Santhigiri Siddha Medical College

ケーララ大付属でシッダ医学が学べるカレッジです。
 
 
(歩海さん/ シッダ医療学部/学士/2012年の情報)
 
◎外人受け入れの姿勢があるか、外人コースがあるか

うちの大学はまず第一に、外人受け入れの姿勢が全く整っていない大学でした。
もちろん私が唯一の留学生です。

環境もど田舎なので、外人はこの町全体で私一人、アシュラムがあるのでそこに住む外人が1人、計2人ぐらいしかいないと思います。

なので彼らには外人に対する理解が全くありません。人間対人間としての関係しかありません。
しかし、インド人の感覚と日本人の感覚はあまりにも違いすぎます。
その違いはあまりにも多いので挙げたらきりがありません。とにかくほぼ全てが反対だと考えればいいかもしれません。

村では道で男と話せば、あの男は誰だと村中で評判になるし、
大学は必ず提出期限や試験日程を早めに言ってから2週間ぐらい遅らせるので日本の感覚でいると疲れます。
何の計画もたてずにいきなり授業をするし、真面目にはやれない世界です。

こういった感覚・世界にすべてたった一人で対処していくというのは相当な根気とエネルギーが要ります。


また、私以外は全員ケララ人のため、授業はほとんどタミル語かマレアラム語で行われ、
1年目のタミル語の授業は完全マレアラム語で行われていましたので、私はついていくことができませんでした。
しかしこういったことを問題にして取り上げようとしても、校長や先生に理解がない限り、協力は得られません。
私の場合はタミル語の授業について校長に文句を言ったが相手にされませんでした。
言語が問題になってくるだろうことすら、想像してもらえない世界です。

そして、試験日程などもろくに通達されず、生徒とのうわさみたいな形で連絡が入ります。
この場合外人である私はコネクションが弱い(気を使ってくれる人がいない)ので、その連絡がこなかったこともありました。

外人受け入れ態勢がないということは、

自分一人で先生・生徒とのコネクションを保ち、自分一人でインドの文化を理解し、それに合わせ、それのギャップに苦しむ自分を理解してもらう友人はもてずに
勉強は続けていかないといけないということです。


正直、ここまで苦労して日々たった一人で闘ってまでして得たいものが大学にあるのかという疑問も生じます。

私はここには到底書ききれない苦労を日々、そのせいでしてきました。

なので、これからインドの大学に行かれるみなさんには、すでに外人を受け入れていて、すでに外人が何人も留学していて、外人コースもある、大学に行かれることを、おすすめします。
 
◎大学の感じ: 
外人には死ぬほどハードで強固な意思がないとやり遂げられませんが、来ている現地の学生の大半は怠慢でやる気がないような感じがします。
 
医学部の中では偏差値(?)が低いというのと、アシュラムに命令されて来ている学生が多いのが原因だと思われます。

授業中に紙をまわしたり、ふざけあったり、休み時間はあまりにもおしゃべりがうるさいので先生が静かにしろ!と怒鳴ったり…試験を延ばしてくださいと先生に掛け合うことはほとんど毎回で、まるで中学校です。というか中学校…。

余談ですが私は高校のときに不登校で中退で高校行ってなかったので、その分のカルマが戻ってきているのかな…と思わされたほど中学校っぽいです。鍛えられます…。
 
また、制服はサリーです。私はチュリダルで許されています(サリーがうまく着れないため)学生期間に2回ほど修学旅行があるようですが、そのスケジュールはかなりハードで、朝3時に到着、出発で1日中移動など普通のようです。ケララは年間30度近くあるのに、ウーティという、そのときマイナス4度もある山に行ったようで、服はどうしたのって感じです…(私はパスしました) うちのクラスからは、一人骨折者が出るほどに森の中ではしゃいだらしく、みんなは思い出ができたようです。
 
