部屋を借りる

i) 家賃

a) 1人で外に部屋を借りる

1ベッドルーム・キッチン・バスの場合、値段は地域によって差があります。
 
相場は下記のページに貼ってあるある不動産サイトから確認できます。
 
 
地域によって全然違うのでなんともいえませんが、並レベルでRs.5,000~10,000ルピーくらいです。

b) 2人で外に部屋を借りる

仲のいい友達と外に2人で部屋を借りるというオプションもあります。どんなメリット・デメリットがあるか考えて決めてください。2部屋であれば.Rs.10,000くらいからあります。ただ高いところは学生に貸してくれるところが結構限られていたりします。

ii) 部屋の探し方

一般的に部屋を探す方法としては、
 
a)近所を歩いて、表の門にTo Letという貼り紙が貼ってある家を探す
b)新聞に載っているTo Letの欄をみて電話して訪ねて探すか
c)住みたいコロニーのProperty Dealerに探してもらう
b)不動産サイトを見て探す(参考ページ:https://sites.google.com/site/masaladoori/home/rin-ku-hiroba--seikatsu-hen/bu-wuwo-tansu
 
かのどちれかになると思います。
 
Property Dealer(不動産屋)によっては部屋を探す前に登録料を要求してくるところもあります。登録料を取らないDealerもいるので、払いたくないのであれば無理にそういうDealerには頼まないほうがよいかと思います。
 
基本的に部屋が見つかったら1ヶ月分のマージンをDealerへ払うわけですので。

iii) よい部屋が見つかったら

住みたい部屋が見つかったら、賃貸契約の有無や、敷金=Security Deposite、前払い、支払い方法(小切手=チェック、または現金、または銀行振り込み)の話になります。
 
またDealerを通して探した場合は、彼らにマージンを払います。先にも述べましたがDealerへの報酬は家賃の1ヶ月分が相場です。交渉したらディスカウントしてくれることもあります。
 
支払いのタイミングですが、大家によって賃貸契約書(Lease AgreementまたはLease Deed)を作る場合と作らない場合の2パターンがあり、それによってタイミングが変わります。
 
契約書を作らない場合は、大家への支払いが完全に終わってからDealerにマージンを支払います。
 
もし作る場合は、どこで契約が帳消しになるかわかりませんので、賃貸契約が市役所に完璧に登録(NotariseかRegistrationのどちらか)されるまで、どんなにマージンの支払いを要求されても支払いを断りましょう。
 
契約期間は基本的に最低1年から最高3年までです。これは州によって変わります。11ヶ月単位で契約する州もあります。
 
契約書は、スタンプペーパー(裁判所で売っています)に作成しますが、この額も契約年数によって変わります。期間が短いほうが安いです。(50ルピー程度)
 
契約が切れると再度契約更新となります。その際には敷金、前払いの払いなおしはありません。
 
契約を3年以上結ばない理由は、3年以上住むと借り手側の権利が強くなるような法律があるようです。契約延長時には大家は必ず賃上げを要求してきます。通常年率10%だそうですが、実際は大家との交渉次第です。払えないものは払えませんし・・・。大家が契約書を作成したらすぐにサインしたりせず、コピーをもらって1晩かけて内容をよく読み、何か異議があれば遠慮なく変更してもらうように伝えましょう。契約書は基本的に大家側が有利なようにつくってありますので変な条件が書かれていないか気をつけましょう。なぜ大家側に有利につくるかというと一度住んでしまうと借り手の権利が強くなるからです。
契約時に、大家に敷金を最低家賃の1ヶ月分、家賃前払い金も最低家賃の1ヶ月分は払います。人によってはいらないという人もいますし、2−3ヶ月分を要求してくるところもあります。地域によって相場があるので不動産屋にきくのがよいと思います。
 
