09日 殉教者,聖ラウレンツィオの前日

 
 
In Vigilia Sancti Laurentii, Martyris
 
 
殉教者,聖ラウレンツィオの前日 Vigiliae communes
 
(8月9日・普通前日〈〉)
 
 

 

ミサ聖祭

 

(実際のミサは,だいたい祭主司祭と助祭・副助祭・聖歌隊によりラテン語で唱えられるか,歌われる)

(ここでは,ミサ通常文の大部分は省略され,この聖人を祝うための特別な部分のみが記載されています)

 
 
 
 

入祭文

  
(詩編・第111篇9節)
 
かれは,惜しみなく与え,貧しい人々に分ける.
かれの正義は代々にとどまり,その勢力は,光栄に至る.
 
 
(詩編・第111篇1節)
 
主をとうとびおそれ,神の掟を守ることをよろこびとする者は,
幸(さいわい)である.
 
 

祭主司祭 願わくは,聖父(ちち)と聖子(こ)と聖霊とに光栄あれ,

侍者又は助祭 はじめとおなじく,今もいつも,世々に.アメン.

 
 
かれは,惜しみなく与え,貧しい人々に分ける.
かれの正義は代々にとどまり,その勢力は,光栄に至る.

 

 
栄光誦
(なし)
 
 
集祷文
 
主よ,われらの祈願をききいれ,
われらが前日を祝う主の殉教者,聖ラウレンツィオのとりつぎにより,
御慈悲をもって,われらをあわれみ給え.
 
神として,聖霊との一致において,御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子(こ),イエズス・キリストによりて, 
 
侍者又は助祭 アーメン.
 
 

第二の集祷文

(聖ヨハネ・マリア・ヴィアンネの記念)
 
全能あわれみの神よ,御身は,聖ヨハネ・マリアを,
その牧者としての熱誠によって聖とし,
祈りと苦業とを実行させ,休むことなく,はたらかせ給うた.
願わくは,この聖人の模範ととりつぎとにより,
兄弟らの霊魂をキリストに向けさせ,われらをかれらとともに永遠の至福に至らせ給え.
 
その同じわれらの主,イエズス・キリスト,
神として,聖霊との一致において,御身とともに世々に生きかつ治め給う聖子によりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 
 

第三の集祷文

(聖ロマノの記念)
 
全能の神よ,願わくは,
主の殉教者,聖ロマノのとりつぎにより,
われらの身体を,すべての患難よりすくい,われらの霊魂を邪心より浄め給え.
 
神として,聖霊との一致において,御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 

 
 
朗読
 
(智慧の書の朗読〔集会書,第51章1-8節,12節〕)
 
わが主,わが王,私は御身に感謝し奉る.
わが救主(すくいぬし)なる神,御身をほめ奉る.
私は,御名をたたえ奉る.
 
主は,私のたすけ,私の保護者となり給うた.
主は私の身体を,
亡びから,不義の舌のわなから,いつわりをいう人の口からすくい出し,
敵のまえで,私をまもって立ちたもうた.
 
主は,かぎりなくその御あわれみによって,
私をくおうとしてうなる者から,
私の命を奪おうとする者の手から,
私をとりかこむすべての患難から,
私のまわりの猛烈な火から,
うそに汚された舌から,
悪人の王,いつわりの舌から,
私をすくい出し給うたのである.
 
私の心は,死の日まで,主をたたえるであろう
主は,希望を失わぬ人々をすくい出し給う.
わが神なる主よ,主は,なやみの時に,私を解放し給う

 

 
 
昇階誦
 
(詩編・第111篇9,2節)
 

かれは,惜しみなく与え,貧しい人々に分ける.かれの正義は世々にとどまる.

 

祭主司祭

かれの子孫は,地に勢力をはるであろう.義人らの子孫は祝せられる.

 
 
 

 

聖福音
 
(マテオによる聖福音の続誦〔第16章24-27節〕)

 

そのとき,イエズスは,弟子らにいい給うた,
 
私にしたがいたい人は,
自分をすて,自分の十字架を負って,
私にしたがえ
 
自分の生命(いのち)を救おうとおもう者は,これを失い,
私のために生命(せいめい)を失う者は,これを得るであろう
 
人は,全世界をもうけても,もしその霊魂を失うならば,なんの益があろう.
また人は,その霊魂のかわりに何をあたえ得よう.
 
人の子(=キリスト)は,
父の光栄のうちに,その天使たちとともにくるであろう.
そのとき,おのおのの行いにしたがって報いを与えるであろう.」
 
 
 

 

奉献文
 
(ヨブ記・第16章20節)
 
私の祈りは清い,
故に私の声が天にのぼることをこい願う.
天には,私の審判者,
私を心の底まで知り給う御者が在(ましま)す.
私の祈りが,主にとどかんことを.
 
 
 
密誦
 
主よ,われらのささげ奉るいけにえを,
御慈悲をもってうけいれ,
主の殉教者,聖ラウレンツィオのとりつぎにより
われらの罪の鎖を破り給え.
 
神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 
 
 

第二の密誦

(聖ヴィアンネの記念)
 
主よ,主の聖人らを記念して,われらは,讃美のいけにえをささげ奉る.
これによって,いまと来世とにおいて,われらを悪より解放し給うことを信頼し奉る.
 
神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 
 
 

第三の密誦

(聖ロマノの記念)
 
主よ,われらの供物と祈りとをうけいれ,
この天の奥義によってわれらを浄め,
御慈悲をもって,われらの願いをきき給え.
 
神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 
 
 
序誦 
 

(通常の序誦〔序誦14番〕)

 

聖なる主,全能の父,永遠の神よ,
われらが,われらの主キリストによって,
いつも,どこにても,主に感謝をささげるのは,
実にふさわしく正しいことであり,われらの義務と救いである.
 
かれによって,天使らは,主のみいずをほめたたえ,
主天使は礼拝し,能天使はふるえおののく.
天と天の力天使と,福なる熾天使は,共によろこび,それをたたえ奉る.
願わくは,かれらの声に,われらの声をも交えさせ給え.
われらは深く礼拝しつつこう歌うであろう.
 

三聖頌

 
聖なるかな,聖なるかな,聖なるかな,
万軍の神なる主.天と地とは,その光栄にみちあふれる.
いと高き天にホザンナ.
主の御名によって来給う御者(おんもの)は,祝されよ.
いと高き天にホザンナ.
 
 
 
聖体拝領
(マテオ聖福音・第16章24節)
 

私に従いたい人は,自分をすて,自分の十字架を負って,私に従え

 
 
 
 
聖体拝領後の祈
 
わが神なる主よ,願わくは,この儀式をもって,
主の殉教者聖ラウレンツィオを祝うと同じく,
永遠においてかれと逢(あ)うよろこびをも,
われらに与え給え.
 
神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて, 
 
侍者又は助祭 アーメン.
 
 
 
 +++
  
 

(参考メモ)

 

殉教者,聖ロマノ〈赤〉

 

聖ロマノは,ローマ軍団兵であった.

聖ラウレンツィオの殉教のときの信仰と勇気とを見て回心し,

自分も殉教した.(258年)

 

(聖ロマノを祝うミサ聖祭は別ページに追加します)