都市計画はこんな会議で決めている

まちづくり野話

あなたの街の都市計画は
こんな会議で決めている

伊達 美徳


目   次



はじめに
 2008年4月に、横浜市が都市計画審議会に市民から委員を公募するお知らせがあるのを見つけて応募した。
 50名の応募から2名を選んだそうだが、運良く選に入って、2008年11月から2010年7月まで審議会に参加した。
 各都市のまちづくりの基本となる法律は「都市計画法」である。
 この法によって、都市にいる大勢の市民が土地を使っても、生活環境や生産活動に問題が起きないように、それぞれの使い方を規制したり、適切な使い方に誘導したりする仕組みの「都市計画」という社会的ルールが決められている。
 これは都道府県や市町村が決めることになっており、土地を持つものはそれを使うときは、その決めた都市計画に沿って使い方をしなければならない。
 そしてこの「都市計画」を決める時には、県知事や市長が一方的に決めるのではなく、その素案をあらかじめ市民に示して、意見を求めて取り入れて改めつつ、原案を作る。
 また原案について市民の意見を求め、その上で「都市計画審議会」での審議の上で可決されたら、初めてこの都市計画を決めることができる。
 この都市計画審議会は都道府県や市町村に設けられているのだが、どうやって審議しているのか気になっていた。近くの市や県の都市計画審議会を傍聴したが、どうもわからないのであった。
 よしそれならというわけで、実際に委員になって2年弱、ここに大過なく無事に任期を勤め上げたのであった。
 大過なく無事とは、7回の審議会で毎回毎回、議案に反対意見を、たったひとりで述べては、毎回何事も無く7連敗の積み重ねをしただけであったということである。残念である。
 ここにドキュメンタリーとして、各審議会の都度、わたしのWEBサイト「まちもり通信」に掲載した報告を、編集して今後の参考としたい。
 

謝辞
 横浜市都市計画審議会委員となって、審議会の度にいろいろと支援をいただいた(NPO)日本都市計画家協会・都市計画審議会ウォッチネットワーク研究会及び(NPO)横浜プランナーズネットワークのメンバーの方々に、こころから感謝を申上げる。

(伊達美徳 100830)



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まちづくり野話
あなたの街の都市計画は
こんな会議で決めている
発行日 2010年11月14日
著 者 伊達 美徳
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