敷金(Security Deposit)は部屋を出る時に返してくれますが、そのことを賃貸に織り込まない大家もいますので、そういう場合は後でのイザコザを減らすために、覚書(Memorandum of Understanding=MOU)のようなタイトルで、敷金を返済する旨のレターを作って収入印紙を貼って大家にサインしてもらっておいたほうがベストです。そういうことまでもしたがらない大家もいるかもしれませんが、どこにも提出しませんし、内内の契約ですのでお金を返すつもりがあればしてちゃんとサインしてくれます。
 
部屋を出る場合は、できれば2、3ヶ月前に大家に連絡して、敷金を家賃と相殺するように交渉してみたほうがよいかと思います。財布の紐が硬い大家が多いですので。
 
また、部屋を出るときに、敷金から部屋の壁塗り代や補修代、未払いの電気・水道代を引かれることが多いです。敷金は敷金として返して、別途請求してくる大家もいますし、人それぞれです。部屋の壁塗り代や補修代は、大家によっては要求しない人もいますし、借主と半々で負担するようにしている大家もいます。人それぞれですので、できれば大家と交渉してみましょう。
 
家賃の支払い方法ですが、契約書を作らない場合はほとんど現金になります。契約書を作成した場合は、チェック+現金またはチェック、または銀行振り込みのどれかになると思います。

iv) 部屋選びのポイント

a) 何階にすめばよいか?

できれば日本でいう3階建て以上の建物の2階(First Floor)に住むのがベストです。

1階(Ground Floor)は、泥棒に入られやすく、ゴキブリ、蚊も含めて虫が多いです。

3階(Second Floor)は最上階でない場合は、第二オプションとしてよいと思います。もし最上階の場合は、夏はものすごい暑くなりますので、エアコンの電気代も馬鹿になりません。一般的に最上階は安いのですが。(高層マンションの最上階は高いですが)

4階(Thrid Floor)以上ですが、インドの消防署に配備されているはしご車のほとんどは3階までしか届かない車が多いため、火事になったら助からないリスクが高くなります。

b) 水が充分確保できそうかどうか

100%パワーバックアップ付の高層マンションであればほとんど心配ないですが、それ以外のパターンを書きます。

まず確認するのが井戸水が掘ってあるか(ボーリングウォーター/Tube Well)またはポンプが3台くらいあるか?これは部屋の安さとかに関係なくもっている家はもっています。デリーでは水は水道局から朝2時間、夕方2時間しかきません。したがって、みんな地下・屋上のタンクに貯めています。水道局の水は水圧が強くないので、水を吸引するのにポンプが必要です。また吸引した水はいったん地下に貯めますが、それを屋上のタンクに上げるのにもう1台ポンプが必要です。もしボーリングウォーターがある場合は、それ専用に別のポンプを使っています。こういう形で3台ポンプがあるところがベストです。とくにボーリングウォーターがないと乾季には水道局から水が少量しか来ないので、朝4時くらいに起きてバケツに水を貯めておいたり、緊急時にはタンカーを呼んで(Rs.1000くらい/台)補給するという大掛かりなことになります。タンカーの水もどこの水かわかりませんし、とにかく不便ですので水の確保は要チェックです。また大家がいないときにポンプのスイッチを誰がいれるのかを確認しておいたほうがよいです。自分であげるにしても、スイッチが変な場所にある場合もありますので、簡単にいれられる場所に変えてもらっておくとよいです。

c) 安全

セキュリティの面からみることは非常に大切です。予算によりますし、部屋がある環境にもよりますが、トイレ・バスは部屋の中にあるか、部屋の窓にグリル(檻のようなもの)がついているか、メインゲートがあれば、夜何時に閉まるのか、門の鍵はもらえるのか、などを確認したいものです(門の鍵がもらえないと門限までに必ず帰ってこないといけなくて大変です)。
 
