのは、理解できる気がします。

現代社会では人と人のかかわりが希薄になり、人づきあいも冷たくなっていると不満をこぼす声をよく聞くと思います。Wi-Fiを経由した言葉以上に、直接話し合う言葉の力で、理解し合うことを選びたいと思いませんか。そこで私達、MGGCの存在意義があるのではないでしょうか?


秋恒例の芋煮会(参加留学生の感想)

J. K  

今回の芋煮会は私の人生にとって初めての芋煮会でしたけどとても楽しかったです。なぜなら韓国ではこのような行事がないからです。強いて言うならバーベキューはキャンピングをするときによくすることなのでそれは同じかもしれないですけれども、芋を煮てスープを作ったことはなかったので貴重な経験になったと思います。それだけではなく、芋煮会を通じてホストファミリーの方たちといろんな話をしたり、他の留学生の方たちとも仲良くなることができました。日本に来てからまだ1カ月ぐらいしか経ってない時期に新しい出会いの場としての芋煮会は一生忘れられない思い出だといっても過言ではないと思います。

自分なりの感想をいいますと、風が強かったことやバーベキューをあまり食べなかったことは少し惜しかったですがいろんな方たちと出会い、楽しむことができたのは本当に嬉しかったです。もしまた芋煮会に参加する機会ができたらぜひ参加したいです。


G. T  

Imoni is a type of taro and meat soup eaten traditionally in the autumn in the Thoku region of Japan. Yamagata Prefecture in particular is famous for its imoni, but other prefectures in the region like Sendai, Miyagi also have their own different varieties.

Imoni is eaten like any soup, primarily during the late summer and early autumn, and is most famous as an outdoor food. In the autumn, groups of people preparing imoni around a fire near a river is considered a sign of the season.

It was also Autumn when I first came to Japan last year but never experienced imonikai at all. In fact I didn’t even know anything about this activity but I can see a lot of people gathering near Hirose River. Then finally know that it’s called imoni, but unfortunately, the time I knew it it’s too late already. But this year I was so fortunate to be invited to attend this one of a kind outdoor Autumn activity. The MGCC, a group of Japanese Family in Miyagi who are volunteers and serves as Host Families to foreign students organized such event.

Mr. T, one of the members of the group is my host father. With him and other members together with foreign students from: Korea, Taiwan, China, Indonesia, Mexico, Africa, etc. gathered near the Nanakita River in Izumichuo last December 3. At the same time, a lot of other group of people also gathered on the same place to enjoy the cool wind and nice weather. It was full of fun; eating, drinking, talking and laughing, games and magic show. You can see happy faces everywhere; only happiness.

This may be my first and last imonikai since I have to back to my country, Philippines by March of next year, but one thing is for sure, the memories I had for this day will last forever. The people whom I had my ONE AND ONLY imonikai with will be always remembered and treasured.


宮城教育大学の留学生スピーチコンテストに参加して

H. C  

 宮城教育大学の留学生課から招待をうけ、12月13日(火)、スピーチコンテストに参加して参りました。 MGGCの 留学生担当のK. Iさんからも、メールで通知がありましたが、平日ということもあり、全ホストファミリー参加という訳にはいきませんでした。幸いにも、3ファミリーが参加でき、留学生たちの発表を聞いてまいりました。

 宮教大で日本語を学ぶ留学生は、今回は8人でした。全員が、MGGCのフレンドリーファミリーシップに申し込んでおりましたので、どのスピーカーにも愛着を感じ楽しみながら耳を傾けてまいりました。みんなが個性的で、それぞれの視点から、彼らの短期間の体験を、自国と比較しながら、日本の素晴らしい点や、理解できない不合理と思っている点を、これまで学んだ日本語で、堂々と発表しておりました。