風紀は非常に厳しく、前一度女の子が先輩の男の子とダンスをしただけで、学校中の大問題になり、午前中授業がなくなり、生徒たちは校長やアドミニストレーションに呼び出されるほどの大問題になっていました。 あと、たまにですが、校長の誕生日会(しかし、還暦記念で特別だったので毎年ではないです)や学芸会(ダンス・歌の発表会が1日ある。”カレッジデイ”と言われるが、日本の学芸会そのもの)があったりしました。前は強制参加のソーシャルワークセミナーなどもありました・・・・。私はパスしましたが。 
 
出席には厳しいのか厳しくないのかよく分かりません(笑)。75%以上出席がないと試験を受けられないということですが、先生の承諾を得れば休みを出席に替えることができます。しかし先生に連絡せずに休むと1日でも大問題になることがあります(なるかならないかはそのときの彼らの心境によります)

今、大学が休みを与えすぎたということで土曜日もフルタイム授業なのですが、その午後の授業をばっくれた生徒が大問題となり、半日授業ばっくれで1週間の休学を言い渡されたこともありました。
その逆に、1~2日何も言わないで休んでも何も起きないこともあります・・・。

ぶっちゃけ、これらにまじめに対応しているとかなりのエネルギーを消耗します。
 
 
◎試験について: 
6カ月ごとにInternal(中間試験)、1年半ごとに期末試験(大学試験)があります。カレッジ内での中間試験はそれほど重要視されておらず、大学から問題が与えられる最終試験が次の学年に上がれるかどうかを決める非常に重要なものです。カレッジは大学の試験のための予備校のようなものと考えてもいいぐらいです。

試験は、

1)筆記が3時間
2)面接試験
3)実習試験(2・3学年はケーステイキング、診断)
 
の3種類で、試験期間は2カ月は続きますのでかなり体力が要求されます…。私は熱でぶっ倒れることがしばしばです。
 
生徒同士のカンニングは当然のこととして行われます。私も今日生徒に頼まれて自分の答案を試験中に回しました。紙をもってきている生徒もたまに見ます。見つかったらもちろん罰されますが、
カンニングは当然の文化として行われています。このおかげで、ものすごく範囲が広くプレッシャーが高い大学の本試験も比較的リラックスして受けられます。生徒と相談しあえるからです!
 
試験時に提出するものは手書きの実習のレコードなのですが、毎日少しずつやれば問題ないだろうに、
試験の直前になってみんな突然7科目分のレコードを書くことになります。一冊について70~100ページはあると思います。

なので本当に試験直前は地獄です。
 
試験の日程もいつかなかなか知らされません。と思ったら突然来週から、というときも多いです。
こういったストレスや無駄な苦労がなければ、どんなに楽なのかと思います。
 
◎勉強について:
授業は、経験のある先生以外は、ただ「ノート」と呼ばれる教科書の内容をまとめたものを棒読みするだけでぶっちゃけ非常にレベルが低いです。

どうやらこの大学だけじゃなくて他の大学でもこの「ノート」形式はメジャーなようです。日本的に普通の授業をする先生(説明をしてくれて教えてくれる)が「ものすごくいい先生」と評価されます。大学が求めるレベルは、他の大学・教科と同じように、教科書をどれだけ暗記しているかというだけなので、勉強法の難易度は高くはないとは思いますが、最終試験の範囲が広く、覚えなければいけない量が膨大で、しかも西洋医学と東洋医学両方を学ぶため、簡単ではないです。つまり、在学中、勉強以外の時間はほぼ生徒にはないと考えていいと思います。
 
西洋医学は完全に理系の内容でも、インド医学(シッダ・アーユルヴェーダ共に)はタミル語(シッダ)、サンスクリット語(アーユルヴェーダ)を習い詩を暗記しなければいけなかったり、1年目は哲学を徹底的に学ぶため、文系的要素もあり、生徒にはマルチな才能が要求される気がしますが、勉強のスタイルとしては丸暗記なので、”丸暗記法”さえマスターすればあまり問題はないかもしれません。私は高校中退な上に超文系で、アメリカの大学でも人類学を専攻し理系の科目は避けて授業をとっていたぐらい文系でした。

