06日 主イエズス・キリストの御変容

 
 
 

 

Transfiguratióne Dómini Nostri Iesu Christi

 
主イエズス・キリストの御変容
 
(祝日:8月6日〈二級大祝日-II Classis〉)
 
 
 
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5世紀以来,東方教会で行われていたこの祝日は,
 
1457年,カリスト三世教皇によって,全教会の祝日と定められた.
 
苦難と恥辱の御受難がせまったとき,イエズスは使徒らをつよめるために,
 
中でも権威のある3人を選び,
 
御自分が御父のもとに有する光栄の一端を,示し給うたのである.
 

本日記念するこの主の出来事は,〈聖福音〉に記されている.

 
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ミサ聖祭
 

(実際のミサはだいたい祭主司祭と助祭・副助祭・聖歌隊によりラテン語で唱えられるか,歌われる

(ここでは,ミサ通常文の大部分は省略され,この聖人を祝うための特別な部分のみが記載されています)

 
 
 
INTROITUS
入祭文
 

(詩編・第76篇19節

主の輝かしい出現はこの世を照らし,地はうごきふるえた.

 

詩編・第83篇2-3節

万軍の主よ,主の家は愛すべきものである.
私の心は,主の家に入ろうとのぞんで,たえいるばかりである.

 

祭主司祭 願わくは,聖父(ちち)と聖子(こ)と聖霊とに光栄あれ.
はじめとおなじく今もいつも,世々に.アメン.
 
 

主の輝かしい出現はこの世を照らし,地はうごきふるえた.

 
 
GLORIA
栄光誦
 
GLORIA in excélsis Deo et in terra pax homínibus bonæ voluntátis.
  Laudámus te. Benedícimus te. Adorámus te. Glorificámus te.
 Grátias ágimus tibi propter magnam glóriam tuam.
  
Dómine Deus, Rex cæléstis, Deus Pater omnípotens.
 Dómine Fili unigénite, Jesu Christe.
 Dómine Deus, Agnus Dei, Fílius Patris.
  
Qui tollis peccáta mundi, miserére nobis.
 Qui tollis peccáta mundi, súscipe deprecatiónem nostram.
 Qui sedes ad déxteram Patris, miserére nobis.
  
Quóniam tu solus Sanctus.
 Tu solus Dóminus.
 Tu solus  Altíssimus,
  
Jesu Christe, cum Sancto Spírituin glória Dei Patris.
 
Amen.

 

天においては天主に栄えあれ.地においては善意の人に平安あれ.
 われら主をたたえ,主をあがめ,主を礼拝し,主を賛美したてまつる.
 主の栄えの大いなるがためにつつしみて感謝したてまつる.
 
主なる天主,天の王,全能の天主なる父.
 おんひとり子なる主イエズス・キリスト.
 主なる天主,天主の子羊,父のおん子.
 
主は世の罪を除きたもうにより,われらをあわれみたまえ.
 主は世の罪を除きたもうにより,われらの願いを聴き入れたまえ.
 主は父の右に座したもうにより,われらをあわれみたまえ
 
そは主イエズス・キリスト,唯一の聖,唯一の主,唯一の至高者にてませばなり.
 主は聖霊とともに天主なる父の光栄にましましたもうなり,
 
アメン.
 
 
COLLECTA
集祷文
 
御独子の光栄ある御変容において,
信仰の奥義が太祖の証認をうけることをのぞみ給い,
光の雲の中から発せられた御声によって,
不思議にも子らの完全な世嗣(よつぎ)を約束し給うた神よ,
御慈悲をもって,われらを,光栄の王の遺産と勝利とにあずからせ給え.
 
その同じわれらの主,イエズス・キリスト,神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給う聖子(こ)によりて,
 

侍者又は助祭 アメン.

 
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〔私誦ミサ - At Low Mass - の時のみ〕
第二の集祷文
 
(聖シクスト二世,聖フェリチシモ,聖アガピト等諸殉教者の記念)
(多数殉教者の第二ミサ〈赤〉)
 
主の聖なる殉教者,
シクスト二世,聖フェリチシモ聖アガピト等諸殉教者の祝日われらに祝わせ給う神よ,
願わくは,永遠の幸福のうちに,かれらと交わるよろこびを,われらに与え給わんことを.
 
