*spinning~weaving*



坂口 里香  プロフィール


1960年 2月東京 四谷生まれ

母が手芸愛好家だったため、幼い頃から刺しゅう、編み物、縫い物を見よう見まねで始める。

1988年からシンガポール、英国ロンドン、タイ・バンコクに暮らす中で、
古い染織品に出会い蒐集を始める。

タイ在住時には、タイ北部、東北地方、ラーンナー文化圏の織りの村を度々訪れる。
特にコンケーン県の絹絣(マッドミー)を織る村には何度も足を運び、
家蚕を育てるところから糸作り、織りの工程を教わった。


2000年頃より、草木染めと織りを始める。

2002年に帰国。

2002年から、ウェブショップ「アジアの籠と布 Lom-Sam-Nuea」で
ゴールデントライアングルの手工芸品、ラオスの籠と古布の紹介販売を始める。
ヤオ族の刺しゅうパンツ、ラオスの蚊帳飾り布などの織物に関しては、
特に現在入手困難となった貴重な古布を数多く発掘してきた。


2012年~2018年、ウェブショップ 「antique quilt Green Knowe  」では、
イギリスとアメリカのアンティークキルトと古布の紹介販売をした。
これまであまり顧みられなかった、ひどく傷んだ19世紀以前のアンティークキルトの補修を始める。

2019年1月 ウェブショップ 「いとだま」をオープンして、
手紡ぎ糸、手紡ぎ手織り布、紡ぎ道具などの販売を開始した。
アンティークの紡ぎ車に魅せられ、長く大切にされてきた紡ぎ車たちを補修し、
今後は、多くの紡ぎ愛好家にアンティーク紡ぎ車の魅力を伝えていきたいと思っている。


何でも集めてしまう蒐集癖あり。
現在、リトアニア、ドイツ、スウェーデンなど4台のアンティーク紡ぎ車を所有している。

目下、獣毛、ヘンプ、コットンの糸紡ぎに夢中。




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第2回、第3回、第4回キルト日本展入選
2014年 横浜キルトウィークキルト展入選

2013年  NHK BS-1「ホット@アジア」にゲスト出演し、ヤオ族の刺しゅうについて解説をする。

訳書に「ヤオ族の刺しゅう」(アン・ゴールドマン 著 ホワイトロータス社)
著書に「ゴキゲン めいちゃん 森にくらす」コスモスライブラリー(夫との共著)がある。

「アジアのかわいい刺繍」(誠文堂新光社)に山岳民族の手工芸についてコラムを寄稿。
「世界のかわいいパッチワーク」(誠文堂新光社)にキルトを多数紹介。
「パッチワーク倶楽部」2014年11月号 特集「大人のパッチワーク」に紹介される。
「キルトジャパン」2018年秋号 連載「つなぐひと」に紹介される。


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紡いで染めて織って、ようやく形になった布。

その布を使ってくださった方から、

「こんな布を探していました。
家族のために丁寧に作られたような、心がほっと温かくなるような布を。」

と言われました。

とてもありがたい、嬉しい言葉でした。
普段着の布、日々の暮らしに寄り添うような布を作りたい、といつも思っています。

アジアの籠と布、アンティークキルト……
一見、あまり関係のないように思える二つのサイトを続けて
たどり着いてみると、全ては繋がっていました。

名もなき人たちが、ただひたすら家族のために、
丁寧に真心を込めて作りあげ、それから長い年月、大切に使われてきたもの。

そうしたものには魂が宿り、
しだいに自信にあふれたオーラが輝き始めます。

そんな古い籠や布たちの魅力に導かれながら、
糸を紡ぎ、布を織っています。



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