しかしこっちにきて理系科目を無理やり勉強する羽目になり最初は相当苦労しましたが、最終的には学年で1番を何度もとれるようになりました。

というのも、どうやら、教えられることの6割ぐらい分かっていればこちらではパスできるようなのです。
つまり、日本やアメリカの、予習・レポート・復習・数多くのReferenceを必要とする勉強は必要なく、
大学の授業で教えられることだけを丸暗記すればOKという、やりがいはあまりないけど単純なシステムなのです。

授業は教科書の内容の7割ほどをまとめたもので、その6割ができれば通るということは、教科書ほどのレベルは要求されていないということです。大学の授業は教科書以上の話はしないと考えた方がいいですが、インドの教科書は日本やアメリカのように分かりやすく解説されておらず、誤字脱字も多く、非常に読みにくく先生の指導がないと読める代物ではないのでやはり授業が必要となってきます…。
 

重要な話・・・大学は予定を立てられない。

誰も次の授業の時間に先生が来るのか知らないし、どの先生が来るのかも知りません。
もちろん、先生が何の授業をするのかも分かりません。

一体今日が休みなのか、休みじゃないのかも分かりません。突然休校というのもよくあります。
逆に、今年は休みすぎたから、といって、土曜日も午後フルタイムで授業=週6フルタイム授業となることもあります。
また講師がおらず、数カ月その科目の授業がなかった、という話もしょっちゅうあります。試験の日程が延期されることもしょっちゅうです。

つまり、誰も予定を立てることができません。試験がいつかも分からないです。一体試験までに授業が終わるのかも誰も知りません。こういった問題がなければ、この大学で勉強することはここまで大変にならないと思います。つまりは、無駄な苦労、徒労は常につきまわります。
 
これはこの大学だけではなく、インドの大学の数々がこのような状態らしい、という話を私は聞いています。なので… もし、学びにインドに来るのなら、”すべて独学で”学ぶ気でいたほうがいいと思います。ここは絶対に大学は頼れないので生徒たちで自主的に勉強しています。2学年目は今振り返ればほぼ独学だった気がします。おかげで自力で学ぶ力はついたので、どんな科目でもどんな難易度でも学べる自信がつきました。けがの功名…?

◎寮・住む家
大学を選ぶときに必ず確認した方がいいだろう点がこれです。

私の場合、本当に運がよかったとしか言えません。
大学側が家を探すのを手伝ってくれるはずはありませんので絶対に期待してはダメです。
手伝ってくれるといっても言うだけで実際に行動はしてくれないです。

うちの大学にある寮は、私の母が「寝れればいいってもんじゃないでしょう。こんな場所にお金払うの?」とコメントし、
インド人も「牢獄」と呼んでいる、
住むという環境からは明らかにかけ離れた場所です。

5メートル×2メートルぐらいの部屋に、10人以上がベッド枠を並べて病院のようにして寝ています。
物をしまう場所は小さな穴(?)があるだけで全然ありません。
・・・どこで勉強するんだろう、といえば、外のろうかに机を並べて勉強しています。
日本人が想像するようなきれいなベッドやろうかではありません。
大抵の人がマットレスを買うお金がないので、ベッド枠の上に布を敷いて生活しています。
そして、何より、小さな部屋に大人数が住むので、ものすごく臭いです!!!
前は、部屋の中に鳩が巣を作っていました。

また、男性寮では暴力沙汰のいじめなども多いと聞きます。
一度、先輩のいじめで病院送りになった生徒がいました(こんなのは普通だそうですが)

私がこんなところに住めるはずもないので、家を探したいと思っても誰も協力してくれません。
なので私は最初の3カ月は病院に住み、その間に元彼が住む家を探してくれたという幸運により、家を見つけました。
その後、知り合いのタクシードライバーが見つけてくれた部屋を借りたのですが道路沿いでものすごく騒音と埃が酷く病気になりまくったのですが簡単に部屋を替えることはできませんでした。

なぜなら、女性の一人暮らしに部屋を貸すような大家など、存在しないからです!
田舎であり、ほとんどの人が持家などを持っているので、家が空くことも少ない状況だそうです(あってもすぐ埋まる)