ドアにのぞき穴、ドアの内側のチェーンロックがあるかどうかも確かめましょう。なければつけてもらうか、自分でつけたほうがよいです。
 
部屋の鍵はなるべく大きくてごついものをつけましょう。可能ならば2個つけるのがベストです。確かに泥棒に狙われたら、どんなに大きくてもハンマーで破壊されますので意味がないといえばそれまでですが、単純な話、泥棒は見た目簡単に侵入できそうな部屋を狙います。
 
また、一度泥棒に入られたらなるべく部屋を変えた方がよいと思います。泥棒は期間をおいて同じところを何度も狙う習性があります。なぜなら泥棒は何時に家に帰ってくるかなどの生活者の行動パターンをすでに押さえているからです。また部屋に戻って泥棒に遭遇しても無理に捕まえようなどと思ってはいけません。武器をもっていれば殺される可能性が高いです。
 
高層マンションであれば入り口に警備員がたっていて、夜も見回りはしてくれるのでリスクは減りますが、それでものぞき穴、内側のチェーンロック、窓にグリルはつけてもらうのがよいと思います。たとえ階が上でもほとんどゼロに近いですが、暴動が起きたらどこからでも入ってこれます。また屋上から縄をつけて降りてきて侵入されることもあります。(屋上へ行くドアの鍵はかかっていないことが多いですので)

d) 大家

大家がどういう人なのか、人柄は要チェックです。
 
まずは会って、きちんと話をして、この人と付き合えるかどうか、しっかり吟味。うるさい人、変に付きまとう人、モノをねだりまくる人。いろいろいるそうです。特に女性はこの点、セキュリティにも関わることなので、要チェックだと思います。
 

e) 近所

近所の雰囲気も大事です。特に寺とかあると毎朝大音量で音楽が流れてきます。また近所に大きな音でテレビを聞く人がいたり、テレビがおいてあるお店とかがあると、夜うるさく眠れません。上の階に子供がいると建物の構造によっては音が響いてうるさいことがあります。

f) 電気の容量

電気の容量が限られているとエアコンやヒーターがまともに使えなかったり、使えてもすぐにブレーカーがあがったりします。一部屋であれば最低4KW(インドの人は4KVAとも表現します)くらいのメーターが部屋用に別についていれば問題ないと思います。 夜、勉強している時は、真夏の夜中に停電して眠れなかったりすると最悪ですので、余裕があればインバーター(バッテリー)をつけることをお勧めします。扇風機がまわるだけでも全然違います。インバーターが置ける場所があるかも確認しておきましょう。
 
借主がエアコンを使うと容量不足になるため、エアコンをつけてはいけないという大家もいますので、家を決める前に確認しておく必要があります。
 
高層マンションだと発電機をもっているところが多いですが、これも電源の100%をカバーしてくれるのか、80%なのか50%なのかといろいろとあるようです。50%とかに住むと決まった寝室のエアコン一台しか使えないというパターンになります。人によってはそれでは困るという人もいると思いますので何%のパワーバックアップなのかは確認しましょう。 
 
g) 風通し

いうまでもないですが、特に夏は風通しの良さで部屋の温度は変わってきます。

h) 修理・修正個所の確認

排水溝が破損していたり、隙間があるとゴキブリがここからでてきます。壊れていれば部屋に入る前に修理してもらいましょう。その他、電気・水周り・窓・ドア等で修理・修正してもらう個所があれば、部屋に移る前に遠慮なく修理してもらうように必ず交渉したほうがよいです。部屋に移ってしまってからだと、なかなか言ってもやってくれない大家が多いです。ただ、あまりにも修理・修正個所が多すぎる部屋は、いうまでもなく避けた方がいいです。

i) 電話線の設置の不可

正式な契約書を作成せずに部屋を貸している大家の場合、税金の問題か何かわかりませんが、電話線の設置などを許可しない人もいます。今は携帯があるので部屋に電話は必要ないかもしれませんが、欲しい人は部屋を決める前に確認したほうがよいかと思います。
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