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本ページでは,研究集会「数学と現象 in X(Mathematics and Phenomena in X, MPX)」についての情報を発信していきます.

年に2回ほど開催することを目標とし,身の回りの自然現象を理解するための,様々な数学的,数値的なアプローチについて議論し,多角的かつ相互的な研究の発展を目指していきます.
例えば,以下のトピックが歓迎されます.
  • 数理モデリング:身の回りの自然現象をどのように数学の世界に落とし込むか,重要な研究対象です.例えば,樟脳や心臓,皮膚の数理モデルなど,様々なモデルが提示されつつあります.ただモデルを作るだけでは幼稚園の自由研究レベルですが,その深い数理構造を捉えるところまで研究を1本の線でつなぎ合わせられれば,身の回りの自然現象の深い理解につながります.
  • 数学解析:モデリングの結果として得られた偏微分方程式の適切性や,解の性質を解明するための解析などに相当します.モデルの妥当性を確認する上で必須課題です.適切性はもちろん大事ですが,現象を理解する観点からは,解の定性的な性質をあぶり出す方がより重要であると言えるかもしれません.
  • 数値解析:偏微分方程式の解の性質には未解明な点が多く,コンピュータによる数値計算が重要となります.また,ただ計算しているだけでは全く意味がなく,本当に正しく解を捉えられているかわかりません.数値計算スキームを数学解析する「数値解析」は重要な研究課題です.
  • 位相データ解析:材料科学において,材料の分子構造を数学的に捉える研究が,近年活発に研究されています.パーシステントホモロジーはその1つと考えて良いでしょう.この分野は,代数,幾何,解析の枠組みにとらわれない,今後さらにホットになる研究テーマになるでしょう.
  • 応用解析:数値計算を駆使して現実問題にアプローチする研究は,直接的に実社会に応用される成果を生み出しています.渋滞学はその身近な例として知られて久しいです.近年はビッグデータ解析,AI界隈の研究が賑わっていますが,その背後にある数理構造を無視した研究をしているとすぐに廃れます.強固な基盤を与える数学解析が真に必要とされています.
その他にも,世話人が「面白い」「重要である」と考えたテーマでしたら大歓迎ですので,ぜひご教示ください.
本研究会が縦だけではなく横のつながりをも促し,既存の分野にとらわれない(共同)研究の発端となることを,そして何より,「面白い」研究のさらなる発展の契機となることを祈念しております.(文責:榊原)

世話人:矢崎 成俊(明治大学 理工学部)    
榊原 航也(京都大学 大学院理学研究科)



次回予定:研究集会「数学と現象 in 長瀞」(X = 長瀞)

・日程

期間:2018年8月29日(水)〜31日(金)
場所:秩父小鹿野温泉旅館「梁山泊

・お知らせ

・「数学と現象 in 長瀞」の招待講演者情報は,順次更新しております.[]
・次回の合宿は,「数学と現象 in 長瀞」として,8月29日(水)〜31日(金)に開催します.[2018/5/17]
・「数学と現象 in 清里」は無事に終了しました.みなさま,どうもありがとうございました.
・「数学と現象 in 清里」を2018年2月2日〜4日に,明治大学清里セミナーハウスにて開催いたします.講演をお願いする方々には,世話人のいずれからかお願いのメールが届くと思いますので,その際は,どうぞよろしくお願いいたします.
・「数学と現象 in 奥多摩」は無事終了しました.[2017/8/23]
・「数学と現象 in 奥多摩」の招待講演者は確定しました.現在,プログラム作成のための情報提供を呼びかけています.[2017/8/12]
・「数学と現象 in 奥多摩」の招待講演者情報は,順次更新しております.[2017/7/29]
・「数学と現象 in 奥多摩」の第一情報を更新しました.[2017/7/7]
・「数学と現象 in 清里」の情報は,こちらでお伝えいたします.[2016/12/13]
・招待講演者(数学と現象 in 奥多摩)の情報を更新しました.[2016/6/2, 8, 15, 7/15]
・「数学と現象 in 奥多摩」の第一情報を掲載しました.[2016/6/2]
・「数学と現象 in 桧原湖」は無事終了しました.[2016/2/4]
・「数学と現象 in 桧原湖」の案内を掲載しました.[2016/1/20]
・本ページを開設しました .[2015/6/11]