その後しかし私の場合は、ものすごい幸運のため、知り合いが家を建てるのでその資金として家賃を払うという約束で彼が建てた新しい家(しかも森の中で環境良い)に住むことができました。

誰もにこんな幸運が訪れるなど思えないので、家や寮、一体、そこに住めるのか、ということは事前に確認しておくべきです。

◎周りの環境
また、私の大学は田舎にあり、都会から離れているので、どこにもリフレッシュできるような、外へ出ていけるようなところがありません。
カフェなんてものはないし、どこも食べたらすぐに離れなきゃいけない食堂しかないし、
買い物を楽しんでできるようなところもないです。
もちろん、食堂というのはミールスを出しているところしかなく、別の料理はありません。南インド食だけです。

なので、大学が終わったら真っすぐ家に帰るしかないです。
田舎に独り暮らしで、外人自分一人で、大学終わって家へ直行…。

どうにかして私がやっていけた理由は、ここから2時間ぐらいのところに、世界的な観光地のビーチがあったからです。
インドの観光地には外人が集まるので、自然とカフェやピザなどの洋食を出す観光客向けレストランがあります。
そういったところにたまに行ってリフレッシュ、というやり方で私はなんとか生きてきました。
この場合、私のことを知っている人から離れることが出来るのでそういう点でもよかったです。

周りの環境、出ていけるところがあるか、治安はどうか、など、大切な鍵になってくると思います。
田舎は、少し外に出て行く、ようなところはないので、都会のほうがいいと思います。

◎実際に英語で授業をしているのか?
英語で教えていると言われても、現実にそうしているか確認するべきです。
うちの大学はほぼ全授業タミル語かマレアラム語ですが、英語機関と名乗っています。
しっかり英語で教えるか確認するべきです。
私はほぼ全科目独学と、先生にエクストラの時間を割いて教えてもらってやってきてます。
こんな二度手間三度手間、必要ないので、しっかり授業については確認してほしいです。

◎本当に設備があるのか?
設備の確認もすべきです。私の場合は医学部ですが、かなり変わった医学の業種のため、ほとんど患者が来ないので
全然実践のほうの授業が成り立ってない状態でケースもほとんど見れないので外部の医者に協力してもらってクリニックを見せてもらって学ぶ、
みたいな感じです。大学内で成り立っていたらどんなに楽でしょう!!

設備がちゃんとととのっていて、大学がきちんとファンクションしているか・・・調べるべきです。
◎小さい大学の利点
一応最後に、よかった、と思う点も書いてみようかと思います。
うちの大学はとても小さい大学(生徒1学年40人ぐらい)なので、
先生のケアは一人一人行き届く、というか、先生と生徒の距離は近いです。
またそのおかげでアットホームな雰囲気があるので、馴染みやすい感じではあります。
いいと思えることがこれぐらいなのが虚しいですが、
私の大学は唯一のシッダ医学の”英語機関”なので、外部では絶対に手に入らないこの大学だけの先生の手製の英語資料などはたくさんあります。
また、シッダ医学はこの国や州でもまだ開拓されてないし知られていない分野なので、そういった意味では私の大学に居る意味はあるかもしれません。
私たち学生でもこの医学分野にできることはたくさんあるからです。私たちの力で開拓できるというような利点はあるかもしれません…。
私のクラスメイトも、自分で膨大に残された製薬法などのタミル語の詩を読んで資料にまとめて出版するという活動を始めてる人も居ます。
まあ、そんなことをしたいという日本人がいるのかは疑問ですが(笑)
あと、シッダ医学はもともとやってる人数が少ないし、外人は居ないので、偉い人と仲良くなるチャンスは多いですし
たぶん10年ぐらい経てば誰もが顔見知りになるんじゃないかというような狭い分野なので、医者と医者の繋がりなどはできやすいと思います。
そういった意味ではよかったとは思いますが、それに伴う苦労は無駄骨が多い気がするので、やはり外人を受け入れ慣れている場・分野に行くべきだと思います。