 驚いたことには、4時半過ぎのスピーチコンテストに、多くの宮教の学生が参加し、広い教室は、満員状態でした。スピーカーが話す内容が意外であったり、驚いた時は「へぇー?」と声を発したり、ユーモラスな言葉には笑い声が自然に起こり、聴衆の殆どが彼らに声援を送りながらも、楽しんでいた様子でした。留学生が学ぶ大学の暖かい雰囲気を感じながら、私達もくつろぎ、ゆったりした気持ちで会場に溶け込んでおりました。

 難しかったのは、審査です。教授も学生も招待者も聴衆全員が審査員です。最優秀賞・ユーモア賞・表現グッド賞・視点優秀賞を、8人から選ぶのです。とても悩みました。

 その後、教室を変えて表彰式と交流会がありました。学長や企画した学生なども加わったアットホームなパーティで、留学生たちは、教授ばかりでなく日本人の学生とも打ち解けて、歓談とパーティディナーを楽しんでいる様子でした。彼らはまもなく日本を去ります。きっと、良い思い出を持って帰っていく事でしょう。



そば打ち体験

K. S

後藤G会長から、MGGCのイベントで留学生対象に日本の伝統食文化である蕎麦打ちの体験をさせたいので協力してほしいとの話を受けたときは内心嬉しかった。早速私の住んでいる「泉手打ち蕎麦クラブ」の会長へ電話をして快諾してもらった。

泉蕎麦クラブも昨年結成された新しい組織で、以前は他の大きな蕎麦クラブでやっていたのだが、住まいを同じくする地域の人たちだけで蕎麦クラブを作ろうとの考えで出来た組織である。その為に蕎麦作りだけでなく、各自の得意な趣味などをもちよりながら懇親を深め、リタイヤ後の人生を健康で楽しく生きようとの趣旨で結成されたものである。

 しかし、今回の依頼では、クラブ全員が留学生相手に出来るのかと心配になった。そのような中で詳しい打ち合わせを持とうとの話になり、それからは後藤会長との懇談や幾度となく電話等による話を聞くことになった。

当初は留学生の参加が少ないとの話で深く考慮しなかったが、開催日が近づくにつれ人数が多くなり、日本人の参加者も増えるたび、会議を開いて調理室の配置図を基にして、こうすれば良いのでないか等を話あった。蕎麦に天ぷらをつけるなどは、誰が何処で揚げるのか、色々知恵を出し合ったことが思い出になった。地域の仲間がお互い知恵を出し合い成功させるために如何したら良いのか考えたのが今回のイベント開催の大きな収穫になったと思う。

 当日は早めに現場に出かけ準備をしようとしたが、公の場所なので時間どおりのスタートになったが、何度も打ち合わせをやったので、各自の役割分担でスムーズに進ませることが出来た。ただし、クラブの会長が所用で参加できなかったのが大変残念であった。

 程度の差は有れ、蕎麦打ちの体験を留学生にやってもらったことが、今回の体験学習にとって最高の収穫とおもわれた。全員での会食では皆さんニコニコと全部平らげてくれたのがクラブにとって大きな喜びであった。 ほぼ時間内に終了し、参加者全員の写真も撮って「また教えて下さい」との言葉は、今まで何度か打ち合わせをした苦労が報われたこともあり「泉手打ち蕎麦クラブ」全員が感激し、やって良かったと思えた瞬間であった。そして、このような機会を与えてくれたMGGCの皆さんに感謝を申し上げる次第です。




2016年仙台七夕高校生ボランティア感想文

笑顔で会話を

尚絅学院高等学校2学年 H. S

私は宮城善意通訳者の会という団体で、86日から3日間ボランティアを体験しました。私がこのボランティアを選んだのは、祖父も他の通訳の会に入っていたので通訳に興味をもっていたからです。