神として,聖霊との一致において,御身とともに世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,
聖子,イエズス・キリストによりて,
 

侍者又は助祭 アーメン.

 
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EPISTOLA
書簡
 

(EPISTOLA BEATI PETRI APOSTOLI SECUNDA 1: 16-19)

使徒聖ペトロの,書簡の朗読〔後書(第二の書簡)第1章16-19節〕
 
いと愛する者よ,
我々は主イエズス・キリストの力と来臨とを知らせたとき,
たくみなつくり話を用いなかった,
我々はそのみいずの目撃者であったからである.
 
おごそかな光栄の中から
これは私の愛子である,私は彼を嘉(よみ)すると声があって,
主は父なる神から,ほまれと光栄とを受け給うたのである.
 
我々も,彼とともに聖なる山(タボル山)にいたとき,
天から来るこの声を聞いた.
 
こうして,我々は予言の言葉に深く信頼をおいた.
 
夜明けがはじまり,あけの明星があなたたちの心にのぼるまで,
くらきにかがやくともし火として,予言の言葉にたえずより頼むのはよいことである.
 
 
 
GRADUALE
昇階誦
 
詩編・第44篇3,2節

あなたは,人の子らにまさって美しく,あなたの口には愛らしさがそそがれている.

 

祭主司祭

私の心からは,すぐれた讃美がわき出た.私はいう,私の行いは王のためであると.

 

 

ALLELUIA
アレルヤ誦 
 
アレルヤ,アレルヤ,
 
祭主司祭 (智書(知恵の書),第7章26節)
かれは,永遠の光のかがやき,神の仁慈(いつくしみ)のすがたくもりなき鏡である,
アレルヤ.
 
 

 

SANCTUM EVANGELIUM
聖福音

 

(EVANGELIUM SECUNDUM MATTÆUM 17: 1-9)

(マテオによる聖福音の続誦〔第17章1-9節〕
 
 そのとき,イエズスはペトロとヤコボとその兄弟ヨハネとをつれて,
離れた高い山に登り給うた.
 
そして彼らの前で変容し,御顔は日のように輝き,御衣は光のように白くなった.
見よ,モイゼとエリアが,彼らに現れ,イエズスと語り合っていた
 
ペトロが口を切ってイエズスにいった,
「主よ、私達がここにいるのはよいことです,
思召(おぼしめし)ならば,私はここに三つの幕屋を造りましょう.
一つは御身のために,一つはモイゼのために,一つはエリアのために.」
彼がなお話しつづけていたとき,見よ,光る雲が彼らをおおうた.
 
また雲から声がして,
これは私の愛子(いとしご),私の嘉(よみ)するものである.これに聞け」と.
 
弟子らはこれをきいて倒れ伏し,非常におそれた.
イエズスが近づいて彼らにふれ,「起きよ,おそれるな」とおおせられたので,
彼らが目をあげると,イエズスの他には誰も見えなかった.
 
山を下るとき,イエズスは彼らに命じて,
「人の子が死人の中からよみがえるまでは,見たことを誰にもいうな」といい給うた.
 
 
 
CREDO
信経
 
CREDO in Deum Patrem omnipoiténtem,
Creatórem cæli et terræ;
 
et in Iesum Christum,
Fílium eius únicum, Dóminum nostrum,
qui concéptus est de Spíritu Sancto,
natus ex María Vírgine,
passus sub Póntio Piláto,
crucifíxus, mórtuus et sepúltus:
descéndit ad ínferos:
tértia die resurréxit a mórtuis:
ascéndit ad cælos,
sedet ad déxteram Dei Patris omnipoténtis:
inde ventúrus est indicáre vivos et mórtuos.
 

Credo in Spíritum Sanctum,

sanctam Ecclésiam cathólicam,
sanctórum communiónem,
remssiónem peccatórum,
carnis resurrectiónem,
vitam ætérnam.
 
Amen.