◎インド医療教育システムについて:
私がこれでもこの医学にしがみついている理由をふまえつつ、
インドの医療教育システムについて書いておきたいと思います。

インドの医療制度は非常に斬新的なものがあります。
 
まず、西洋医学はむろんのこと、アーユルヴェーダ・ヨガ&ナチュロパシー・ユナニ医学・シッダ医学・ホメオパシー・中医学の全てが西洋医学と並ぶ医療として政府に認識されていて、全ての医学は「医学部」を通して学ぶ制度になっています。
 
医学部のコースは西洋医学も代替医療もすべて4年半の座学 + 1年のインターンからなります。
西洋医学(MBBS)は1年、1年半、1年、1年の4学年で構成されており、代替医療の学部は1年半、1年半、1年半の3学年で構成されています。
 
代替医療の医学部を受ける人も、西洋医学の医学部を受ける人も、共通の医学試験を受けます(センター試験のようなもの)その得点に基づいて自分の好きな医学を選べるというシステムです。
 
西洋医学が一番人気があるので、レベルとしては一番高くなります。西洋医学に落ちた人がシッダ医学やホメオパシーを選ぶケースも多数存在します。代替医療の学部も医学部なのでかなりハードです。
 
1年目(1年半)は、解剖学1・2、生化学、生理学、シッダ医学の基礎・シッダ医学生理学の7科目
2学年目は 薬草学(シッダ)、鉱物学・動物学(シッダ)、製薬法(シッダ)、病理学(モダンとシッダ両方)、薬草植物学(モダン)、微生物学の計7科目
3学年目は、 内科、法医学、外科・眼科・耳鼻科、小児科・婦人科、特別医学(カーヤカルパ、ヨーガ、マルマ療法、精神科、皮膚科など)6科目
 
1学年目は9時~4時(12~1時昼休み)までの1日6コマ授業
2学年目からは9時~11時まで病院研修、1日4コマ授業となります。

同じ大学内で別の学部であっても同じ科目の試験(たとえば解剖学など)がある場合、難易度は同じになるようです。つまり、西洋医学の学部の解剖学の試験問題と、シッダ医学部の解剖学の試験問題は同じということで、形式的には代替医療学部の生徒も西洋医学部の生徒と同じ量の西洋医学を学ぶということです。

最近はアーユルヴェーダやホメオパシーに興味がありインドで学ぶ外人が増えているようですが、インドは代替医療を本格的に医学として学ぶには最高のシステムを持っていると私は思います。

アーユルヴェーダについては既に情報はたくさんあると思うので、他の医学について私の知っていることを参考に書いておきますね。
 
◎ホメオパシー:
ホメオパシーは200年前ドイツの医者サミュエル・ハーネマンによって創設された画期的な治療法で、世界中に広まっています。

日本では認知度が低いのは、残念ながら良いホメオパスが居ないからと考えられます…。インドのホメオパシーの教育制度は非常にレベルが高くホメオパスの質も世界一だと言われています。普及率も、ケララ州では乳幼児はすべてホメオパシーの医者にかかるようなのでかなり高いといえると思います。

私自身も体の調子を壊したときは一番最初にホメオパシーの医者にかかります。その効果は凄まじく、風邪や食中毒は西洋医学の注射なんかよりずっと早く良くなるのを私は実感しています。

西洋医学では治すのが非常に難しく、アーユルヴェーダやシッダでも治りづらい、薬剤依存(向精神薬など)、IBS、慢性便秘、慢性の咳…

私は実際にこの眼で、他の医療システムでは治すのが難しい病気がホメオパシーでは簡単に治っているのを見てきました。

ホメオパシーは21世紀の医学であり、可能性が無限にある医学であることを私は確信しています。また、アーユルヴェーダやシッダは”西洋医学よりは”ホリスティックであるかもしれませんが、病名を診断してそれに対しての治療をするという点で西洋医学と同じです。

その点、ホメオパシーは“その人の現在の状態”に対して薬を出すので、はっきり言ってホメオパシーのがずっとホリスティックです。

日本のごたごたに惑わされず、インドで世界最高レベルのホメオパシーの教育を受けた日本人ホメオパスが誕生することを私は願っています!!