私は3日間を通して外国の方などに道案内をしていました。外国の方を見かけたら萎縮せず、笑顔で声をかけることが大切だと学びました。普段、学校では英語で会話をするということがなく、英語を聞きとることができるか不安でした。そのため顔が堅くなってしまうこともありました。ですがスタッフの方々の顔を見ると皆さん笑顔で対応していて、外国の方々も緊張が解けたのか笑顔になっていました。笑顔も大切ですが、母国語が通じることに一番安心しているのではないかと思いました。私は、なかなか会話が続かなかったのですが、スタッフの方々は、英語はもちろん中国語やドイツ語などを使って楽しそうに話していたのが印象的でした。外国語を一つでも身につけておくことでコミュニケーションの幅が広がるのだと実感しました。

私はまだ将来のことをはっきりと決めていませんが、英語は身につけたいと思います。一つでも外国語を話すことができれば、1人でも多くの外国の方々の手助けができ、また、自分も助けてもらうことができるからです。


May I help you?”

仙台市立仙台青陵中等教育学校4学年 I. T   

私は86日から3日間、JR仙台駅構内で「宮城善意通訳者の会」の皆さんと、外国人観光客の案内などのボランティアをしました。

このボランティアをしようと思ったきっかけは、仙台市から直接自宅に要項が届けられたことです。私はその時まで、ほとんどボランティア活動に手を出したことがなかったので、「そろそろ高校生として何かできることをしたい」と思っていましたが、きっかけがありませんでした。学校で培った英語力を生かしたいと思い、このNPOを選びました。

1日目は、外国人に自分から話しかけてみようと言われましたが、かなり抵抗があって、なかなか始めの一歩を踏み出すことができませんでした。しかし、困っていそうな人に手を差し伸べることで、仙台をもっと好きになってもらえるのなら、と思い、“May I help you?” と声をかけてみました。すると、その人はちょうど、七夕飾りの場所を探しているところで、無事、案内することができました。この調子で、2日目3日目も声をかけ続けることができました。

ただ、日本人の方を上手く案内できなかったり、外国人と日本人に差を設けてしまうような対応をとったりすることがありました。国際化が進んでこれからも外国から観光客が多く来日すると思いますが、外国人も、日本人も同質のものとして、「最低限」ではなく「最高限」の対応をとるべきだと感じました。

今回の体験では、自分では気づかなかった能力に気づくことができ、英語を始めとする他言語への壁がなくなりました。ボランティアを受け入れてくれた宮城善通の方々に感謝申し上げます。

May I help you?”の一言で、世界が変わりました。


伝える事の大変さ

宮城県黒川高等学校3学年 A. T   

将来英語を使ってボランティアをしたいと思っていたので、今回このボランティアに応募しました。1日目はとても緊張しました。「どんな事を聞かれるのかな」「ちゃんと英語で伝えられるかな」など沢山不安もありました。早速外国人が来ると先にMさんが案内していて、その姿を見て余計緊張しました。聞かれる内容は似ていて、慣れてくると自分で案内する事が出来るようになりました。ですが、1日目は思ったように上手くいかなくて残念な気持ちが大きかったです。

2日目では、困っている外国人を見つけたら話しかけに行って案内しました。1日目とは違い、自分から話しかける積極性がついた気がしました。私が外国人に行き方を説明したら、「発音上手いね!ありがとう」と日本語で言われたのがすごく嬉しかったです。ネイティブにちゃんと伝わって嬉しかったし、褒められたのがすごく嬉しかったです。3日目は帰る外国人が多いからか、聞きに来る人が少なかったです。

この3日間は私にとってとても貴重な体験が出来た期間でした。

日常生活で外国人と話す機会はなかったし、仙台にこんなに外国人が来る事に驚きました。沢山のボランティアスタッフの方々の活躍を見られたり、その方々からアドバイスをいただくことが出来たりして、本当に良い体験になりました。また、大学生の方も途中参加して現役の方の英語を聞き、アドバイスをいただけたのは嬉しかったです。

英語を聞き取れず、上手く説明が出来なくてスタッフの方に頼ってしまうことがあったので、このボランティアを機にもっと英語の勉強をしなければと気付かされました。参加した高校生とも友達になれたり、外国人と話す事も出来たり、達成感を味わえた素晴らしい七夕期間を過ごすことが出来ました。