[Processing]:Processingをさらりと紹介

Processingは、いろいろな使い方ができる、ポテンシャルの高いソフトです。「いろいろ」と表現するのはあまりに乱暴なので、ちょっと垣間みてみましょう。

今回のワークショップには関係ない内容ですが、ここで紹介する理由は、みなさんが興味をもってハマってくれることを期待しているからです。美大生の強みは、ハマったものにはひたむきになれることだと思ってます。実際に、これまれ担当してきた美大の学生さんたちも、プログラムとは縁遠い大学だったのに、その面白さにハマって仕事につながっている人が多数います。みなさんも、ハマってくれるとうれしいのですが、ひとまず、難しそうだと思っていたことが、こんなに簡単にできることは知っておいた方がいいでしょう。こんなに簡単にできるということは、みなさんが競争する同世代や後輩の学生たちのなかに、必ず、簡単にやってのける人が増えるということです。日本だけじゃなく世界中に。

プログラミング関連の内容が授業の基礎カリキュラムに全くないので、けっこうヤバいと思いますよ。といっても、カリキュラムが変わるとしても1〜2年後です。みなさんは、そんな他力本願はやめて、ガシガシと進むしかないんです。教育現場っていうのは、リアルな危機感が教育現場に下りてくるまでに本当に時間差があるものなので。



簡単なサンプルとして、

■「Clock」
File > Sketchbook > Basics > Input > Clock





■「Explode」
File > SketchBook > 3D > Images > Explode





■「SlitScan」
File > Sketchbook > Libraries > Video(Capture) > SlitScan





と、ビジュアル的にわかりやすくてインタラクティブなものばかり集めてみました。
Processingは、四角を描くのにも、画像を表示するにも、映像を表示するにも、プログラムの中で自分で組み立てます。マウスの位置も調べたあとに、なにに使うかは自分で決めます。

たとえば2番目のサンプル「Explode」では、マウスの横の座標を、画像のドットの広がる間隔におきかえてつかってます。

また、3番目のサンプル「SlitScan」では、カメラで取得した映像の一部を切り取って表示していくことで、リアルタイムなスキャナーのような効果を表現しています。

今回のワークショップでは、このようなProcessingの機能には触れません。
ですが、いま見せたサンプルはどれも、Processingに最初から入っていたサンプルを開いただけです。もし興味がわいてきたら、1日1ファイルでもいいのでサンプルを開いて動かしてみてください。



今回のワークショップでは、ProcessingをLEDの光のパターンのシミューレータとして使います。もっともシンプルに画面全体の色を変えます。たとえば、ノートパソコンを暗い部屋に置いて、画面の明るさをLEDの光に見立てて実験してみたり、わざわざ電子回路を組み立てなくても、ちょっとした実験をすることができます。