インドでのホメオの勉強は、世界の代替医療界にとってすごいチャンスだと思いますよ!

また、勉強するにも英語だけで、アーユルやシッダのように言語の問題がないのも利点だと思います。
 
シッダ医学はまったく認知されていませんがアーユルヴェーダより古いと言われ(12000年と言われている)現在注目されているアーユルヴェーダでは治せない病気を治せる薬や治療法がたくさんある非常に高度なはずの医学です。

アーユルヴェーダは、アーリア系ブラミンカーストの聖職者たちが、タミル語の聖典を翻訳したものであると言われ、その証拠にシッダでは重要視されている動物と毒物を使った治療法が欠けています。その理由は、彼らはプージャを行う身分であったため、毒物や動物に触れられなかったからといいます。

なので、南インドの人たちには、「シッダ医学ではアーユルヴェーダで治せない病気が治せる」と認識されています。(もちろん、アーユルヴェーダにあってシッダ医学にない治療法もたくさんあるようですので、そのあたりはあしからず…私が指摘したいのはシッダ医学はアーユルヴェーダのルーツであるという点です)
 
シッダ医学で重要な聖者のボーガルは中国で後に老子になったと言われているしヨーガの祖であるパタンジャリもシッダ医学に貢献した聖者の一人です。

また、アメリカなどで認知度が上がっているナチュロパシーはアーユルヴェーダなどのそれぞれの医学に存在する療法を都合よく編集したものであることを考えても、シッダ医学はこの世界にあるメジャーなかなり多くの医学のルーツであるといえます。
 
もちろんヨーガ、マルマというツボに近い療法やツボを痛めた場合の治療法もあるし、祈祷やマントラを使って治す方法もあります。(アーユルヴェーダや中医学でもあると思いますが)
 
また、その根本にある哲学は、現在普及してきている(?)ニューエイジ・スピリチュアリズムよりももっと精密で詳細で根源的なものであり、スピリチュアルです。
 
普通に西洋医学でもすごい知識の量で、伝統医学の世界は、最近の医療界でも注目されている訳でこれも膨大な宇宙のような知識で言いかえれば、この地球上に存在する科学の最高峰といえる医学を東も西も一気に学べるのです!

私も大学には耐えがたい仕打ちを受けている毎日ですがこれほどの知識を得られる場が他に思いつかないのでここに居ます(笑)
 
医学の可能性としては、最近ではタミル政府がシッダ医学を使ったデング熱の治療法を発表したり、WHOのHIVプロジェクトでシッダ医学の薬をアフリカで使い、成果を出したという実績があります。またうちの大学病院だけでも症例は多くはないですが癌や乾癬がほぼ完治したケースもたくさん報告されています。
 
◎ナチュロパシー&ヨーガ: 
私は詳しくは知りませんが、ナチュロパシーは”薬を使わないで治す治療法”ととれると思います。その効果は私は詳しくは知りませんが、私の知り合いはマラリアにかかり、ナチュロパシーの政府病院で治しましたが完治しました。
 
インドのナチュロパシーの利点は、ヨーガ療法が含まれているということです。
どのような病状にどのようなヨーガがいいかという、ヨーガの処方箋を出すことができるのです。
ナチュロパシーには他の医学のような、「教科書」「聖典」は存在せず、他の医学のいいとこ取り、というイメージを私はもっています。少し聞いたところによれば、食事療法、レイキ、日光浴、シッダ医学からとったスチームバスなども含まれているとか?

食事療法などのコンセプトはシッダやアーユルヴェーダからとったかもしれないと考えられるのでその深さにおいては疑問があります。
 
私の知り合いに2人ナチュロパシードクターがいますが、二人とも医療の実践はしておらず、一人はビューティーパーラー、一人はマーシャルアーツ道場を開いていますしあまりナチュロパシーのクリニックは見かけないところから考えても、将来的には医者よりも別の仕事が見つかりやすい学問かも?
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