 

われは,天地の創造主,全能の父なる天主を信じ
 
またその御独り子,われらの主イエズス・キリスト,
すなわち,聖霊によりて宿り,
童貞マリアより生まれ,
ポンシオ・ピラトの管下にて苦しみを受け,
十字架につけられ,死して葬られ,古聖所にくだりて,
三日目に死者のうちよりよみがえり
天に昇りて,全能の父なる天主の右に座し,
かしこより生ける人と死せる人とを裁かんために来たり給うを信じ奉る
 
われは聖霊
聖なる公教会,
諸聖人の通功,
罪の赦し,
肉身のよみがえり,
終わりなき命を信じ奉る
 
アーメン.
 
 
OFFERTORIUM
奉献文
 

詩編・第111篇3節

光栄と富とは,主の家にあり,その正義は世々にのこる,アレルヤ.

 
 
 
SECRETA
密誦
 
主よ,願わくは,
御独子の光栄ある御変容の日において,ささげたてまつる供物を聖とし,
その御光栄の反映によって,われらの罪の汚れを浄め(きよめ)給え.
 
その同じわれらの主,イエズス・キリスト,神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給う聖子(こ)によりて,
 

侍者又は助祭  アメン.

 
〔私誦ミサ - At Low Mass - の時のみ〕
第二の密誦
 

(聖シクスト二世,聖フェリチシモ,聖アガピト等諸殉教者の記念)

 

主よ,われらは,敬虔(けいけん)な供物を主にささげ奉る.

願わくは,主の聖人らへの尊敬によって,これをよみ(嘉)し給い,

御慈悲によって,これをわれらの救いのもととなし給え.

 

神として,聖霊との一致において,御身とともに

世々に生きかつ治め給うわれらの主よ,

聖子,イエズス・キリストによりて, 

 

侍者又は助祭 アーメン.

 
 
 
PRÆFATIO
序誦
 
通常の序誦〔序誦14番〕
VERE dignum et justum est, æquum et saltáre,
nos tibi semper, et ubíque grátias ágere:
 
Dómine sancte, Pater omnípotens, ætérne Deus:
per Christum Dóminum nostrum.
 
Per quem majestárem tuam laudant Angeli,
adórant Dominatiónes, tremunt Potestátes.
Cœli, cælorúmque Virtútes ac beáta Séraphim
sócia exsultatióne concélebrant.
 
Cum quibus et nostras voces, ut admítti júbeas,
deprecámur, súpplici confessióne dicéntes:

 

聖なる主,全能の父,永遠の神よ,
われらが,いつも,どこにても,主に感謝をささげるのは,
実にふさわしく正しいことであり,われらの義務と救いである.
 
かれによって,天使らは,みいずをほめたたえ,
主天使は礼拝し,能天使はふるえおののく.
天と天の力天使と,福なる熾天使は,共によろこび,それをたたえ奉る.
 
願わくは,かれらの声に,われらの声をも交えさせ給え.
われらは深く礼拝しつつ,こう歌うであろう.
 
 
SANCTUS
三聖頌
 
SANCTUS, Sanctus, Sanctus,
Dóminus Deus Sábaoth.
 
Pleni sunt cæli et terra glória tua:
Hosánna in excélsis.
 
Benedíctus qui venit in nomine Dómini:
Hosánna in excélsis.
 
聖なるかな,聖なるかな,聖なるかな,
万軍の神なる主.
 
天と地とは,その光栄にみちあふれる
いと高き天にホザンナ
 
主の御名によって来給う御者(おんもの)は,祝されよ.
いと高き天にホザンナ
 
 
 
COMMUNIO
聖体拝領
 

(EVANGELIUM SECUNDUM MATTÆUM 17: 9)

マテオ聖福音・第17章9節

人の子が死人の中からよみがえるまでは,見たことを誰にもいうな.

 
 
 
POSTCOMMUNIO
聖体拝領後の祈
 
全能の神よ,願わくは,
 
われらがかくも荘厳に祝い奉る御子の御変容の聖なる奥義を,
全く清められた心をもって,われらに味わわせ給え.
 
その同じわれらの主,イエズス・キリスト,神として,聖霊との一致において,
御身とともに世々に生きかつ治め給う聖子(こ)によりて,
 

侍者又は助祭  アメン.