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>>第3版への序文

『言語における意味』から,第3版の序文を掲載します.



第3版への序文


この版は,第2版から多くの点で変更されている.いちばん顕著なのは文法的意味論の第Ⅲ部で,1つの章だったのを別々の章にわけてある.第2版で押さえていた内容に加えて,新たに2つの章が入っている.ひとつは前置詞の意味に関する章,もうひとつは派生接辞の意味論に関する章だ.また,構成をかなり変えている.これは,題材をもっと論理的にまとめようと試みてのことだ.たとえば,〔第2版では文法の意味論に入れていた〕量化子は,論理的な事項の第2章で取り扱うようにした.この方がおさまりがいい.第2版に親しんでいる読者は,目次や索引を参照してそれぞれの話題があるか見つけてもらう必要があるかもしれない.多くの章では,内容を大幅にふくらませたり更新してある.

この新版の準備にあたって,Ernie Davis と Jim Feist から第2版に寄せられた質問やコメント,および多くの話題に関して Delia Bentley と交わした会話が非常に得るものがあった.もちろん,この決定稿の責任は全面的にぼくにある.
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